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機関紙「全運輸」12月20日号(912号)

    要求で団結し、職場に真の労働組合をつくろう 国民のための行政を確立しよう    


二八万筆の署名をステップに国民との共同をひろげよう!!12・3行革闘争中央行動
 十二月三日、九九秋季年末闘争の中心的なとりくみとして、国公労連の提起する「十二・三行革闘争中央総決起行動」が、霞が関を中心として早朝から展開されました。
 この日は晴天に恵まれたものの、最低気温も五・八度と寒い一日でしたが、全国から集まった上京団と共に、総務庁前行動、国会請願行動、総決起集会など積極的に行動にとりくみました。



 十二月三日、国公労連、全運輸は国民犠牲の「行革」に反対する独自のたたかいとして、この秋最大規模の「十二・三行革闘争中央総決起行動」にとりくみました。
 国公労連は、各ブロック・県国公からの上京団を組織しての特段の体制を具体化したため、全運輸も、全国から各支部二名の上京団を組織し、在京支部とともに積極的に行動に参加しました。

 寒風の中、各駅頭ビラ配布にとりくむ

 この日は、朝八時三〇分から霞が関、東京駅、有楽町、新橋を中心とした駅頭宣伝行動にとりくみ、全運輸の担当である東京駅八重洲北口では、全司法の仲間とともに本部を中心に一〇名が参加しました。

 全国会議員、政党、マスコミに訴える

 一〇時三〇分からは全国会議員を対象とした「議員要請行動」、「政党要請行動」、「マスコミ要請行動」にとりくみました。全運輸は在京支部を中心に十八名が参加して八〇名の国会議員、共産党、テレビ朝日に対して要請を行い、「国家公務員の二五%定削反対。社会保障、医療、研究等の国民サービスの充実等」を訴えました。

 総務庁に二八万筆の署名提出

 議員要請行動と並行して十一時から「総務庁前要求行動」にとりくみました。全運輸からは、在京支部を中心に一一九名が参加し、要求行動終了後には総務庁行政管理局交渉も行われました。この席上、国公労連は「二五%定削反対署名」二八万四千二七一筆分、全運輸からは、四万二千二五六筆を総務庁長官に対して提出し、業務に見合った増員の実現と定員削減計画の中止を訴えました。

 国会前で怒りのシュプレヒコール

 この後、日比谷公園西幸門に場所を移し、上京団行動参加者も合流して、全体で約千五〇〇名が旧永田町小まで国会請願デモ行進を行いました。
 この日は、独法個別法の五九法案ほか関係法案の審議が参院行革特別委員会で始まったこともあり、衆院段階での短時間審議や議員の委員会不在などに対する強い怒りの声が、参加者の「国会は徹底審議を尽くせ」のシュプレヒコールに現れ、力強い行進が続きました。

 全国の仲間とともに総決起集会開催

 最後に、場所を九段会館に移し、午後二時から「行政サービス切り捨て・労働強化の二五%の定員削減反対!国公労連行革闘争十二・三総決起集会」が行われました。集会には、十三単組・九ブロック・四〇県国公から千一五〇名の仲間が結集し、全運輸からも一六七名が参加しました。
 冒頭、国公労連藤田委員長からは、「行政の現場に働く労働者の雇用と身分・労働条件を守り抜くこと」を目的に、国民と一体的にとりくむことの重要性を訴えました。
 集会では、全労連熊谷副委員長、共産党松本善明衆院議員、JMIU日産自動車支部村山分会須藤分会長等が激励と連帯の挨拶を行い、全医労、東北ブロックから決意表明がありました。
 集会は、最後の藤田委員長の「団結ガンバロー」で閉めた後、全運輸も締めの集会を行って一日の行動の幕を閉じました。
 試練を乗り越え 職場地域でたたかおう!! 


 自衛隊機墜落事故による大停電は「電動都市もろさ露呈」と報じられた。医療では手術や酸素吸入器の停止により職員が自家発電用の軽油を買い走り給油しながら対応、現金自動預け払い機の停止、エレベーター停止、列車の運休や遅れ、信号機が消え大渋滞の発生等、首都圏のライフラインを切り刻んだ。一般家庭も相当な混乱だったろう▼その原因を東京電力は「停電回避のための迂回ルートが大規模事故で主ルートと同時に切断された」とし、「想定外の事態」と発表した▼危機管理とは想定外の事態に的確に対応するためのものである。幸いに関係者の奮闘で人命は守られたが、ライフラインには想定外の事態は許されない▼この一連の報道には混乱がなかった「航空交通」に係わる記載がない。大停電地域には一日に三千機の航空機を取り扱う東京航空交通管制部があるにも係わらずだ。まさに同管制部の危機管理が如何なく機能した結果だ。関係組合員の不断の奮闘を心から賞賛したい。溜飲が下がる思いだ。(S)




1999年をふりかえる
「不況」・「不安」に負ケズ
今年も1年ガンバリました!

  思いでの夏

 千年紀最後はユーラシア大陸へ、中国の長城はあまりにも雄大で感動ものだった。九九年夏! 北海支部の仲間と行った海外旅行の思い出を綴りたい。
 北京空港までは雲上だったし、乗客がアジア人ばかりなので外国へという感じはなかったものの、空港の外はスモッグのような空気がただよって、少しめまいがしそうな気配。やっぱり日本ではないなと逆の意味で感慨に耽った。道はまっすぐに都心へ続き、ホテルに入ってから街をぶらつく。首都なのに商都でない…これでは夜はつまらない。
 翌日からがメインだ。長城を登っての雄大な風景は言うまでもないが、ここには観光客を狙っての多くの商人がいる。腐った缶コーヒーを飲まされそうになったのには驚いた。これがなんと数百円もする。人種が入り交じっての万里の長城はさながらこの千年紀最後の地球の姿だ。次の千年紀よ平和であれ!

 北海支部 池上 孝義通信員 

  組合の役割を自問

 私は、今年の七月まで本局分会で組合活動を行っていましたが、八月から支部の副支部長として活動することとなりました。
 よろしくお願いします。
 分会当時は県国公、地区労連の地域における学習会等の各種行動に参加したところですが、それぞれの単組によって状況が異なる他、公務側と民間側との考え方のギャップを痛切に感じました。
 また、今年の中央労働学校の「全運輸の歴史」についての講義により、他の組合と比較して恵まれた環境下にあることも知ることができました。
 今は、行政改革の名のもと、省庁再編を初めとし各種制度の改悪等々私たちはもとより国民を取り巻く環境は悪化の一途を辿っており、組合の果たさなければならない役割も大きくなっていると感じています。

 新潟支部 岩野 裕功通信員 

  ライオンとヌー

 アフリカのサバンナで日夜繰り返されている生と死のたたかいの様子を、よく茶の間のテレビで観ることがある。お腹を空かしたライオンがヌーの大群を襲うシーンである。ライオンは先ずヌーの大群に突進し群を分散させる、さらに群から外れた一頭に狙いを絞り攻撃をかけるのである。難を逃れたヌーの大群は何事もなかったかのように新しい草原を求めて移動していく。
 なぜか、今の私はこの群から外れたヌーの心境である。容赦なく組織を分断され、筋のとおらない独法へと着実に進んでいる。また、ライオンとは違い独法の攻撃は止まることがない。味をしめた政府は腹を満たすことはない。
 せめてヌーのようにライオンの血となり肉となるのであれば救いもあるのだが、はたして独法は国民のためになるのだろうか、そこが問われなければならない。

 九州陸運支部 山村 澄雄さん 

  中国地方を完全制覇?

 「きびだんごからもみじまんじゅう」。どちらをもらってもあまりうれしくないかもしれませんが、これが今年の私の一大事です。
 四月に希望が叶って、岡山から広島に転勤。
 同じ中国地方、隣県への異動のため大きな混乱もとまどいもなく、自分では既にすっかりとけ込んでいるつもりでおります。
 おまけにこのたび支部デビューも果たしました。
 ○年前、修学旅行で訪れた広島に住むことになろうとは当時思ってもみませんでしたが、こうして大人になって同じ場所に立つのも感慨深いものです。
 ということで、今年もことごとく一緒に転勤しているサラリーマンの夫とともに、海を越え、山を越え、中国地方の観光地制覇に励んだ一年となりました。
 来年はもうちょっとゴージャスに海外にでも行きたいなあ。

 中国航空支部 白木原 かほる通信員 

  初めての街頭署名

 今年、一番、印象に残ったのは、街頭署名運動に参加したことです。「国家公務員二五%定員削減反対署名」で、名古屋の中心街、栄の街頭に立ちました。
 今まで組合活動でビラ配りをしたことはありましたが、街頭で署名連動をしたのは初めてです。休日ということもあり、街にはいろいろな人が歩いています。ショッピングのために県外から名古屋に来ている人、これから部活動に行くという高校生、中には昔話を延々と話してくるおじいさんもいました。
 一筆を獲得する難しさをひしひしと感じましたが、お忙しい中、足を止めて署名をして下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
 栄を歩いていたみなさん、ありがとうございました!!

 中部支部 江間 綾子通信員 

  出納簿お化けが出た

 「九九年を振り返って」というテーマを与えられると、普段はさほど考えてもいない様な固い文面を書こうとしがちですが、私の頭の中には固い文面を書けるだけの情報が入っていない様なので別の方向に目を向けることにします。北海道も今年一年は異常気象にみまわれ真夏日という暑い日差しが二週間以上も続いたか(例年は四日も続けば長い方)と思ったら、雪が降らない。スキー場のオープン予定が大幅に遅れている。
 平地に降雪があっても次の日には路面が顔を出す。スタッドレスタイヤはすり減るばかり。タイヤ交換をまめにやれば済むことなのでしょうが、それも面倒でやりたくない。
 こんな私が五〇〇名近い組合員の台所を預かっているわけで、パソコン相手に日夜、数字と格闘を続け夢の中にも出納簿お化けが!

 北海航空支部 海老名 正志さん 

  初冬の北海道

 季節はすでに初冬ですが、北海道の釣り人が最も熱く、燃える季節でもあります。何故かというとこの時期(十一月から十二月)は、産卵期を迎えた大型のアブラコ、カジカ、ホッケ等が沖から沿岸に寄ってくるからです。今回はこのなかでカジカというお魚について、お話したいと思います。この魚はなかなか売ってはいないので、その姿を思い出す人はいないかもしれません(切り身は結構売ってます)。簡単にいいますと清流などに生息するカジカ、そうあれの巨大化したのと考えてくれて結構です。体長四十cmから大きいもので六十cmを越えるものも確認されています。味は白身で油がのり、この季節お鍋に最適です。私もこの時期、休日はいつもこのカジカを狙って、日高沿岸から襟裳近辺まで足をのばします。写真は昨年の十一月に日高で釣れた五十二cmの大物です。是非、皆さんもこのカジカ釣りに挑戦してみてはいかがですか。

 北海航空支部札幌分会 納谷 多恵志さん 

  カヤックでツーリング?

 西表島のマングローブの生い茂る秘境を、シーカヤックでツーリングしたい。  二年前沖縄への赴任が決まった時、私はそう思いました。なかなか機会に恵まれず二度目の夏を迎えた今年、職場の先輩から一度乗ってみないかとのお誘いがあり、いそいそとビーチへ出かけました。そしていよいよカヤック初体験。
 パドルを持って乗り込んだとたん、一秒ともたずに沈(ひっくり返る事)。想像以上に不安定で、まともに座ることさえ出来ません。それでもふらつきながらなんとか乗り込み、そして漕ぎはじめても、船はその場をぐるぐるまわってばかり。一時間ほど悪戦苦闘を繰り返し、へとへとになりその日は終わりました。「優雅なカヤックツーリング」への道のりはまだまだ前途多難ですが、来年こそは沖縄の自然をゆっくり満喫したいと思っています。

 沖縄航空支部 片山 伸次通信員 

  献血が出来ない!

 一年前に献血に行ったときに事前検査で引っかかり「献血出来ません。一度病院に行って検査してもらった方がいいですよ」と言われました。
 次の休みの日に病院に行き検査を受けると「太りすぎです。痩せましょう。今なら痩せれば自然に治ります」と言われました。
 そこでしかたなくダイエットを始めることにし、ジムに通い始めました。しかし怠け者の上に食べることぐらいしか楽しみのない人間ですから、なんだかんだと理由をつけてはさぼりがちだったジムも定期的に行くようになり、それにあわせて生活リズムそのものが変わってくると、じわじわと体重は減って来て、ついに献血が出来るような正常値の身体になりました。
 このままじわじわとでも続けて行けば…、と思っていたら急に支部の執行委員をやれという話、今せっかくいい感じになってきたところだからとお断りしたのですが是非にということで断り切れずにお引き受けすることになりました。始めてみると思っていたとおりで、ジムもお休みすることが多くなり、ここ二ヶ月は一回も行かずに月会費を払うだけになり、減っていた体重もじわじわと増えて来てしまいました。

 近畿航空支部 山川 拓通信員 

  労働条件切下げ阻止

 昨年末の太田総務庁長官と川崎運輸大臣の政治決着による「国が行う検査場における自動車検査」を独立行政法人化することとなり、非常に重苦しい新年のスタートとなりました。三月から五月にかけて独立行政法人化に関する本部オルグで意志統一を図るとともに、国公労連に結集する仲間とともに「独立行政法人化を告発する学習・決起集会」に参加するなどたたかいをすすめてきましたが、政府は第一四六回臨時国会に独立行政法人個別法案を上程し早期成立をもくろんでいます。
 一方、当支部では最近四年間で九名もの職員が死亡しており、心の病を含めた職場環境がもたらす定員削減等労働条件切り下げ阻止にとりくんでいくことが必要であり、国民を無視した独法化等行政改革及び規制緩和の阻止にむけたたたかいをつよめていきます。

 関東支部 神戸 秀雄さん 

  私の「明」と「暗」

 今年一年を振り返って、一番ショッキングな出来事だったのは、『ボーナスカット・年収ベースで初のマイナス』となった九九人勧でした。まさか、公務員の給与が下がるなんて夢にも思っていなかったので、本当にがっかりし、また強い憤りを感じました。この他にも人減らし・合理化等辛い一九九九年だったような気がします。しかし、私にとって最も感動した出来事もありました。それは『春の選抜甲子園での沖縄尚学の優勝』です。私の郷土である沖縄勢の初の快挙でした。テレビで、優勝旗を手に選手たちが、グラウンドを一周する姿を見て、思わず涙しジーンときたあの感動は今でも忘れることができません。
 執行委員を務めて、まだ三ヶ月程しか経ちませんが、支部活動の事で頭がいっぱいでこれぐらいしか思いつきません。二〇〇〇年は、すばらしい年にしたいものです。

 九州航空支部 安谷屋 正祐通信員 

  将来は「安心」!

 九九年を振り返ってというテーマで機関紙の投稿依頼がありましたが、自分自身の出来事がこれといってないので、我家の猫の事を書きます。
 猫の名はメイ(MAY)です。一年半前の五月に妻と娘が貰って来ました。メイはシャム猫雑種のメス猫で、性格は飼い主に似て気が短く自分勝手です。
 貰った時は生後二ヵ月でミャーミャーと鳴いてばかりいて、これから先元気に育てられるか不安でした。  エサは朝と夕方の六時にやります。動く物にすぐジャレつくので、掃除機をかける時はヘッドにジャレついて時間が掛かります。けど、とてもかわいいです。
 家の中で飼っているため襖はボロボロ畳はバリバリです。また、予防接種やノミ退治も保険が効かずエサや砂も含め、経費もバカになりません。だけど家族の一員として、死ぬまで可愛がってやりたいねと話し合っています。

 中国支部 前田 眞治通信員 

  振り返ればグチ

 第一四五通常国会、後世の歴史家は、この国会をどう位置付けるのでしょう…。未曾有の経済不況、国・地方の借金合計が六百兆円、戦後最悪の就職難、中央省庁再編は組織・人減らし、年功序列から能力主義へと今までの価値観は崩壊。年金法は改悪、第二の職場もままならない、振り返れば愚痴ばかり…。
 もっと言えば、人事院のマイナス勧告、H2ロケット失敗、東海村の臨界事故、JRのトンネル落壁事故、「オウム」、「法の華」の悪行の数々、日債銀の強引な取り立て、幼児虐待、誘拐、テレビでは夫婦がののしりあい……世の中何か間違ってるんじゃないの!! こんなことは一九〇〇年代で終わりにしたい。二〇〇〇年代は「人生ってこんなに楽しいものなんですね」といえる時代にしたい。全国のみんな…団結して頑張ろうよ。
 (この季節、飲み会が多くても〜う大変。歌わにゃならぬ、踊らにゃならむ、身体がもちまへ〜ん)

 東北航空支部 菊池 努通信員 

  鯨海釣り日記

 うねる土佐湾の船釣りに怖気づいたか内海育ちの弱みそ釣り師、今回は宇和海のタイ釣りで先ず小手調べ。
 十一月十九日、海中公園でお馴染み、西海町から出船したのは五年前、今治支局時代に同じバンカーの玉を叩いたファー友四名、ご近所様や同僚の期待を背負い遣る気満々輝く瞳、特に高松から馳せ参じた中西さん、その甲斐あってか一投目から全員安打、もう船上はお祭り騒ぎ、三本針に二匹、三匹と付けば重いのなんの、前日新調した竿が折れやしないか心配顔は宇和島の青木さん、かたや電動リールに任せ釣りの高知の藤井さんは大物を抱く雄姿をカメラに収めるべく大忙しであった。

 四国支部高知海運分会 藤井 勉さん 

  人事院大魔王を倒せ

 今年はどこぞの大王も現れず、平穏無事な一年でした…と言いたいところですが、そこは組合紙ですから…人事院大魔王の実質マイナス勧告に腹が立つやら、情けないやら、今年ほど人事院の存在意義に疑問をもった年はありませんでした…。まあ実際、行革が推進されようとしているご時勢です、人事院自体の存続が危うくなるのではないかという危機感は理解できます。しかし労働基本権の代償機関である本来の意味を見失ってしまっては本末転倒ではないでしょうか? 国公の組織の中に人事院さんもいらっしゃいますからあまり過激なことは申しませんが、多くの公務員が人事院をどのような目で見ているのかをもっと真剣に考えていただきたいです。

 中部航空支部 児玉 貴通信員 

  健康が第一!

 今年を振り返って第一に思うのは、総務課の第二文書係長になり、支部の教宣担当者になったことでしょうか。職場の情報化や情報公開、行政サービスの向上の担当者となり、組合の要求と一致するものもあり、少し相容れない部分もあり、なかなか使い分けが難しいところがありました。当局交渉でも当局側の回答を聞き、心の中で「これは俺の仕事になるな」とか「もうちょっとうまく答えてくれ」と思いながら組合新聞用の速記をするのは妙な気分でした。
 いずれにしても定削が進み、最低限の要員しかいない今、仕事の面でも組合活動でも要員を確保するのが一番ですが、情報化等によりデスクワークを軽減し、みなさんの健康を第一に考える第二文書係長であり、教宣部長でありたいと思います。

 九州海運支部 高橋 太通信員 







自動車検査の独法化は要員確保が大前提!海運支局の一方的な再編整理は許さない!-第2回運輸部門委員会-

 十二月六〜七日、第二回運輸部門委員会が支部・本部合わせて四四名の参加で開催されました。
 委員会では、自動車検査の独立行政法人化に伴う要求実現に向けたとりくみを進めること、海運支局の再編整理を一方的に行わせないたたかいを強化することを確認し、自動車検査の独立行政法人について当局交渉を行いました。

 独法移行に四三〇名要員不足

 会議では、全運輸がおこなった検査職場における要員調査及び当局交渉の報告を受け、全運輸の要求について討議を行いました。要員調査結果では、全国で四三〇名不足することが明らかになりました。
 討議は(1)独法の組織要員体制のあり方(2)身分保障のための新たな自動車検査の導入(3)国と独法との協力体制のあり方(4)中期目標・中期計画、就業規則への組合要求の反映等について意志統一を図り、プロジェクトを立ち上げ、要求実現に向けてとりくみを強化することを確認しました。

 海運行政の火を消すな!

 海運支局の再編整理については、全支部から部門支部代表者会議以降のとりくみについて報告を行い、一方的な再編整理に反対するとともに、今後の海運支局のあり方についても前向きに議論していくことを確認しました。

 行政サービス低下を招かない要員の確保を!

 自動車交通局交渉では、要員調査結果をもとに「要員の確保、将来的な身分保障のための検査の高度化、中期目標・中期計画の策定、就業規則の制定」について追及しました。
 当局からは、「個別法が通れば具体的に組織・要員・資産をどうするのか検討し、平成十三年夏までには決めたい」「コース要員は一一〇〇名その内八割が独法のイメージをもっている」「効率化を工夫しても要員が不足する場合は増員で対応したい」「検査の高度化について業務改善プロジェクトで検討し将来的にも身分を確保したい」「中期目標についても組合の意見を聞きながら決めたい」との回答を引き出したものの、ほとんどが検討中で、具体的な回答はありませんでした。
 引き続き、各職場で要求実現のため継続的な交渉の強化等のたたかいが重要となっています。


航空保安業務の再編に向けて新たなステップ-第九九-二回航空部門委員会

 第九九―二回航空部門委員会は、十一月二九日から十二月一日の間、東京空港事務所A会議室において各支部・本部をあわせ一一七名の参加により開催されました。

 特地手当打ち切り阻止

 はじめに、新紋別空港出張所の特地勤務手当の廃止について、緊急打電行動や人事院要請行動等のとりくみにより、二〇〇一年三月三一日まで手当の継続がなされたことの報告がされました。また、Y2K対応についての航空局申し入れ、IFATCA地区会議、IFATSEA総会の報告等がされました。
 IFATSEA総会においては、昨年から要望されている総会の日本開催について、再度二〇〇三年開催の打診があり、本部門委員会において前向きに検討していくことが確認されました。

 白熱した討議

 議題では、第九九―一回航空部門委員会でのとりくみ方針を踏まえ、「空港処理容量」、「航空大学校の独立行政法人化」、「運用業務AP(アクションプログラム)21の推進実施計画」、「管通空港の管制化」、「航空交通管制部の業務の見直し」、「ローテーション等の人事管理」等について具体的な議論を行いました。
 ほとんどの議案が各職種の将来を左右する課題であることから真剣な議論が行われ、一部議案の修正はあるものの根幹部分については意志統一され次のステップに進むことになりました。しかし、「運用業務AP21」では、職場と原課における危機感のずれが報告されました。また、「ローテーンョン等の人事管理に関するとりくみ」では、ローテーンョン官署を縮小する方向で検討することを意志統一しました。
 最後に佐々木副部門委員長の閉会の挨拶により、二泊三日に及ぶ航空部門委員会を終え、二〇〇〇年一月に開催予定である第九九―三回航空部門委員会に向けとりくみを開始していこととなりました。


新しい旗のもと佐野分会発足
 佐野分会(栃木県佐野市)は関東支部傘下として、十二月二日に結成大会を行いました。  大会は十一月十五日に開所したばかりの真新しい庁舎において、本部から市川副委員長、横枕中央執行委員を来賓に迎えて開催しました。
 運動方針、財政方針を書く確認し、分会役員として分会結成にむけ奮闘された岩崎さんが分会長に、副分会長(書記長兼務)には見城さんが選出されました。岩崎分会長からは力強い決意表明があり、本部市川副委員長より分会旗が手渡されました。
 十四名の分会ではありますが、私たちの職場をとりまく情勢は厳しい状況にあることをふまえ、そのような攻撃をはね返すべく奮闘していきたいと思っています。今後も宜しくお願い致します。


管制権の早期返還を!

 十一月十一日に発生した嘉手納ラプコンのレーダーシステム障害で、延べ一五〇便、三万人の利用者に影響が出たことを受け、沖縄航空支部は十一月二六日に沖縄県庁を訪れ、稲嶺知事に対して管制権の早期返還を求め要請行動を行いました。
 要請に対応した親川知事公室長は、「県としても返還を求める姿勢に変りはなく政府に要請していきたい」と回答するなど私たちの主張に理解を示し、同行した県労連・中村議長が「同室長と初めて意見が一致した」と発言する一幕も見られました。
 中央においても外務大臣が「二七年間の暫定期間は長すぎる」との見解を示したり、運輸大臣が返還の要請に積極的な発言を行うなど、返還を求める声が高まっている今こそ、私たちの要求を大きく前進させるチャンスです。
 沖縄航空支部は、沖縄の空の早期返還を求め、今後もとりくみを強めていきたいと思います。

沖縄航空支部発



シリーズ
ともちゃん・やっちゃんの公務員の権利 どこへやら!(その4)
:労働基本権をもう一度整理すると、労働者の労働権と、団結権・団体交渉権・争議権であることから労働三権の総称ということになるんだよ!
:ストライキ権は争議権に含まれるの。
:ともちやん、日本国憲法第二十八条は、労働基本権として「勤労者の団結する権利及び団体交渉権その他団体行動をする権利」を規定しており、この団体行動権がストライキを含んだものとなっているんだよ。
:ストライキ権は、どんな時に使うのかな?やっちゃん教えてよ。
:一般的には、労働者と使用者(当局)が対等の立場にたって、交渉で賃金やその他の労働条件をとりきめるさいに、使用者が要求に誠実に対応しないとき、労働者が団結して働くことを拒む権利として使うんだ。
 また、ストライキ権を言い換えると、自分の意志に反して労働を強制されないという、資本から自由になるという権利でもあることから、正当性や妥当性は不可欠だね。
:でも! 国家公務員の場合は、そう簡単にはストライキを打てないよね!
:公務員の場合は、憲法十五条で、「全体の奉仕者」と規定され、第九十九条では、「憲法尊守義務」を負ってるから、公務員がストライキをするときは、理念として憲法の平和的・民主的原則の擁護や発展であり、国民本位の行政の確立を目指す必要があるんだよ。