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機関紙「全運輸」12月29日(891号)

要求で団結し、職場に真の労働組合をつくろう
団結のための行政を確立しよう

連判状に一枚岩の決意をこめ
全力で突っ走ろう


 全運輸は、行革闘争の最大のヤマ場と位置づけて、十二月十一日に、運輸省交渉(官房文書課、航空局、自動車交通局、海上技術安全局)を実施しました。

一万筆を超える連判状を提出

 十一日午前中の官房文書課長交渉には、全運輸から支部代表を含めて六四名が参加し、当局は官房文書課長他四名が対応しました。
 交渉では、冒頭運輸大臣あての「連判状」(一〇一二〇筆)を提出するとともに、民営化・独立行政法人化(独法化)等の検討対象となっている各分野から、支部代表が職場実態を踏まえて反対であることを主張しました。
 これに対し当局は、「推進本部事務局が示した見直し案に対して『不適当』という回答をしたが、その姿勢は変わっていない。  今後は、政治決着も予想されるため、常に情報入手に努め、最後まで反対していきたい。また、重要な選択を迫られる場合は事前に相談したい」と回答しました。

航空行政の一体性堅持を

 航空部門は、十一日午後に航空局交渉を実施しました。交渉には、支部代表及び本部から三七名が参加し、当局は航空局長他二十名が対応しました。
 交渉では、十一月二十日に出された大綱原案を受けての、当局の姿勢を追求しました。
 当局は、「航空局としては、航空は一体でなければならないと主張してきた。現状は、行革会議の最後報告前に戻った感があり、普通の議論では考えられないことだ」と回答しました。
 また、航空大学校の民営化については、航空会社からも反対の声があがっており、民営化はできないとの主張は変えていないことが強調されました。航空機検査の独法化については、「検査として横並びの議論はあるものの、独法化されればコスト増などで行革の理念に反する」「航空機検査も一体的にやるべき」と回答しました。
 航空交通管制(メンテナス)の民営化についても、諸外国の例をあげ、航空局として航空保安業務の一体性を主張していると回答しました。

車検の独法化は断固阻止

 運輸部門は、十一日午後に自動車交通局及び海上技術安全局交渉を実施しました。
 自動車交通局交渉には、支部代表、本部あわせて二七名が参加し、当局は技術安全部長他八名が対応しました。
 交渉では、自動車検査の独法化と登録も含めた行政の一体性、地方支分部局の整理統合について、職場代表からの反対の主張をした後に、現時点における当局の考え方を追求しました。
 これに対して当局は、「車検の独立行政法人化については一貫して反対している。登録については検討対象になっていないと考えるが、もし対象となれば当然反対する。地方支分部局の整理統合については、現行体制は最低限必要」と回答しました。

海の安全は国が確保

 引き続いて実施された海上技術安全局交渉には、同じ参加者で臨み、当局は首席船舶検査官他七名が対応しました。
 交渉では、二つの課題(船舶検査の独法化、地方支部分局の整理統合)について、職場代表から反対の主張をし、当局の考え方を追求しました。また、直接検討対象とはなっていないものの、外国船舶監督業務体制の整備についても追求しました。
 これに対して当局は、「船舶検査の独法化には一貫して反対である。地方支分部局の整理統合については、行政需要がある限り現行の体制は必要。外国船舶監督官については、今後も全力を尽くしたい。厳しい査定状況が予測される場合は、事前に相談したい」と回答しました。

一枚岩の団結に確信

 いずれの交渉でも、今回民営化や独立行政法人化等の検討対象となっている事務・事業について、当局は『不適当』という姿勢は変えておらず、最後までこの姿勢を貫くことを約束するとともに、今後政治決着も予想されるため、情報交換を密にし、重大な選択を迫られる場合には、全運輸に事前に相談することを確認しました。
 現段階では、民営化・独立行政法人化・地方支分部局の整理統合については、いずれも正式に決定された訳ではありません。
 今後の動きとしては、十二月十七日の推進本部の顧問会議を経て、来年一月の法案大綱決定、四月法案上程が予定されています。
 今回の当局交渉に向けてとりくんだ「連判状」の集約結果を見ても明らかなように、職場の怒りや要求は結束しています。
 来年通常国会での法案成立まで、国民への宣伝行動、ハガキ行動等、ありとあらゆる行動にとりくみ、組織をあげて奮闘しましょう。

 全運輸は第十九回ニアミスアンケート結果分析を行った。今、航空交通を憂いざる得ない状況だ▼今年四月、参議院交通情報通信委員会は軍用機に係る航空機衝突防止装置の作動が二年間で百十件を数えたと報告し、さらに定員百名以上の定期便に関係する主なニアミスだけでも、昨年十二月の岐阜県上空で自衛隊機と、今年三月の函館上空及び八月の相模原上空で米軍機等、あの悲惨な雫石の空中衝突を否応なく連想させられる▼ニアミスアンケートの目的は原因の究明とその防止、これに伴う航空保安業務の改善等であり「安全確保」への努力の傾注である▼しかし、広大な軍事空域に八方を囲まれていること等から、航空交通のための狭い空域に増大を続ける航空機が犇めき、多様なニーズへの対応も相まって憂いは解消されない▼その上、「行政改革」論議を拙速に展開するあまりに、機械的なスリム化が闊歩し、これまで「安全」を支えてきた我々のスクラムに暗い影を落としている。悲劇の再来は許されない(S)

「毒」にまみれ行革に明け暮れた98年
それでも明るく楽しく過ごす!

○ガイドライン○年金改悪○失業率○労基法改悪

平和を語り継ぐ

 私個人として九八年を振り返ってみるとやはり「一府十二省庁への省庁再編成」「独立行政法人・民営化など行政機能の減量・効率化」等の中央省庁等改革に大変興味を抱いていたと思います。
 皆さんは、いかがだったでしょうか?
 これからの職場環境がどのような方向に進んでいくかの不安でいっぱいではないでしょうか。
 話は変わりますが、五月三一日平和大行進に参加して貴重な体験談を耳にしました。
 昼食中のことですが、原爆ドーム近くで被爆し現在も夜になると微熱に襲われ苦しんでいる老人の話によると「友達二人で話していて声をかけようとして肩に手をかけそのままの状態で亡くなった人」「夜になると屋根瓦が赤々としていたこと」等いろいろと貴重な話を耳にしました。
 老人は最後に「このような悲劇は二度とあってはならない。」…印象的でした。
 惜しくもこの日は、インド・パキスタンの地下核実験で騒がれた日でした。
 中部支部 梶川 真一さん

神戸中央地区国公結成

 今年一月二三日、神戸市内に働く国公労働者で組織する「神戸中央地区国公」が結成されました。仲間の交流と連帯を図り、その力を背景に「内にこもらず外に打って出るたたかい」をすすめようと確認し、運動にとりくむこととし、その事務局長に私が選出されました。
 結成後一年が経過しようとしています。地区国公に携わるようになって、各単組間や民間組合との間で様々な事情や違いはあるものの、国公労働者、地域に働く民間の仲間の思いはみんな一緒であり、協力して要求前進をめざす運動の重要性を痛感しています。
 まだ、よちよち歩きの組織ですが、さらに運動を発展させるために、来年もがんばるぞ!
 神戸海運支部 岡本 英明通信員

流星に願いを

 十一月十八日未明。「獅子座流星群」が飛び交うという。こんなチャンスは滅多にありません。だって、願いが一度に何個もかなうんですから。四時半起き。寒さ眠さもなんのその。いきなり三個流れ星がアッというまにシュンシュンシューン。諦めた頃にまた三個。六つの願いが叶うかな。
☆家のローンが無事払えますように。
☆息子二人が路頭に迷いませんように。
☆自分の天職が見つかりますように。
☆あわよくばその天職で食っていけますように。 ☆もし天職が見つからなかったらせめて今の職場をクビになりませんように。
☆最後の願いは、三十二年後に流星を見る時は、営利だけを追求する世の中でなく、他人のために自分ができることをする事で皆が生きていける平和で心豊かな世界になっていますように。
 中国支部 千原 美穂子通信員

社会人十周年

 今年は社会人十周年の年でしたが、様々な出来事がありました。まず、八月に長男の誕生です。三五〇〇cで元気に生まれてきました。今四ケ月で周りがよく見えるようになり、やんちゃぶりを発揮しています。週末はベビーカーで公園やショッピングセンターに出かけています。今年は入浴の世話など不十分でしたので、来年は父親としてきちんとやりたいと思います。
 次に十一月十五日フルマラソン出場です。職場の先輩の甘い言葉に乗せられて出場しました。周囲十kmの小倉ます渕ダムを四周するというコースです。なんとか四時間二十分ほどで完走しましたが、三十km過ぎから又擦れを起こし足も曲がらなくなってしまいました。その後二週間はまともに歩けない状況でした。今までで一番短い一年だった感じがしています。
 九州海運支部 傳 勝博さん

世紀は2(TWO)

 九九年を迎える今、世紀末の様相を太陽系第三惑星は見せ始めている。そんな中で、僕の身の回りは、なんと発展的だったことか!
 北海海運支部と北海陸運支部が、さわやかな蝦夷地の夏に統一するという大イベントが控えていたのは半年前。折しも、結成準備委員会の事務局長という役職を命ぜられていて、幕末の大改革とまではいかないにしても世紀末の変革という出来事の渦の中でなんとか大役をはたしていたのでした。委員会の仲間は夜遅くまで酒を飲みながら(度々ではないが)議論に花を咲かせて世紀末の出来事の一つを完成させました。二十一世紀へ北海支部が大きく発展しますように!!
 二つ目は陸から海への転職でした。海社会に今は慣れたらしく、自分なりに改善をし、次世紀の職場が輝くよう奮闘したいと考えています。楽しく頑張れば未来は開くのです!!!
 北海支部 池上 孝義通信員

本省支部奮闘す

 本省支部の九八年は行革や労働法制改悪などの諸課題に追われて、あっと言う間に過ぎていった年と言えます。
 とりわけ、行革闘争は昨年の行革会議の最終報告後の中央省庁等改革基本法成立阻止や行革推進本部案に反対するたたかいなどに本部や東京国公が提起する行動に微力ながらも最大限の力でとりくんできました。本省独自のとりくみとしては、本部の要求事項に本省の特殊事情を盛り込んだ要求書を作成し、官房文書課長交渉を実施しています。
 この他にも労働法制改悪、特に労働基準法改悪阻止のたたかいには八時間労働制の破壊を許さない決意でとりくんできました。
 しかし、組織強化という点では反省が残るところですので、来年以降、組織強化を最重点に活動していきたいと考えています。
 本省支部 鹿野 勝弥さん

春が待ち遠しい

 私は、ガーデニングのブームにのり、今年は、プランターに花の種をまいたり、宿舎が一階ということもあり、ベランダの下で野菜を作ってみた。野菜を作るのは初めてで、土をたがやしたり、毎日水をやったり、肥料をやったり、大変手間のかかるものだった。たまに買ったほうが安いと思いつつも、店で買えば何でも揃うこの世のなかで、自分の作ったものを収穫する喜び、他では味わえない喜びが、その野菜の味まで一層美味しいものに変えるような気がしたのは、気のせいだったのだろうか。
 今や、行政組織のスリム化ありきの省庁再編、独立行政法人化など、第一線で働く私たち公務労働者の勤労意欲を根底から削ぐような暗い話の毎日だが、今こそ一人一人が団結して、粘り強くたたかわなければならないと思う。ともにがんばろう。春が待ち遠しい今日この頃である。
 新潟支部秋田海運分会 織田 幸浩さん

今年は旅行三昧

 不景気、行革と大変な状況の中で何をやってるの?と言われそうですが、お正月には、両祖父母、家族と二泊三日で温泉旅行に、続いて、四月には転勤で高知から高松に(これは、旅行とは言いません)、直後、慣れない高知で頑張ったご褒美として、嫁さんが引越荷物をほったらかして(?)ヨーロッパに行きました。私は、七月にタイ、九月に職場の旅行会でグアムへ、最後に一家四人、グアム旅行で締めました。子供たちも大喜びで、いい思い出ができたようです。
 行政改革等の将来の不安からマイホームもあきらめ、ほとんどヤケ気味に遊んでしまいましたが、ふと、我にかえり、貯金通帳を眺めては、ため息がでる今日この頃です。
 来年は気を引き締めて、家族のためにも、ニセ行革から職場を守るよう、がんばろう。
 四国陸運支部本局分会  藤岡 隆司さん

恐るべし中国パワー

 九八年八月より中国航空支部の執行委員をやっています。
 行革反対闘争の合い間をぬって、同じ中国は中国でも大陸の中国へ一人旅へ出かけました。目的地は、シルクロードの東の到達点だった西安。西安を訪れるのは十一年ぶりですが、通りには車と人、そして自転車があふれ、高級ホテルが建ち並び、想像を絶する変貌ぶりに驚かされました。貸自転車を借りて城壁で囲まれた古都の遺産巡りをしたり、郊外の秦の始皇帝陵を守る兵馬俑や絶世の美女と言われた揚貴妃の恋物語の舞台である華清池を訪れ、歴史ロマンにどっぷりと浸ってきました。中国の魅力に圧倒され、一カ月後に再び、上海も訪れました。
 九九年は、この中国(人)の底知れぬパワーを見習って、組合活動を頑張っていきたいと思います。
 中国航空支部 吉津 隆一通信員

ピカピカの一年生

 今年、私にとっていちばんの出来事は、何と言っても支部執行委員になった事です。航空保安大学校を卒業して、初めての赴任地である札幌管制部に配属され、やっとの思いで訓練を終えたのが去年の夏。ほっとしているところに、今年のそろそろ雪も溶ける頃、支部執行委員の話が舞い込んできたのです。支部執行委員の仕事はウワサに聞いていた以上に大変ですが、親切な諸先輩方に御指導頂き、今日までなんとかやってくることが出来ました。いろいろと不手際もあり、本部や分会の方々にもご迷惑をお掛けすることが多々ありました。この場をかりてお詫びしたいと思います。
 また、来年は北海道で全運輸女性交流集会が開催されます。支部では北海支部さんと力を合わせ、集会に向けて準備を進めているところです。楽しい集会になる様頑張ります。
 北海航空支部 辻田 さくら通信員

我が家の「胎動」

 今年は、あわただしく過ぎた一年でした。仕事の面では、研修で仙台へ、プライベートでは約三年交際していた彼女と六月に結婚しました。また、驚いたことに七月に彼女のお腹の中には、赤ちゃんがいることが分かりました。新婚生活をしばらく二人で満喫しようとした矢先に突然の知らせ、今までの彼女と彼氏の関係から、早くも自覚もないままパパ・ママに! 予定では三月。で今現在六ケ月突入中です。それで定期的に病院で検診を受けているんですが、すごいですね今は。定期検診ごとに赤ちゃんの写真を見ることが出来ます。最初は、全体の大きさは三cmぐらいでしたが、今は頭・手の輪郭もはっきりとしてきて、頭の直径だけで五・五cmもあります。たった数ケ月で何倍にも大きく成長し、最近では、お腹に手を触れると胎動を感じます。「おお動いた!」
 つい先日には、早くもベビーベッド・ほ乳瓶を買っちゃいました。
 四国航空支部 川島 嶺顕通信員

「九航」をよろしく

 「九八年を振り返って」、半月ほど前に、ほとんど同じようなタイトルで各分会に支部機関紙「九航」の原稿を依頼したことが、まわり回って自分のところへやってきたような感じです。
 「九航」担当にになってからこれまで九〜十二月号の四回、そして号外(中央省庁等改革推進本部案関係)を編集・作成しましたが、号外を除いて発行が遅れがちになってしまい(追い込まれて宅配便で発送したことも)、支部各分会員のみなさまに申しわけなく思っています。
 九九年の世紀末、いや、世紀末はその次の二〇〇〇年でしたか、来年は一般組合員の声が生かせる様な機関紙を模索していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
 九州航空支部 山口 昌孝通信員

青汁飲んで自信をもって

 本年六月、八年間住み慣れた成田から岩沼へ転勤しました。初めての単身赴任で少し不安もありましたが、月に一、二回は車で帰れる距離でもあり、今では気持ちを切り替えて単身を楽しもうと考えています。とはいえ、話相手はテレビとパソコン、食事は弁当が中心で野菜が不足がちになりますので、健康を考えて毎日青汁を飲んでいます。
 今年は、五月に全国無線委員会があり、本部無線小委員会として活動報告を行いました。信頼性技術管理の業務確立、「管技も変わらなきゃ」と題し熱く語ったつもりですが、未だ道半ばという気がします。
 「行革」で管技職場を取り巻く環境は厳しくなる一方ですが、管制技術業務は公務に絶対必要だという自信と信念をもって職務に励んでいきたいと思います。
 支部活動では、教宣担当者会議で行った新聞のレイアウト実習が良い勉強になりました。これを機関紙づくりに反映させていけるよう来年は頑張っていきたいと思います。
 東北航空支部 菊地 努通信員

私の重大事件

 おきまりの「私の重大事件」を披露してご勘弁願うことにしましょう。
(1)横浜から酒田に引っ越し(転勤)たこと。
(2)職場で独身女性と向かい合わせに座っていること。
(3)テニスのローカル大会で優勝したこと。
(4)ロシア人に覚えたてのロシア語が通じたこと。
(5)美しいポーランド女性に英会話を習い始めたこと。
(6)気づいてみると昨年までの服が着れなくなっていたこと。
(7)禁煙できずに未だ善良な納税者を続けていること。
 以上、今年は特別良いことがなかったかわり、取り立てて悪いこともなかった平々凡々の一年でした。
 来年も良い年でありますように。
 新潟支部酒田海運分会 西田 孝司さん

一芸に専念

 正月は、近所にある天神さまへお参りし、一年間の家族の健康を祈った。子どもの冬休みに、無計画で突然栃木へ旅行にいく。宿泊もいってから決めるというもの。ちょっと無謀かと思ったが、案外うまくいって、子供たちも大喜びだった。子どもも大きくなってくるといろいろ忙しくなって、家族みんなで旅行ということが難しくなってくる。
 正月映画も我が家の恒例の行事となっている。見るものは、モスラなどの特撮ものである。昔に比べて、特撮の技術は高度になっているのだろうが、なにか夢が無いような気がする。こちらがいい歳になったせいかもしれない。
 ルアー釣りも始めたが、なかなか出かける時間がないので、一向に上達しない。もともと凝り性のたちでもないので、何事も中途半端となってしまう。今年も、もう終わりとなる。来年は、一つのことに集中して、やってみたい。
 航空管制支部 渡邊 秀夫さん

一喜一憂・二憂・三憂

 うーん、この一年ですかぁ。良いこと無かったっすね。
 かつてない寒い時代に支部役員を仰せつかってしまったのも今年の出来事でした。新聞報道には内心、一喜一憂。二憂。三憂。
 私のデリケートな心臓にとって最悪の一年でした。お陰で、やけ酒太り。
 これって、どっかの高級官僚がノーパンしゃぶしゃぶでアホやったり、利権争奪支離滅裂の分権再編しようとした結果でしょ。善良な一市民としては被害者意識は強烈ですよ。で、こーなると、変な夢までみるんです。だから熟睡するにはどうすれば良いかを研究した一年でもありました。
 景気も最悪だし、煙草もパチンコもやめました。似たような人、多いでしょうね。
 とにかくこのニセ行革、一体、誰のためのものだっちゅーんでしょうか。腹立ちますよ、、全く。
 羽田航空支部 青木 克義通信員

ちょっと大臣連れてき!

 国立試験研究機関の独立行政法人化の話が新聞紙面に頻繁に現れはじめたのが今年のはじめ。一月には、研究職の研修に行ったが、講師の方々は、「儲かる研究」について話すばかり。
 一方では、安全を維持するための国際基準や、国内の航法無線機器への電磁干渉防止など「儲からない研究」の需要に対応するだけで精一杯の毎日です。  確かに「大発明」と大見得を切るのもかっこいいけど、現実の需要に目をやれば国の試験研究機関に何がもとめられているかわかるはず。一緒に研修に参加した厚生省の研究者と、「安全や環境など生活者の視点がない」と飲みながら語ったことが強く印象に残っています。
 妻は、「わたし、公務員と結婚したと思ったのに…、ちょっと大臣をつれてき。」と関西弁でいきまいていたので、先日手元に来た総理大臣への要請はがきを書かせている年末です。
 船研支部 小瀬木 滋さん

課題が見えたぞ

 年男で迎えた今年、手帳のページを捲りながら一年を振り返ってみますと、◇春には長女が小学校へ入学◇約半年間にわたる検討の末、夏に新車を購入…等が私や家族にとっての出来事で、夏まではスケジュール表に空欄が多い状態でしたが、九月からは支部の執行委員(教宣担当)となり、月末からの二週間は機関紙発行のため”時間と馴れないパソコンとの闘い”だったことを憶えています。最近やっと作業時間にある程度の予測ができるようになりましたが、まとまった自由時間はあまり期待できません。”やるべきこと”の他に”やりたいこと”も当然あります。”短い自由時間で、いかに公私ともに充実させるか!”今年のまとめをするうちに、これからの課題が見えてきました。
 中部航空支部 筒井 孝通信員

官民の力をあわせ
この国のかたちづくりを問う

 第一回支部代表者会議での提起をうけて、この間各支部・地区協で行革シンポ等がとりくまれています。
 記事を寄せてくれた支部・地区協の他、東北地区協では、十一月二十八日に宮城交運共闘と行革・規制緩和シンポジウムを共催、沖縄航空支部では、十一月二十一日に行革シンポジウムを開催しています。
 また、地方紙・全国紙にも投書が掲載されたり、意見広告をうけて取材申し込みがあるなど、各支部・地区協では精力的に宣伝活動を展開しています。
 この力を全国津々浦々までひろげ、国民的課題として世論を巻き起こしましょう。

近畿地区協では

 全運輸近畿地区協議会と大阪交通運輸労働組合共闘会議は共催して、「交通運輸を考えるシンポジウム」を大阪天満研修センターにおいて参加者一五〇名で開催しました。
 主催者を代表して、佐伯大阪交運共闘会議議長は、航空法違反で運航していた全日空の新聞報道を取り上げ、規制緩和で安全性が軽視されている結果だと批判し、国民本位の行政改革と規制緩和反対の運動を強化していくことを表明しました。
 パネルディスカッションでは、コーディネーターに関西大学の安部教授、パネラーに自交総連大阪地連権田書記長、運輸一般大阪地本山下書記長、航空連大阪地連三浦議長、全運輸近畿支部宮内支部長、近畿航空支部三田支部長を迎え、それぞれの分野での現状と問題点を提起しました。
 最後にコーディネーターの安部教授が、「規制緩和は、運輸分野では望ましいことではない。また、行政改革も国民の立場に立った改革となっていないことを国民にアピールし、反対運動を広げていく必要がある。」と結び、閉会しました。
近畿地区協議会 橋本 勲さん

管制支部では

 十二月四日、航空管制支部では田中委員長を講師に招き「『省庁再編、行政減量化』攻撃のねらいとたたかいの課題」をテーマに労働学校学習会を開きました。
 田中委員長は、私たちが最も注目している独立行政法人化等の問題については、航空管制を含む交通行政というものは公共性が不可欠であり、独立行政法人化や民営化されれば経済的効率(利益)を求め、最も大切な安全を脅かすことになると指摘。また、運輸行政が国民にとってどういう役割や機能を果たしているのか、私たち自身も「国民が主役」の立場から改めて認識を深め、その確信の上で「行革基本法」がもたらす問題点を広く社会に伝え、充分な理解を得た上での国民世論の形成が、この行革闘争に勝利するために必要であると述べました。
 今後の行革闘争のヤマ場を迎えるにあたり、委員長の力強い言葉に参加者一同改めて奮起しました。
航空管制支部発

北海地区協では

 北海地区協主催で「安全で環境にやさしい交通行政を考える」のテーマで、運輸行政セミナーが十二月十二日開催され、全運輸の他、国公から二単組、民間労組から四単組の七〇名が参加しました。
 民間労組からの報告として、「規制緩和は輸送の使命である安全を脅かし、また働く者の尊厳をないがしろにするものである。規制緩和の影響を国民に伝えていくことが求められているが、国公・民間の単独の行動では無理であり、共闘して運動をすすめていきたい」と発言がありました。
 北海地区協初めてのとりくみでしたが、今後とも国民にアピールするような行動にとりくんでいきたいと考えています。
北海支部 鬼塚 悟さん

シリーズ
やっちゃんまっちゃん 「平和」を考える(その3)

関連法案と国公労働者のかかわり

や‥前回まで新ガイドライン関連法案の危険性を学習してきたけど、その悪法と僕たち国公労働者がどう関わるのか、とても気になるところだね。
ま‥周辺事態措置法案には、「関係行政機関の長は(略)対応措置の実施に関し、相互に協力するものとする」(第二条第四項)とあるんだ。また、第三条第一項第五号には、関係行政機関は「政令で定める」となってるんだ。だけど、国家公務員が何をさせられるのか、ほとんど触れられていない。
や‥ということは、実際に「周辺事態」になって、初めてどの省庁が後方地域支援部隊に組み込まれるのか、どんなことをさせられるのかが分かるということなの。
ま‥そう。だけど、運輸省は必ず入ると言ってもいいと思うよ。
 なぜなら、周辺事態になったら、民間空港や港湾の米軍使用や、物資輸送は必ず後方支援項目に盛り込まれるからね。
や‥そうだね。ところで、行政の関わり方は具体的な検討はされてるのかい。
ま‥普段から相互協力計画について、包括的なメカニズムの中で検討することになっていて、国の行政機関については、運輸省など十七省庁の局長で構成される「関係省庁局長等会議」が具体的な検討をしているそうだ。
や‥国の行政機関だけでなく、地方自治体や民間も動員させられるって聞いたけど。
ま‥そのとおり。国家公務員は職務命令で事実上強制されるだけでなく、地方公務員も職務命令で協力させられる恐れがあるんだ。それに民間労働者も、企業が承諾すれば米軍支援の仕事に従事させられることになる。
や‥結局、全ての労働者国民が米軍支援に組み入れられるってことか。
 どんなに危険な法律か改めて感じるね。背筋が寒くなるよ。

セクハラはしない・させない

 人事院は、十一月十三日、人事院規則一〇―一〇「セクシュアル・ハラスメントの防止等」を制定し、あわせて運用通知(指針)を発出しました。
 これは、九七年六月の男女雇用機会均等法改正で新たに民間企業の事業主を対象にした「セクハラ配慮義務規定」が設けられたことに伴って国家公務の規則制定をおこなったものです。

 六〇%以上がセクハラ被害に
 セクハラについて人事院は、九七年一二月無作為に抽出した男女職員五〇〇〇人を対象に実態調査アンケートを実施し、九八年三月に結果を公表し、新聞紙上でも六〇%以上の高い割合で「セクハラをうけたことがある」と回答があったことがあきらかとなりました。
 これらをうけて人事院は「公務職場におけるセクシュアル・ハラスメント防止対策検討委員会」を九八年四月に発足させ、六回にわたる会議の結果を九月二日、報告にまとめ公表しました。
 この間、国公労連は要求書を提出するとともに、活用しやすく実効ある制度とするために、人事院との対応を強化してきました。全運輸としても、女性協を中心に交渉に参加するなど、職場実態を訴えてきました。

民間規定より一歩ふみこむ内容
 重点要求に関わる規則等の内容は、対策の対象とするセクシュアル・ハラスメントを、職員・職場だけに固定せず、職員以外及び職場外における他の者を不快にさせる性的な言動とし、性別による役割分担意識に基づく言動も含まれること、所属長の責務の明確化、苦情相談の窓口などの体制整備となっています。悪質な場合には、懲戒処分に付されることがあることも明記されています。
 民主的で働きやすい職場環境をつくるために、使用者として当局に規則・指針をもとに、実効ある対策をとらせることが重要ですが、セクハラの加害者や被害者を出さないように、私たち自身もお互いに注意を促したり、相談に乗ったり、そしてなによりも自分の意思表示をはっきりとすることが大切です。
 セクハラの被害は、女性だけがうけるものではなく、そこに働く職員すべての問題となり得る、大きな問題です。今回出された規則・指針、九五年に全運輸が作成したセクハラパンフレットなどを活用して、職場でおおいに学習し、男女ともに働きやすい職場をつくっていきましょう。
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