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ZEN-UN-YU 全運輸労働組合
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機関紙「全運輸」

2009年
06月20日
(No.1111)

要求で団結し 職場に真の労働組合をつくろう

国民のための行政を確立しよう


■1面

国公青年交流集会
  〜全運輸の青年大集合〜
  学ぼう平和を 考えよう とりくみを

■2〜3面

将来の展望が開ける待遇改善を求めて
  第3回全国待遇改善委員会

平和への思いをいつまでも大切に
  〜国公青年交流集会in沖縄に参加して〜

若者の人材育成が最重要
  ―第15回保安防災委員会―

■4面

職場説明会で交通運輸行政の重要性を実感
  中部地区協新人学習会

国土交通共闘 共同デスク
  第050号 09国民平和大行進 各地からの便り


「全運輸」 1面
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国公青年交流集会
〜全運輸の青年大集合〜

学ぼう平和を 考えよう とりくみを

 6月4日〜6日、戦争の傷跡が残る沖縄において平和学習、レクレーション等を通じて公務職場で働く青年の仲間との交流・連帯を強めることを目的とした「国公青年交流集会2009?沖縄」が開催されました。全運輸からは本部・支部・現地実行委員併せて88名が参加し、国公全体では総勢350名が参加しました。

学ぶにはきっかけが大事

 終戦後64年を迎え、平和な暮らしを日々過ごしている戦後生まれの世代にとっては、戦争によって過去にどのようなことが起こっていたのかはよく分かりません。また、今の政府は戦争をする国づくりを進めるために憲法を拡大解釈し、過去の過ちを繰り返そうとしています。このような情勢において私たちは、自分自身が問題意識を持ち、戦争をする国づくりという誤った方向に進ませないためにも一時的ではなく、継続的、意識的に平和学習にとりくんでいくことが重要です。
 今回の青年交流集会は、国内唯一の本土戦闘地である沖縄において、すべてを失ってしまう戦争は繰り返してはならないという思いを胸に、平和がいかに大事であるのかを学習することを目的としています。

ガマ(壕)見学

 初日は(1)糸数(2)轟(3)ヌヌマチ(4)塩平権現ガマに分かれて見学に行きました。見学先のガマでは平和ネットワークのガイドにより説明がなされました。
 壕とは、石灰岩で形成された鍾乳洞であり、沖縄地方での方言で「ガマ」と呼ばれ、沖縄本島には約2000ほどあります。
 さらに、ガマの役割は戦前では(1)水源地(2)洗濯場(3)食糧倉庫であったのに対し、戦時中は住民が避難に使っていましたが、日本軍が「戦闘に使う」との理由でガマから住民が追い出された事実の説明を受けました。
 そして、「ガマの中では住民虐殺や米軍の砲火の盾等あらゆる暴虐が行われた」との話を聞き胸が締め付けられる思いがしました。
 ガマ見学では実際に内部に入り少しの時間でしたが、当時の様子の一部を体験できたと思います。しかし、戦争によってこのような生活を強いられることは断じて許してはいけないことを改めて感じました。このような、つらい過去を「二度と繰り返さない」という思いをこれから幅広く国民に訴えていくことが重要です。

辺野古見学

 2日目は普天間基地の返還に伴う代替施設の予定地とされている辺野古地区の見学に行きました。
 普天間基地代替施設として辺野古では基地建設工事が始まろうとしています。現在、政府は環境アセスメント調査を行っていますが、この海域は絶滅危惧種のジュゴンやサンゴ礁が生息している自然豊かな環境であるにも関わらず、建設ありきの調査が行われています。
 そのような中、沖縄市民連絡会は新基地建設に反対する座り込みや海上阻止行動を行い、反基地運動を展開しています。青年交流集会の参加者も反基地運動に参加し、全員で憲法9条反対風呂敷に平和を求めるメッセージを書き、海岸にある米軍基地との境界とされている鉄条網に取り付けてきました。
 また、普天間基地返還による、辺野古地区への基地移転問題は沖縄県民にとっては現状と何ら変わるものではありません。求めているものは基地そのものを無くしていくことです。引き続き、沖縄県民と連帯し、平和のとりくみをすすめていくことが重要です。

語り部による戦争体験談

 最終日の平和講演会では、語り部の方から沖縄戦火をどのような苦労をしながら、生き抜いてきたのかなど、当時の大変つらい体験が語られました。
 戦争を二度と起こさせないために自分たちが何をすべきかを考えるきっかけとなる講演になりました。

思いはひとつ

 今回の青年交流集会で学んだことをこれからの「平和を守るたたかい」に繋げていくことを参加者全員で確認し、交流集会は幕をとじました。

今後の青年のとりくみ

 全運輸では平和のとりくみを引き続き強めることとしています。海外派兵恒久法の制定や憲法9条の改悪が目論まれている今日の情勢において、平和の大切さと戦争の悲惨さを学習し後世に伝えて行かなければなりません。また、平和と民主主義を守るためにも青年として様々なとりくみに意識的に結集していくことが今後重要となってきます。
 核兵器全面禁止・廃絶を求める折り鶴行動や現在行われている国民平和大行進、8月7〜9日に長崎で開催される原水爆禁止2009年世界大会に積極的に結集し、平和のとりくみに奮闘するとともに青年交流集会参加者は交流集会で学んだことを職場の青年の仲間と共有し、青年運動のとりくみの柱である学習・交流・行動を強めていきましょう。

「全運輸」 2〜3面
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将来の展望が開ける待遇改善を求めて

第3回全国待遇改善委員会

 6月1〜2日、東京・全労連会館において、支部・本部あわせて74名の参加のもと、第3回全国待遇改善委員会を開催しました。
  委員会では、昨年秋以降の待遇改善に関わるとりくみを総括し、昇格・諸手当のみならず、勤務時間や宿舎、メンタルヘルスなど、諸課題に関わる情勢について理解を深めました。そのうえで、09年度概算要求および国土交通省が人事院に提出する「給与改善要望」に職場要求を反映させることを目的として議論を深めました。
 また、各職場での待遇改善要求書の上申闘争の到達点について中間総括を行いました。職場から報告では、職場要求を吸い上げ、当局にしっかり訴えている職場がある一方で、要求書未提出の職場があるなど、職場によりとりくみに温度差があることが浮き彫りとなりました。職場段階での要求の積み上げが要求実現に向けて不可欠であることを認識し、再度上申闘争の徹底を確認しました。
 その後、運輸、航空部門で分科会を開催し、両部門の課題についての議論を深めました。

分科会での議論

 運輸分科会では、監査部門における特殊勤務手当の新設要求に関わって議論を深めました。
 さらに勤務時間短縮課題に関わって、自動車登録職場では、昼休みの窓口対応により実質的な時短につながっていないことから、全国の職場実態を調査し、要求構築につなげていくことを確認しました。
 航空分科会では、航空局監理部長交渉にむけて、航空職場の重点要求について確認し、加えて、待遇改善に関する諸課題について学習を深めました。

官房人事課交渉

 2日目の午前中に実施した官房人事課交渉では、冒頭、人事課長に対し、(1)10年度予算要求および給与改善要望への職場意見の反映、(2)勤務時間短縮に関わる課題への対応を求めました。
 人事課長からは、「定削など厳しい状況はあるが、職員のモチベーション向上も含めた必要な環境は重要。職場との意見交換をしながら処遇改善にむけて出来る限り努力する」、時短については、「昼休みの課題は認識している。交替制職場についても長時間勤務解消にむけて職場の声を聞きながら検討する」との回答を得ました。
 さらに、昇格、諸手当関連では、各支部代表から、級別定数拡大、通勤手当など諸手当の大幅改善を強く求めました。とくに航空施設職種の昇格に関わっては、50歳代の行(一)4級高位号俸の参加者が、低く抑えられている処遇改善のため、ポスト縛りの撤廃・5級昇格を直接当局に訴えました。
 当局からは、「施設職種についてポスト縛りの撤廃は難しいが、一人でも多く行(一)5級になれるよう緩和に向けて調整する」との回答を引き出しました。
 最後に当局から、「給与改善要望は、職場要求を踏まえてとりまとめる。公務に対する厳しい情勢が続いていることから、職場と協力し、業務運用の無駄な部分を省くなど、一層の効率化を図る必要がある」と回答を受けました。

航空局交渉

 午後からの航空局交渉では、重点課題である保安防災職種の行(一)4・5級定数拡大、専業の4・5級定数拡大を強く訴えました。航空局からは、「保安防災職種については航空局あげて改善を図りたい」「専業については、業務の困難性をアピールし、4・5級の定数拡大を図りたい」との回答を引き出しました。
 交渉終了後、職場段階でのとりくみの重要性を再度確認し、2日間にわたる待遇改善に向けたとりくみを終えました。

平和への思いをいつまでも大切に

〜国公青年交流集会in沖縄に参加して〜

 2009年国公青年交流集会in沖縄に参加した皆さんからの声を集めました。
 一人ひとりに平和の大切さや9条への思いが深く刻まれたことが表されています。この思いが心の中で継続され、また、自らの平和運動につながっていくことを切に願います。

▼このような青年の交流の機会は非常に有意義であり、これからも続いて欲しいと思いました。特に他単組の方との交流は、全く違う業務内容や職場実情を知ることができて貴重な機会であると思います。

▼沖縄が現在抱えている米軍基地問題、そして戦争について貴重な話を聞くことができ、とても有意義な3日間でした。改めて平和の大切さを実感しました。

▼現地の方が基地建設反対行動を実際に見たり話を聞くことにより新聞などの記事で得る情報よりも深刻さが伝わってきました。

▼戦争体験者が語ってくれた話、二度と戦争が起こらない様行動している方が語ってくれた話、憲法9条の持つ意味について改めて考える機会となりました。

▼全運輸だけでなく、他の組合・職種の方々と意見交流ができて、お互いがどのような業務を行っているのかわかり合えた気がします。

▼沖縄での戦争の木津後をじかに感じれて、より戦争を起こしてはいけないとの思いに確信が持てました。

▼学習会を通じて憲法9条は、これからも守り続けるべきだと感じました。

▼我々若い世代は戦争に対する現実感が乏しく運動が停滞している様な印象を持っていましたが、唯一の地上戦を経験した土地を訪れ、戦争体験者の話を伺うことによりリアリティのある学習をすることができました。

▼戦争に対する悲惨さを強く感じました。
  このことをどれだけの仲間に伝えられるかは、分かりませんが、少なくとも自分は平和行動に対するとりくみの姿勢が大きく変わると思います。

▼戦争の恐ろしさを身をもって知り、平和に生活することのありがたさを感じ、平和を保つことの難しさを感じることができました。

若者の人材育成が最重要

―第15回保安防災委員会―

 6月8日〜9日、東京御茶ノ水・全労連会館において、各支部の代表と本部合わせて52名が参加し、第15回航空保安防災委員会を開催しました。
 会議では、「今後の空港保安防災体制に関するあり方」方針(案)についての議論を中心に、今後の保安防災業務のあり方や、それに必要となる人材育成施策、労働条件改善にむけて職場要求の構築を図り、監理部長・空港部長交渉に臨みました。
 委員会冒頭には、熊谷中央執行委員長から、「これまでの議論の到達点を踏まえ、今後、若い職員をどのように人材育成していくのかなど、保安防災職種の将来のあり方について積極的に議論を深めてほしい」との挨拶があり、会議が始まりました。

人材育成施策について

 委員会では、今後の保安防災業務を担う人材をどのよう育成するかを観点として、人材育成施策のあり方を中心に議論を行いました。
 具体的には、訓練・研修体制のあり方については、高質な保安専門職を育成するため、組織的責任・世代別の役割を明確にし、効果的・一貫した訓練・研修体制の構築を求めることを意思統一しました。さらに、空港防災教育センター(EATC)での訓練・研修体制の充実を求めることを確認しました。人事異動ルールのあり方については、人材育成を主眼としたルールを構築することについて議論を深め、職場意見を反映したルールとなるよう求めていくことを確認しました。

保安専門官制度について

 保安専門官の欠員問題に関わっては、代替要員として配置される一般職員の一人勤務を可能とするために必要な業務経験や研修体制を確立することや、保安専門官の各級別における職責や任用のあり方を求めていくことなどを意思統一しました。

業務実施体制のあり方

 羽田空港の消防業務については、航空行政としての責務を果たしていく必要や、人材育成の観点からも消防現場業務の重要性を確認しました。また、定型業務の効率化や共用空港での業務実施体制強化を求めていくことを確認しました。
 さらに、2010年概算要求に関わっては、必要な要員確保のとりくみを強めることを確認しました。

監理部長・空港部長交渉

 最終日に実施した監理部長・空港部長交渉では、支部代表から業務実施体制の強化、人材育成や処遇改善などを求めました。当局から、「EATCでの訓練内容・研修体制の充実を図る」、人事異動ルールについては「人材育成を観点として見直しを図る」処遇改善については、「4・5級定数拡大が必要と考える」との回答を引き出しました。最後に今後の空港保安防災業務について、職場自らが積極的に関わっていくことを決意表明し、交渉を終了しました。

「全運輸」 4面
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職場説明会で交通運輸行政の重要性を実感

中部地区協新人学習会

 5月17日〜18日にかけて、例年行われている中部地区協議会新人学習会を1日目に中部国際空港、2日目は愛知運輸支局において開催しました。学習会には、中部支部、中部航空支部合わせて17名の新人組合員が参加しました。

緊張感が漂う管制塔見学

 1日目に本部の中村中央執行委員より「労働組合の組織について」の講議があり、「労働組合のなりたち」から始まり、「労働組合の意味、意義」、「労働組合の必要性」、「全運輸の組織」など多岐にわたる内容で非常に勉強になる内容でした。新人組合員からも「説明が分かりやすく組合の意義が理解できて良かった」との感想が多く寄せられました。
 講議後は空港施設見学を行いました。
 ターミナル・レーダー管制室では、最新式のレーダー機器が備えられており、多くの方が乗った航空機の安全管理を少ない人数で業務を行っている姿を目の当たりにし、驚いていた組合員の方もいました。
 管制塔では、緊張感が漂っており、見学する方にもその緊張が伝わり、航空支部が担う使命の重さを実感することができ、安全を守ることの大変さを改めて考えさせられました。
 普段、一般の人が入ることができない施設を見ることができ、貴重な体験ができたと思います。

熱気溢れる自動車検査職場

 2日目は、愛知運輸支局で自動車登録業務及び検査業務の職場説明と見学が行われました。
 それぞれの業務を担当している方に業務内容の説明をしていただき、職場見学へと移りました。
 登録職場は航空支部の職場とは違い数多くのお客さんが訪れる場所であるため、非常に賑やかで騒がしく、職員の方が次々と申請書類を審査している姿に刺激を受けた人も多かったのではないでしょうか。
 検査職場では、検査を受ける車両や様々な検査機器に囲まれ職員の方が作業しているところを見学することができ、業務の大変さを実感することができました。

今後も青年の親睦を深めます

 この学習会は、新人組合員の方にとっては新規採用されてから同期が一同に会する初めての機会になりました。
 また、運輸、航空と職場は違うものの、同じ交通運輸の安全を担う同士として交流を深め、互いの職場の大変さを実感し、刺激しあうことができ、貴重な時間を過ごすことができたと思います。
 最後に、年々、青年層の職員が減り、職場によっては、年齢が近い人がいなく、なかなか気軽に相談できる相手がいないと聞きます。今回のような青年の親睦を深め、心安らげる場を今後も提供していきたいと思います。

中部支部 青年部長
桑原 靖宗さん

国土交通共闘

共同デスク

第050号 09国民平和大行進 各地からの便り

四国コースもスタート

 5月11日、香川県から四国コーススタート!
 初日は高松市役所からさぬき市志度までの約15キロ。昨日は真夏日を観測し、ハードな行程が懸念されましたが、最高気温は27度で何とか完歩できました。
 今日もビールに決まりです。平和でないと、この一杯も味わうことが出来なくなります。
 これからリレー旗を引き継がれる国土交通共闘の仲間の奮闘を期待します。

札幌では約60人参加

 5月16日、札幌幹線コース(野幌百年記念塔〜河岸公園〜中島公園)
 札幌行進は天気に恵まれ、青空の下での行進となりました。国土交通共闘としては、家族も含め約60名が参加し、これだけでもかなりの長い列となり、平和の願いを大きくアピールしました。
 行進後、事務局の箱に眠っていた「国土交通北海道共闘」の旗を広げ記念撮影。その後はすぐ近くのビール園でカラカラだった喉を潤しながら、今後も団結を強めることを確認しました。

行進旗は中部ブロックへ

 5月19日、湯河原で関東から中部へ引継ぎが行われました。
 大変心地よく歩き終えることができました。私たちの平和への思いを、ぜひ広島、長崎まで届けてください。

北海道から東北へ引継ぎ

 5月31日、青森平和公園の時計塔前にて、『2009年核兵器廃絶国民平和大行進・引き継ぎ集会』が執り行われました。
 北海道行進団への歓迎の言葉、青森市長および青森県被爆者の会からの激励メッセージを受け、行動参加者から決意表明がありました。
 溢れんばかりの強い思いの込められた国土交通共闘平和大行進リレー旗は青森代表へと引き継がれ、『原爆許すまじ』および『青い空は』を全員で合唱した後、青森市内平和行進を開始しました。

 

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