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機関紙「全運輸」6月20日号(901号)

 
要求で団結し、職場に真の労働組合をつくろう

国民のための行政を確立しよう

 

横暴・凶悪・異常!


やりたい放題のトリプル改悪
悪法推進は許さない


 六〜七月段階のたたかいは、人事院の調整手当・一時金改悪阻止と、ニセ行革関連法案、盗聴法案、戦前回帰の「国旗・国歌」法案などの悪法推進に反撃する国民共同の発展が求められています。

「調手改悪阻止、行革法案反対」を柱に、夏季闘争に総力を

 全運輸は、六月一〇日、第三回支部代表者会議を開催し、当面する闘争課題と行動展開についての意思統一を図りました。報告と討議では、「調手改悪阻止は、前倒しの上京団行動を」(近畿空)や「戦争法反対の共同に参加した」(中部空)などの発言で大いに盛り上がりました。
 決定した夏季闘争方針は各支部・職場で実践することになりますが、厳しい情勢を打開するのは、役員と組合員一人ひとりの”やるでー”という気概です。

戦後かつてない反動攻撃をつよめる「自自公」勢力との対決

 今通常国会の特徴は、新ガイドライン法=戦争法をはじめ、「二一世紀の国のかたちを構築する」とした行革関連法案、盗聴法案につづき、戦前を彷彿させる「国旗・国歌」法案まで登場するという凶悪・異常国会であることです。また、国会運営をめぐっては、これも「自自公」勢力による採決強行の連続など共産党以外の野党の「翼賛」化も浮き彫りになりました。こうした悪政・悪法の推進に対し、六〜七月段階では「生活・権利と平和憲法を守れ」の課題で、全国的な共同が発展する情勢を迎えています。

公務員賃金の「トリプル改悪」をはねかえす熱い夏の陣

 賃金水準抑制、調整手当・一時金の改悪の三点セット攻撃が民間準拠をタテにする人事院によって、本格化される夏の陣がやってきました。とりわけ調手改悪は、三指標(民間賃金、物価、生計費)をもとに支給地域・区分の判断をするとともに暫定指定地域は解消するというもの。こうした一方的な賃金改悪は到底許し難い内容だといえます。
 国公産別は、七月二二日のヤマ場に構える第四次中央行動(上京団含む)を軸に、地方人事院・各省当局に追い上げを図りますが、全運輸としても、当面六・三〇中央行動と運輸省交渉をつよめ、職場の怒りを結集することとします。

独法化・民間委託推進に対する職場からのたたかいを強化

 六月一〇日、十一日、自自公および社民の賛成で衆議院を通過した「行革」関連法案、地方分権一括法案は、参議院審議を経て今国会成立が目指されています。この間の国会論戦では、行革推進勢力が「内閣機能と首相権限の強化、行政スリム化と公務員の二五%純減の断行」を付帯決議するなど、かれらの中央集権的・軍事国家づくりの本性が露呈しました。
 一方、行政減量化の標的になった車検・研究機関・航大などについては、「独法の評価システム制度化でその存廃を決める」とした政府方針も出され、到底、このまま黙って引き下がれない事態になっているといえます。
 そのため、国会での法案阻止に全力をあげつつ、次に予測できる政省令や個別独立行政法人法の整備と制度設計をにらんだ運輸省当局への要求闘争が特に重要です。人勧期要求、概算期要求ともあわせ、「運輸行政の民主的機能の維持、雇用と労働条件の確保」を実現する中央と地方での奮闘がつよく求められています。


 全国のなかまたち、1人残らず立ち上がろう



 国会が悪法製造機関と化している。自民・自由に公明が加わり、次々と悪法を成立させているからだ▼ガイドライン法(戦争協力法)につづき、「通信の秘密」を侵す盗聴法案が衆議院で強行成立。さらに、大幅会期延長で、行革関連法案、盗聴法案、労働者派遣法・職業安定法改悪法案の参議院成立、「日の丸・君が代」法案等の今国会成立を画策している▼「自自公」連合に対する世論調査の結果は、反対が五十三%、賛成二十六%だ。マスコミも「公明党が日本の政治を決めていいのか」と態度をころころかえて自民党にすりよる公明党の党利党略ぶりを批判▼賞味期限がすぎた政党が結託して悪政をすすめようとしても、それは、自らの政権基盤を突き崩していることに他ならない▼この間の国政・地方選挙での自民党の退潮ぶりがそれを証明している。国民犠牲の悪法が成立するたびに、それに協力した政党の基盤が崩れ始めているのだ。「自自公」連合に次の総選挙で厳しい審判をくだしてやろう。
(T・M)




生活路線・事後チェックどう維持するか 第八回旅客・貨物合同委員会

 第八回旅客・貨物合同委員会が、五月二四〜二五日「東京サニーサイドホテル」で、本部、支部代表、各小委員計三〇名の参加で開催されました。
 旅客関係では、今後の需給調整規制廃止にかかる問題、貨物関係では規制緩和後の職場実態や、監査体制のありかたについて活発な討議がなされました。

 課題は山積み

 乗合バスの需給調整規制の廃止は、生活路線の維持の面からも多くの問題が指摘され、とりわけ地域協議会のありかたでは廃止のための協議会ではなく、まちづくりのためのものとして位置づけ、国も積極的に関与すべきとの意見が多く出されました。
 また、第八回過疎バス実態調査の結果でも明らかなとおり、苦しい財政事情のなかで、地方自治体は廃止路線に代替バスを運行しており、規制緩和による路線廃止で過疎化に一層の拍車がかかることが危惧されることから、補助金の「普通交付税化」を図ることが重要であることを確認しました。
 タクシー事業では、規制緩和後の車両の都市部集中による空白地域の発生、運転者の育成のあり方等が中心に話し合われ、改善策として、「実効ある事後的緊急措置の発動」「悪質運転者排除のための全国的な登録制度のネットワークづくり」「利用者利便のための、タクシー事業者の情報公開」等が必要であり、利用者に分かりやすい運賃制度も確立する必要があることを確認しました。
 貸切バス事業は、五月十四日に道路運送法が改正になりましたが、大幅な事業参入により「輸送秩序の混乱」「交運労働者の労働環境の悪化」等安全輸送に極めて危険な結果を招く恐れがあることから、監査体制の確立を求めたたたかいを進めていくことを確認しました。
 貨物関係では、各支部から監査体制について実態報告がなされました。
 物流二法の施行後、事業者が激増して日常業務に追われ監査もできない状況にあり、大幅な要員・予算の確保が急務になっているとともに、適正化実施機関の改善を図りながら指導監督体制強化にむけたとりくみが必要であることが確認されました。

 問題点をするどく追求

 自動車交通局交渉では、冒頭、本部から新ガイドライン法や行革関連法案について、平和憲法を踏みにじるものであり決して協力はしない。行革は、自動車検査が独法化になると輸送、総務課へも影響があること、引き続き各支部から貨物職場の実態や監査状況、旅客事業の規制緩和の問題点について追求し、回答を迫りました。これに対し当局から「事後チェックとしての監査体制強化は必要だ。要員・予算の要求は引き続き行っていくが、適正化実施機関との連携体制の見直しも必要であり、地域協議会の位置付けの明確化を図り、生活路線の維持に向けた環境づくりをするとともに、安全対策にも力を入れていきたい。」との回答を引き出しました。
 この交渉をふまえ、職場においても要求実現にむけとりくみを強化することが必要です。



一年ごとに怒り倍増 航空部門昇格上京団

 航空部門四月期昇格上京団行動は、六月二〜三日にかけて開催され、全国から約六十名が参加しました。

 昇格闘争は日常活動の一つ

 二日の会議では、昇格改善・手当改善闘争の基本は、自発的な現員現給調査のとりくみなど、日常的な組織活動の一環であることを確認したうえで、現状の問題点等について議論を行いました。
 基本的要求として、「全体的な職務評価の一ランクアップ」、「団塊の世代対策のための級別定数の大幅拡大」、「調整手当見直し改悪阻止」「自動車等利用の通勤手当の大幅改善」など重点課題の確認を行い、航空局監理部長、官房人事課長交渉に臨みました。
 展望もてる回答出ず

 交渉において当局は、「団塊の世代対策についての問題意識は同じ。ポスト増など具体的にしぼり込んで定数拡大に努力したい。調整手当の問題では、人事院に対して、慎重な対応をするように申し入れている」と回答しました。
 また、行(一)事務管理、技術専門職、保安専門職、の五・六・七級定数拡大、専行四級定数拡大、諸手当については、職場実態に理解を示しつつも「最大限の努力をする」との具体的成果のない回答に止まりました。
 今後とも職場を基本に、昇格・待遇改善についての継続的な組織活動をつよめる必要があります。



職場が大きくかわる! 98-2航空支部代表者会議

 今こそ積極的な議論を

 六月十一日、国公労連会議室において、三六名の参加で、航空支部代表者会議が開催されました。
 航空局は、航空保安業務の次世代ビジョンである「概要」の具体的政策として、「今後の航空保安システムのあり方について(案)」を柱に、その施策である「管通空港の管制化(案)」と「地方空港群の広域レーダー進入管制業務(案)」を全運輸に提案しました。
 これを受けて全運輸は、「あり方について(案)」は、社会情勢の変化や施策の展開に伴い、変更もあり得ることから、討議資料として位置づけ、他の具体的施策二案を職場討議に伏すことを確認しました。
 また、二千年度概算要求における要員問題に大きく係わる「運用時間の延長」問題をはじめ、「ローテーション等の人事管理について(案)」「新IDEC移転整備工程の変更について(案)」が提起され、約一年間かけたとりくみのスケジュールを確認しました。

 「行革」闘争の武器として

 「行革」関連法案が衆議院を通過するなど極めて厳しい情勢のもとで、今後は、こうした多くの課題解決が、国民世論へのアピールとなり、また航空職場における雇用・身分及び労働条件確保のための最大の武器となることに確信を持って、とりくむことが重要です。



ポストしばり、男女差別撤廃! 運輸部門昇格上京団

 運輸部門昇格上京団行動は六月一日〜二日にかけて両国パールホテルで開催され、全国の職場から二一名の仲間が参加しました。
 会議では、昇格頭打ちの解消、級別定数の大幅拡大、女性の任用差別の撤廃、行(二)職の部下数制限の撤廃、調整手当の改悪反対等について活発な議論がされました。
 ポストしばりの撤廃では、九八年一〇月期の運用で七級、六級の二重のしばりをかけてきたことや、運用基準に「女性」の文字があること自体過去からの差別を物語っていること等、「絶対撤廃させるべきだ」との発言がありました。
 調整手当の改悪の問題では、「地域からの運動を基準に全国的な運動にすべきだ」などの発言がありました。

 処遇維持当局にせまる

 官房人事課交渉では、冒頭、熊谷待遇改善委員長より当局に対し、(1)行革関連で本省の局・部・課の削減が実施されても、引き続き地方運輸局等の職務評価は維持向上すること。(2)人事院による調整手当改悪の動きについて、当局からも反対である旨強く主張すること。(3)職務評価の全体的な引き上げを引き続き強力に人事院に働きかけること。(4)団塊の世代対策のため、級別定数を大幅に拡大することについて、当局の考えを質しました。
 当局は、「国土交通省へ再編されてもこれまでの処遇は維持したい。また、今の経済情勢を見ると調整手当を見直すべきではないと考えているし、人事院にもそう主張したい。団塊の世代対策については、これまで七級定数の拡大に努力してきた、今後も大幅獲得に努力していきたい」との回答をしました。
 このあと、(1)八・七・六級別定数の大幅拡大(2)支局長の九級格付け(3)男女差別撤廃(4)行(二)職の五級昇格実現(5)専門行政職の処遇改善(6)各種手当の改善について、各職場の切実な現状を訴えました。
 今後も、要求の実現に向け、職場からの要求を積み上げ、ねばり強くたたかう必要があります。



さあ行こう!二十一世紀へ
エキサイトWin石和

 五月二七〜二九日、山梨県石和町において、国公青年大交流集会「エキサイトW」が開催され、全国から千三百名を超える国公青年労働者が結集し、全運輸から七六名が参加しました。

 熱気ムンムン

 当日は、大荒れの天候のため、開始時刻を三〇分遅らせるハプニングもありましたが、泉谷しげる氏のコンサートが始まると、会場内は熱気で満ちあふれるほどでした。
 各単組アイデアによるオプショナルが行われた二日目、全運輸企画の河口湖「ブラックバス・フィッシング」には八〇名が参加しました。自分でルアーを持って来た人や釣りは初めてという人たちが、思い思いに大物を狙いました。

 豪華賞品で盛り上がる

 最終日の「エンディング」では、羽田航空支部池田さんと本省支部奥山さんが進行を務めました。
 「横田基地見学」「萩原次晴氏の講演」の両オプショナルからの報告の後、メインイベント「さるでもわかるクイズ」へと突入しました。三万円相当の豪華賞品も用意されるなど、終始盛り上がりました。

 終わってホッこれからキリッ

 長いようで短かったこの三日間を、参加者一人一人は有意義に、そして元気いっぱいに過ごしました。また、石和で経験したパワーと感動をこの集会限りで終わらせることなく、職場に戻ってからの活動の場で大いに発揮することをそれぞれの胸に誓いました。
 エキサイト開催にむけ、二年間の準備期間での青年の奮闘と、各支部における財政活動(Tシャツ・タオル)への積極的なご協力により成功をおさめることができました。全運輸中央実行委員として企画・運営に携わっていただいた方々に深く感謝いたします。
 これで終わることなく、未来を担う青年運動の発展にむけて、ガンバロー!



議員要請に羽田3勇士が奮闘! 第2次中央行動

 六月八日、国公労連・公務共闘・公務労組連絡会の主催による、第二次中央行動に参加し、国会請願デモの後、国会議員要請行動を行いました。

 「行革」とガイドライン根っこはいっしょ

 要請行動には、全運輸を代表して羽田航空支部の三名が参加し、共産党の林紀子参議院議員に「行革」について要請しました。
 「現在、衆議院行政改革特別委員会で、省庁改革関連法案と地方分権法案が一括して審議されている。行革法案について、充分な審議が行われているとは、言えない状況である。これは国民に行革の本当の姿を知らせず、法案を通してしまおうという考えである。私たちの働く航空職場は国民の安全に直結している。有無を言わさぬ二五%削減は、国民が安全に移動する権利を侵害することにつながる。また、ガイドライン法により、民間空港を軍用機が優先使用することになれば、さらに安全が脅かされることになる。参議院では国民不在の行革法案の問題点を厳しく追及してほしい」と要請しました。

 林議員「ぜひ質問したい」

 林議員からは、「ガイドライン法の時も、一人四時間の質問時間を確保すると言っておきながら、充分な審議時間が確保されなかった。行革法案については、時間が確保されれば、問題点について是非質問したい」との回答がありました。

羽田航空支部斉藤章男さん 




職場を自らの手で守ろう 航空事務管理交流集会

 航空事務管理交流集会は五月二七〜二八日、本部・支部をあわせて四〇名の参加により、「行政改革」「待遇改善」「OA化問題」等の課題に対し、職場からの積極的な討議ができる体制づくりをめざして開催されました。

 対岸の火ではない「行政改革」

 省庁再編に伴う本省・地方局の事務部門のスリム化・減量化、「独立行政法人」の対象とされている航空大学校・電子航法研究所との人事交流など、現段階では具体的な部分が明らかになっていない事から、職場からの不安も訴えられました。
 今後は、雇用と身分の保障・労働条件の維持を前提に自らの手で積極的にとりくむ事を確認しました。

 進め!待遇改善実効あるOA化を

 昨年は、省庁再編の波に飲み込まれ、他省庁も含め行(一)職の改善は進みませんでした。高齢化する「団塊の世代」やバブル期の大量採用により他職種にはない第二の団塊の世代の誕生もあります。また、女性職員の四級頭打ち、六級課長の解消など、課題が山積しています。また、給与計算システムは九三年に人事管理の円滑化や給与計算事務の効率化、厳しい要員事情の対応を目的に導入されましたが、未だに改善の余地が残されています。

職場に求められるもの

 今後、職場の効率化は避けて通れない課題であり、要員の確保や待遇の前進をどう図るかなど先々の議論を進める必要があり、このためにも分会・支部への結集を強め、「自らの課題は自らの手で」を追求することがますます求められます。



集い、学び、そして
第三〇回女性交流集会in定山渓

 第三〇回全運輸女性交流集会が六月四・五日の二日間、二三支部一〇八名の参加者を迎え、北海道定山渓で開催されました。

 男性陣は緊張!

 全運輸本部から佐々木書記次長、小川青年部副部長が沢山の女性に囲まれ緊張を訴えつつ、情勢報告を交えた挨拶、次いで北海地区協議会の千葉議長が、北海道での開催を喜び、関係者に感謝し、女性の活動への共感を示されました。
 石川女性協議長の主催者挨拶、女性協からの基調報告を終え、いよいよ記念講演が始まりました。

 力をぬいて職場の太陽に

 今年は、小さなラジオ放送局を経営する木原くみこ氏を講師に迎え、「三角山放送局から元気を発進!〜女性がはたらくとき〜」と題して、木原氏がテレビ局に勤め、独立してコミュニティFMを開局するまでの奮闘ぶりを明るく軽快に語っていただきました。
 「結婚退職や容色の衰えによる解雇があたりまえ」「仕事も給料も男女で違うのがあたりまえ」のなかで、悔しいこともいっぱいあったということですが、仕事は長く続けていこうと思っていたとのこと。しかし、女性にはいくつかの”やめよう”と思う壁があるといいます。結婚・出産・介護などがそうですが、上司とうまくつきあう方法を工夫し、「もう駄目だ」と思うまでは考えないと思っていたら続けてこれた、という肩肘張らずに生きてきた様は、参加者にもヒントを与えてくれたようです。
 二日目は、四つの分科会にわかれ、それぞれが日頃話せないことを話し合ったり、学習したりして、活発に過ごしました。
 北海道の女性たちや青年たちの活躍を爽やかに感じながら閉会となりました。昨年からの物販活動も成功を納め、無事に交流集会を終えることができました。改めて各支部・分会の皆さまにお礼を申し上げます。
 参加者の元気をまわりにも伝染させ、来年も沢山の笑顔で交流集会を成功させましょう。





へいわ

 猛暑の中も、平和は進む
 五月二二日(土)、この時期の札幌にしては珍しく、最高気温二十九度、真夏のような暑さのなか、昨年に引き続いて、平和大行進に参加しました。
 週末の人出の多い繁華街で、桃太郎旗を先頭に、家族連れや若いカップルを横目に、日頃の運動不足を痛感しながら、おじさん達は、戦争反対・新ガイドライン法案反対・核兵器全面禁止・廃絶などを声高らかに、シュプレヒコールを行いつつ、約一時間にわたり、中島公園へと行進を行いました。
 集会では、あらためて、戦争のない平和な世の中に一日も早くなるよう運動を広げることが、如何に大切であるかを実感しました。
 本集会終了後は、行進で流した水分を補給すべく、ススキノへと足どりも軽く、再び行進をしてしまいました。
北海航空支部 山谷 聡さん
 届け旗よ!広島の青雲へ
 五月二六日、小樽では少しだけ肌寒い夕暮れが迫っていましたが、行進参加者の心は、この平和旗が広島・長崎の暑い八月に届けとばかりに熱く燃えていました。
 「青い空は青いままで…」と平和歌を奏でた後は、いよいよ商店街のアーケードを行進です。一九四五年から二千年へと時代は流れても、あの新型爆弾の威力は忘れられない事実として語り継がれて行かなければなりません。そんな思いを込めて行進していくと、体験者であろう「おばちゃん」達が店から出てきて拍手をします。デモ行進をして、一体化できるのが平和行進の感動できるところです。ギターで流しの雰囲気のなかで平和の歌を合唱します。世界平和につながりますようにと祈らずにはいれない夕方の出来事でした。
北海支部 池上孝義 通信員発
 行進旗 四国を周回す
 五月九日に愛知県城辺町を出発した平和大行進四国コースは、五月三〇日香川県余木崎において、約百名の参加のもとで香川県へ引き継がれ、四国支部からも支部長をはじめ、四名が参加しました。
 引き継ぎ式では、両県へエールが送られるとともに核兵器廃絶の願いと、新ガイドライン関連法に対し、引き続き反対していくことを確認し、最後に「米核戦略に日本をまきこむ戦争法の強行に断固抗議する」声明を参加者全員で採択しました。
 このあと行進は、徳島県(六月十三日)、高知県(六月二十七日)へと進み、七月十八日の愛媛県城辺町まで続けられます。
四国支部 石橋 通 通信員発
 この想い 広島へ届け!
 六月六日、青森市内平和公園で平和大行進引継式が行われ、全運輸リレー旗は函館(海運)から来られた石井、本谷両氏から、青森(陸運)の鎌田氏へと引き継がれました。
 十二時に平和の鐘を合図に一分間の黙祷の後、平和公園から「柳町通り原爆桜」前まで約四キロの道のりを平和の願いを込めて歩きました。
 原爆桜の名の由来は一九五九年の第五回原水爆禁止世界大会のころ「原水爆なくそう」の呼びかけに詩人の谷川俊太郎さんが書かれた詩の一節が合い言葉となって命名されたそうです。
 「原爆をつくるな。つくるなら花をつくれ。つくるなら家をつくれ。つくるなら未来をつくれ。戦争にちからはかせない。だが平和のためになら!」
 当日は晴天に恵まれ道行く人たちの暖かい声援にも励まされながら核兵器廃絶、新ガイドライン法案廃案を訴え、力強く行進しました。
 この後リレー旗は太平洋ルート、日本海ルートに分かれて梅雨を迎える東北地方を南下し、八月の広島に集結します。平和の願いが全世界に届けと祈らずにはいられません。
東北航空支部 菊池 努さん


人勧期闘争方針固まる 〜国公拡大中央委員会から

 六月四日、国公労連第一〇五回拡大中央委員会が、各単組・県ブロック代表を含め百七名の参加で開催されました。
 春闘中間総括
 全労連系の組合は善戦したものの戦後最低の賃上げを記録し、「惨憺たる結果」となりました。また、今年の春闘は、管理春闘から賃下げも辞さない逆春闘へ変質しました。
 従って、来春闘に向けて、春闘のあり方、統一賃金要求のあり方等の再整理が提起されました。
 「行革」山場近づく
 政府の推し進める「行革」は、いよいよ衆議院段階での重要局面を迎えています。六月八日から始まる中央・地方での公聴会、中央は藤田委員長が、三重県では作田議長が反撃の意見を述べることが報告されました。また、行革のたたかいでは、国会闘争と単組対省庁のとりくみ強化が提起されました。
 調整手当危ない!
 人事院は、過去の経験から、巧妙な手口で調整手当の見直し作業を進めています。地域から中央へ反撃の火の手を早急に立ち上げる必要性が訴えられました。


 軍事を目的とした研究は行なわない
 十周年平和研究所宣言記念週間

 今、アメリカを盟主としたNATO軍による国連憲章、国際法を無視したユーゴ空爆で、最新兵器による多くの悲しみと悲惨が日々生み出されています。一方、日本の国会では、日本を「戦争に乗り出す国」にしようとする新ガイドライン法案=参戦・戦争法案が上程、審議されています。戦争法案は戦後日本の原点である不戦の誓い、憲法の平和主義を根こそぎ覆す暴挙です。絶対に許すことはできません。これに対して、全運輸、海員組合など幅広い運輸関係労組の「戦争に協力しない」との組織的な決意表明と行動は私たちへの大きな励ましとなっています。
 一方、船研、電子研、交通研では、職場の圧倒的多数の総意により「軍事を目的とした研究を行わない」旨の平和研究所宣言を行いました。以来、宣言の主旨を確認し、風化させることなく職場に定着させ、さらに広がることを願って、毎年記念週間行事を行ってきました。今年は回を重ねて節目の10周年を迎えます。
 週間行事実行委員会では、六月二八日(月)から七月二日(金)の期間中、所内講堂で平和展示、再署名、賛同署名のとりくみ、各種行事を行うとともに最終日には三研究所の見学会、記念講演、交流会などの記念集会を所内外からの多くの参加で盛大に成功させるべく準備を進めています。
 期間中、多くの支部、分会のみなさんの来所とともに賛同署名、連帯のメッセージを寄せていただくようご協力をよろしくお願います。