TOPへ

目次へ戻る

機関紙「全運輸」5月5日(883号)


ニセ「行革」を阻止しよう!

国民行政の確立を

ご都合主義の”民間準拠”は許さん!

昇給延延・停止年齢引き下げねらう人事院

 人事院は、民間の五五歳を上限とした賃金抑制システムや「若年層」賃金カーブの見直し等を理由に、昇給延伸・停止年齢の「引き下げ」に固執し、九八勧告で決着しようとしています。

国公労連の追及に人事院は弱腰の回答

 これまでの国公労連との交渉において、人事院は唯一の見直しの根拠として民間の高齢者賃金抑制の現実を示して、「賃金センサスのデータに加えて連合の定昇ストップ調査なども考え合わせている」と回答しています。しかし、国公労連の追及に対しては、「限られた事例なので、それが一般的かどうかの問題はある」と答えざるを得ませんでした。

人事院交渉で「白紙撤回」を要求

 国公労連は、七月二八日各単組委員長による人事院交渉を実施し、「今勧告での決着はやめ、白紙撤回すべきである。もう一度再考を求める」と追及しました。

 各単組からは、「教育費負担の増加や生活の苦しさを訴える声が多い。五〇代は重要な職責にあり、超過勤務など多忙な中複雑・困難な業務に従事している」「行革基本法で職場は動揺している。今回の人事院の提案に対して、管理職も含め人事院を信用していない。職員が将来を見失っており士気が極端に低下する。魅力的で展望を与えるのが人事院の役割のはずだ。不公平で言語道断な措置だ」などと人事院を厳しく追及する声が飛びかいました。 人事院はあくまでも九八勧告決着に固執

 人事院は、「早期立ち上げで年功色を薄め、仕事に見合う給与カーブへの修正を進めてきた。公務も民間も、若い人は働きに比較してもっと上げるべきだ。民間の状況は雇用問題も含め非常に厳しい人事制度や賃金体系の見直しをしており、公務部内でも年功色を薄めることが適度に必要だ。勧告する以上国民の理解のために速やかに『早期立ち上げ』を進める必要がある。右肩上がりの経済情勢ではない。なるべく早くやらせてほしい」と答えており、今勧告での決着に固執しています。

 引き続き改悪阻止にむけて強力なたたかいが重要です。

大会公示

 全運輸省労働組合規約第十一条第二項の規定にもとづき、左記のとおり第三十七回定期大会を開催することを公示する。
 一九九八年八月五日
      全運輸省労働組合
中央執行委員長 田中茂冨
         記
一、日時 一九九八年九月十四日午前九時〜十六日午後三時
二、場所 「磐台グランドホテル」
       福島県郡山市熱海町熱海二―二七
       電話〇二四九―八四―二五〇一
三、議題
     (1)一九九八年度運動方針(案)
     (2)一九九八年度財政方針(案)
     (3)その他
(大会第一日目は午前九時開会ですので全員前泊となります)

青年部選挙公示

 全運輸青年部選挙規約第五条の規定に基づき、左記により一九九八年度全運輸青年部役員の選挙を行うことを公示する。
一九九八年八月五日
全運輸青年部選挙管理委員会
       記
一、役員定数 部長一名、副部長若干名、書記長一名、執行委員若干名、会計監査委員二名
二、立候補資格 青年部員
三、立候補届 九月十日十七時までに書面をもって選挙管理委員会に届けること。
四、投票日及び場所
   一九九八年九月十一日、第三十一回定期全国大会会場

選挙公示

 全運輸省労働組合選挙規則第五条の規定にもとづき、左記により一九九八年度全運輸省労働組合の役員選挙を行うことを公示する。
 一九九八年八月五日
全運輸省労働組合選挙管理委員会
        記
一、役員定数 中央執行委員長一名、中央執行副委員長二名、書記長一名、書記次長一名、中央執行委員二二名、会計監査委員二名
二、候補者資格 組合員
三、立候補及び推薦者は、九月十五日一七時までに書面をもって選挙管理委員会まで届けること。
四、投票日及び場所
一九九八年九月十六日、大会会場
五、その他 この選挙について必要な事項は選挙規則の定めるところによる。

 夏本番。花火大会が関東平野のあちらこちらで開催されている▼夕闇の空を芸術が彩る夏の風物詩は世界に冠たるものがある▼花火はオリンピックや野球の開会式や閉会式でも盛んにあげられるようになった▼七月二五日には隅田川の花火大会に八〇数万名もの人が集まったという▼文化的な行事を一目みたいという日本人特有の集団心理が働いたのであろう▼集団心理といえば政界での動きが慌ただしい▼参議院選挙で国民の厳しい審判を受けた自民党のことである▼総裁選びに躍起になり失業や不況に苦しむ国民の存在は蚊帳の外▼政治にとりくむ姿勢は変わったのだろうか▼3人共橋本政権の閣僚だった▼まずこれまで荷担したことへのけじめを示すことが必要▼花火のようにドンと打ち上げパッと散ってきれいだったというのは情ない▼国民の声に対し率直に応える政治が求められている▼選挙の結果がそれを示していることを彼らは分かっているのだろうか (GU)

全国から二千名を超える怒りの声が結集!

=7・22 第三次中央行動=

 公務労組連絡会・公務共闘は、昇給延伸・停止年齢引き下げ改悪阻止をはじめとする人勧期闘争最大のヤマ場として、七月二二日に人事院前要求行動を中心に第三次中央行動を展開しました。

 全運輸からは、全国の四三名の上京団含め一八〇名の仲間が結集しました。  七・二二中央行動は、梅雨空を見上げながらの行動になりましたが、人事院前には二千名を超える公務の仲間が結集しました。

 参加者からは人事院の合理的理由のない「昇給延伸・停止」改悪提案に対する怒りの声と改悪絶対阻止の固い決意の発言がありました。

 その後、大蔵省前要求行動、日比谷公会堂での総決起集会と続き、最後に雨降る中東京駅までのデモを行いました。

 上京団参加者は日帰りの強行日程でしたが、全国の職場の思いを糧に元気に行動しました。

 
中国航空支部 広島分会
川根 洋さん
 あと十六年で五三歳となります。人ごとではありません。

 昇給延伸・停止年令の引き下げはとんでもありません。国家公務員となって常に労働条件が改悪されるばかりです。怒り爆発で広島からふっ飛んできました。

 
沖縄航空支部  書記長
大熊 英機さん
 団塊の世代はこれまでも労働条件が低く抑えられてきて不満である。五〇歳を過ぎて教育・住宅ローン等があるが、若干生活にも余裕をと思っている時に「昇給延伸・停止」を三年も早められたのでは、今後の生活設計も狂ってしまうので絶対反対する。

 
羽田航空支部  羽田分会
大花田 明彦さん
 公務員生活二二年生として、これまで数々の攻撃に対して人事院に怒りをぶつけてきました。今回は特に腹立たしい思いです。

 人事院は、むしろもっと弱い立場の公務員の味方になってほしいものです。  
羽沖縄航空支部 那覇管制分会
吉留 康代志さん
 沖縄から日帰りでやって来ました。昇給延伸・停止年齢の引き下げは絶対許せません。全国の仲間が多数集まり、力のわく思いです。  
北海陸運支部 本局分会
畠山 康行さん
 五三歳で高齢者とは!

 やらずぶったくりで橋本内閣も倒れた。人事院はいつまで同じことをやるのか。暑い夏ですが、がんばりましょう。  
羽田航空支部 羽田分会
田口 政則さん
 今日は、これほどの人が集まるとは思ってもみませんでした。こういう集まりは初めてで、公務員の不平不満というものを実感できてよかった。これからもがんばっていきたいと思います。  
九州陸運支部 福岡分会
田竹下 正昭さん
 中央集会に多くの仲間が結集していることに頼もしさを感じました。

 人事院勧告まであとわずかですが、参議院選挙の追い風に乗り要求実現まで頑張りましょう。  
中部支部
杉田、川西さん
門脇、福田さん
 人事院、大蔵省前、日比谷公会堂決起集会と全国の仲間と共に参加して、切実な賃上げ要求と昇給制度改悪阻止をめざして、のどがかれるまでがんばるぞ。

平和行進リレー旗

近畿地区協から中国地区協へ

 六月十六日に関ヶ原で中部地区協から引き継いで約一ヶ月、七月十六日に無事全運輸リレー旗を中国地区協へ引き継ぐことができました。

 今年は、例年と違い雨が少なく、猛暑の中ではありましたが、近畿地区協三支部一分会の仲間が一日も欠かさず、リレー行進ができました。

 近畿地協では、平和行進参加者に暑さよけの帽子を配布しました。また、近畿航空支部では、支部三〇周年記念行事の一環として、近畿全域をリレー行進しました。

 特に兵庫県の行進期間中は、参議院選挙期間中であったため、核兵器廃絶を目指す勢力の躍進を願い、シュプレヒコールや行進にも力が入りました。

 引継当日は、近畿地協四名と本部林中執で、珍しく雨の降るなか、赤穂市役所から峠を越えて元気に行進したあと、岡山・寒河で中国地区協に「広島まであと少し、がんばれ」の気持ちとともにリレー旗と行進記録ノートを引き継ぎました。

 
近畿地区協幹事
内山雅史さん

大館能代分会発足

東北航空支部十六分会に

 空港オープン(愛称、秋田北空港)を目前に、連日の業務に追われるなか分会発足準備による第一回大会が、七月十五日開催されました。

 大会は、全組合員出席の和気あいあいとした雰囲気で、準備会提案の忠実公正な規約(案)と簡潔明瞭な方針(案)が全体で確認され、一方井分会長以下一〇名の大館能代分会が誕生しました。

 結成後、法島中執から分会旗と支部から角印が分会長に贈呈され、新しい分会旗を囲んでの記念撮影のあと、職場での苦労や問題点を色々と聞くことができました。

 一八日の空港オープンでは、一万六千人の見学客が訪れるなど、秋田北地方の高速公共交通に対する地域の期待がひしひしと感じられるものでした。分会発足にあたりご尽力頂いた尾崎、浅間の両氏に感謝するとともに、各分会からの多大なる祝電とメッセージにお礼申し上げます。

東北航空支部発

知っておこう重要法案

 七月三十日から始まった臨時国会には、いくつもの大変な法案がだされています。自民党が参院選で大敗したとはいえ、安心できないのが今の政界。重要法案のいくつかに絞ってそのポイントを整理すると。

 不良債権処理法案

 小渕内閣と自民党が最大の重要法案としているのが金融機関の不良債権処理などのための六本の法案。

 柱は、不良債権処理のためのブリッジバンク(つなぎ銀行)導入。これは銀行が破たんしたさいに、ブリッジバンクをつくり、「善意かつ健全な借り手企業」には二年間(最長五年間)、国民の税金で融資を続けるというもの。融資を受ければ利子をつけて返済するというルールが適用されないのが一番の問題で、焦げつけば税金で穴埋めされます。

 巨額の借金を抱える不動産企業やゼネコン救済が最大の狙いといわれます。

 労基法改悪法案
 派遣法改悪法案

 サラリーマンの働き方を根本から崩し、雇用不安をあおることになるのが労働基準法と労働者派遣法の二つの改悪法案。

 労基法改悪案で、企業はすべてのホワイトカラーに裁量労働制を適用できるようになります。定められた時間以上働いてもそれは本人の裁量とされ、残業代はなくなります。労基法が定める八時間労働の解体です。

 三年の期間がきたら、解雇しやすくなる「三年間の有期雇用制」も盛り込まれています。

 派遣労働法の改悪は、現在は二十六業務に限っている派遣労働を、ほぼどんな仕事にも導入可能にするもの。身分不安定で低賃金の派遣労働者が増え、正社員が減らされるのは必至。

平和行進リレー旗

広島平和公園にむけて

九州地区協から中国地区協へ

 いよいよ平和行進は、七月二十一日、長崎〜広島コース九州地区の最終日をむかえ、午前中に小倉を出発して昼に門司入りをしました。そして門司港において、九州最後の集会が行われ、全体で百七十五名のうち全運輸からは十五名が参加しました。このコースは、今年で四〇周年をむかえ、参加者一人ひとりが平和の大切さをかみしめながら行進をしてきました。

 船で、門司港から下関に渡り、下関唐戸公園で九州地区協から中国地区協へと平和行進旗が引き継がれました。

 八月三日、広島平和公園にむけて、平和への一歩が築き上げられます。

 二十一世紀は、核・戦争のない平和を築き、未来を担う子供達へつなげて行くことが大切です。

 
九州地区協議会
玉利修治さん