ZEN-UN-YU 全運輸労働組合
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機関紙「全運輸」

2008年
09月05日
(1094号)

要求で団結し 職場に真の労働組合をつくろう

国民のための行政を確立しよう


■1面

書記長に聞く!
  定期大会の議論のポイント
  議論を尽くして
  「職場の声」を高めていこう

■2〜3面

平和な世界はみんなの願い
  2008原水爆禁止世界大会in広島

職場意見を反映した「将来ビジョン」の確立を
  第9回航空事務管理委員会

国土交通共闘 共同デスク
  第041号 08平和行進終結集会


「全運輸」 1面
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書記長に聞く!

定期大会の議論のポイント

議論を尽くして

「職場の声」を高めていこう

 全運輸は9月8日から10日にかけて愛知県豊橋市で第47回定期大会を開催します。大会では08春闘や人勧闘争を中心としたとりくみの総括を行うとともに、向こう1年間の運動方針を確立することとしています。
 大会議論にむけて、安藤書記長から重点となる賃金闘争と組織強化の課題についてポイントを聞きました。

教宣部:大会ではとりくみの総括、方針を確立していく訳ですが、全般的な観点はどういうところにあるでしょうか。
書記長:まず、大会では率直な討論をお願いしたいと思っています。職場を取り巻く情勢が厳しいもとで、「あきらめ感」から運動が低下している状況が見受けられます。また、「期待感」の薄れも正直、職場には広がってきているものと思います。
 しかし、とりくみが出来なかった点だけに終始するのではなく、組合員の皆さんが何を求めているのかということをしっかり確認し合い、同時に展望をどこにおいてたたかっていくのかといった観点で議論していきたいと思います。
教宣部:例えば、賃金改善の課題では、08人勧は「ベアゼロ」であり、組合員の生活実感からは到底納得できるものではありませんが、これをどのように見るべきでしょうか。
書記長:問題はいくつかあると思います。
 一つ目は、人事院が「民間準拠」に固執し、生計費原則を投げ捨てており、加えて、官民比較企業規模「見直し」改悪など、制度上の問題もあります。
 二つ目は、相手が「民間準拠」に固執しているからこそ、春闘では官民一体の闘争で賃金相場を引き上げるたたかいが求められていましたが、十分なとりくみができたとは言えないことです。
 その要因としては、まだまだ官民の労働者間で賃金格差意識があることや、公務労働者には、人勧闘争が賃金闘争のヤマ場であるという意識が根強い、ということがあります。その結果、春闘期の賃金闘争に積極的にとりくめなかったものと思っています。
 また、今年の人勧を分析してみれば、08春闘の民間相場はほぼ前年並みであり、昨年は1,352円の官民較差があったことを考えれば、今年もそれなりの較差が見込まれていましたが、勧告では136円しか較差がないとし、俸給表改定は見送られています。
 なぜ、その程度の較差しかなかったのかと言えば、定員純減や新規採用抑制がすすむなかで、公務員の平均年齢が上がってきたことで、公務の賃金水準が上昇した結果と言えます。諸物価高騰で生活悪化が引き起こされているもとで、この点でも大きな制度矛盾が生まれています。
教宣部:物価で言えば、原油高騰の影響で、寒冷地手当受給者やマイカー通勤者にとっては大変な状況となっていますが。
書記長:その点は、人勧闘争の大きな争点として、人事院・使用者追及を強めてきましたが、繰り返しになりますが、公務労働者の生活実態を考慮することなく、民間準拠のみに固執したことを端的に表すものです。
 ですから、賃金闘争は生計費原則をしっかり強調していくことが重要であり、同時に官民で賃金破壊がすすめられていますから、賃金底上げのたたかいをしっかり春闘段階でとりくむことが大事です。賃金改善を図るためには春闘でたたかうこと、この点をしっかり大会で意志統一したいと思っています。
教宣部:もう一つの重点として、組織強化が求められていますが、この点はどうでしょうか。
書記長:この間、さまざまな機関会議で申し上げていますが、「厳しい時、苦しい時だからこそ、たたかわなければならない」ということです。
 確かに、現実論としては、「仕事が忙しく、組合活動に時間を割くこともできない」あるいは「どうせたたかっても結果は見えている」、そういった意見がありますが、苦しいからたたかいをやめてしまったら、状況はますます悪くなるばかりです。
 要求の前進は微々たるものかも知れませんが、要求の実現を得るためには、声を上げ続けていく必要があります。組合役員だけではなく、やはり一人ひとりの組合員が声を出し続けることが大事です。「誰かがやってくれる」、そんな他人任せが職場にあるのではないでしょうか。
教宣部:日常活動の低下が著しくなっていますが、これを解決するためにはどうしたらよいのでしょうか。
書記長:こうしたらすぐ変わるというものはありません。言うなれば、日常活動の特効薬というものはなく、一つひとつ丁寧にとりくむことが最大のとりくみです。支部にしろ、分会にしろ、組合役員は大変だと思いますが、役員の頑張りが職場の組合員を動かすことにつながるはずです。組合員はみんな仲間ですから、そういった努力が必ず実を結ぶものです。
 今夏の書記長会議での「名言」は、本省支部から出された「みんなで作ろう、職場の仲間」でした。組合の組織率を上げていくことも確かに必要ですが、仲間とともに頑張っていくという組織力量を高めていくことが非常に大事です。
 具体的にどうとりくんでいったらよいのか、大会では、執行部・代議員・オブ問わず、参加者全員で知恵を出し合うような議論をめざしたいと思っています。
 ぜひ、大いに議論し、みんなで頑張っていきましょう。

「全運輸」 2〜3面
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平和な世界はみんなの願い

2008原水爆禁止世界大会in広島

 8月4〜6日に原水爆禁止世界平和大会が開催されました。国土交通共闘国民平和大行進集結集会に続き、本部を含む21名が参加しました。
 青年の参加者は、「青年のつどい」に参加し、世界代表との意見交換や全国での活動報告を聞くことによる経験交流が行われ、青年の力強さと平和運動へのとりくみの連帯感を得ることができました。

戦争は人間らしさを奪うもの

 8月5日には、広島市内各所において原水爆禁止世界大会分科会が行われ、被爆電車乗車、岩国・呉基地調査行動や原爆遺跡・碑めぐりなど、参加者それぞれが希望する分科会に参加しました。
 分科会「青年のひろば」では、小グループに分散し、広島市内各地で語り部さんの話を聞き、その方たちを交え意見交換を行いました。「軍人は軍人のみを助け一般の苦しんでいる人には見向きもしなかった」などの体験話を聞きくことができ、より現実感が増し、戦争は人の良心を無くすものだと感じました。また、当時は衣食住を始め全ての自由が奪われ、夢さえも持つことができなかったとの話を聞き、今の日本の平和は、戦争を経験された方々の深い悲しみの上に成り立っていることを改めて感じることができました。

平和公園 被爆以前は繁華街

 5日は、国公労連が開催する国公労働者平和のつどいもあり、参加者は分科会終了後に参集しました。
 集会では、原爆遺跡保存運動懇談会所属の楠忠之氏より、平和公園が元々広島市の繁華街で市民がにぎやかに暮らしていた場所であったことや、原爆で失われた街の復元活動にも尽力されているとの講演がありました。その当時を垣間見ることが出来る現存物は数少なく、証言のみで復元活動をされているとのことで大変な作業だと感銘すると同時に、これからの世代に如何に引き継いでいくかが重要になります。

日本から草の根の運動を世界に広げよう

 最終日には、世界大会の閉会総会が広島県立総合体育館のグリーンアリーナで開催され、様々な国からの代表者や各会からの連帯の挨拶がありました。
 ベネズエラの代表からは「世界の大量殺戮兵器をすべて無くすことをめざしている」との力強い発言があり、会場内は拍手に包まれました。また、原子力空母の母港化反対運動など各県代表による活動報告があり、私たちの運動を勇気づけてくれるものとなりました。
 非核平和のねがいは世界に広がりを見せています。
 日本を戦争する国とさせないため、憲法9条改悪を許さない世論づくりをさらにすすめるべく、草の根の運動などの平和のとりくみに、全運輸として、また国土交通共闘の仲間とともにこれからも奮闘していきましょう。



職場意見を反映した「将来ビジョン」の確立を

第9回航空事務管理委員会

 7月31〜8月1日、東京・国公労連会議室において、支部・本部合わせて35名が参加し、第9回航空事務管理委員会を開催しました。

将来ビジョンとは

 会議の冒頭には、WAAPP(航空公務労働者からの提言)の学習会が行われ、航空職場の方向性や事務管理職場をとりまく情勢につて理解を深めました。
 事務管理職場の課題では、2008年5月に当局が提案した「事務職の将来ビジョン(案)」について議論が行なわれました。
 「将来ビジョン」については、これまで求めてきた新たな行政ニーズへの対応、定員削減への対応、業務の効率化、人材育成などについて方向性が示されているものとなっていることから、「将来ビジョン」を将来の方向性として受け止め、具体化を求めていくことを確認しました。

「将来ビジョン」の具体化にむけて

 具体化にむけての課題では、航空分科会答申で示された空港の利便性向上、利用促進、地域振興といった新たな業務へ対応するため、他職種と連携強化を行い、WAAPPを観点とした空港の運営に関するトータルマネージメント業務の確立を求めていくことや、空港事務所の「係長」制度を廃止し、「主査」制度を導入すること、業務の効率化、新たな人事評価制度を活用した人材育成などについて議論を深めました。
 支部からの報告では、職場に「将来ビジョン」の考え方が十分に浸透していないことや、即効性のある業務の効率化を求めていくこと、人材育成については、管理職まで含んだ研修制度の確立を求めていくことを確認しました。
 人事評価制度の活用については、評価結果を人材育成に活用するべきとの意志統一を図りました。また、組織強化の課題では、事務管理職種の組織率向上について航空部門全体でとりくみを強化することを確認しました。

監理部長交渉

 監理部長交渉では、人事評価制度について、「公平性、客観性、透明性、納得性が確保されないと次のステップに行けないと考えている」との回答があり、「将来ビジョン」の具体化ついては、「事前協議の徹底と職場への周知を行う」とし、定員削減への対応については「実員を減らさないように対応していきたい」との回答を引き出しました。最後に、「将来ビジョン」の具体化に職場意見を反映させるため、職場での議論、課題整理などのとりくみを強化することを確認し、委員会を終了しました。



国土交通共闘

共同デスク

第041号 08平和行進終結集会

 国土交通共闘での初のとりくみとなった08国民平和大行進の締めくくりとなる集結集会を、8月4日、広島市まちづくり市民交流プラザにおいて、国土交通共闘の仲間71名(全建労7名、全港建3名、全気象6名、全運輸55名)の参加により開催しました。
 集会前には、広島市内で4つのコースの集結行進があり、共闘の仲間もそれぞれのコースに分かれ、集結地点である平和公園まで行進し、核兵器廃絶や戦争反対を沿道の人々に訴えました。

平和の必要性を再認識

 集結集会では、各地区からの参加者より、行進の経過報告を受け、全国でのとりくみの情報交換の場となりました。全気象関西地本の蓬台さんからは、「例年とりくみが弱かった和歌山での結集強化や独自の寄せ書き旗を作成し、行進を盛り上げた」と力強い報告がありました。
 その後、原爆語り部の吉岡幸雄氏から被爆の体験談を聞き、原爆や原爆投下後の生活の凄惨さを改めて認識することができました。その中で「原爆投下者や開発者に憎しみをむけるのではなく、世界平和への運動を」と訴えがあり、私たちも平和活動へのとりくみをさらに広げていく必要があると感じました。
 会場での集会後、全員が平和公園に移動し、原爆慰霊碑へ献花しました。また参加者一同が、共闘の仲間で作成した千羽鶴を千羽鶴の塔に献鶴し、原爆の子の像の前で1分間黙祷を捧げました。
 今回の国民平和大行進は、共闘としての初のとりくみであり、連携が不十分な部分もありましたが、11本のリレー旗を全国の共闘の仲間の協力により集結地点まで無事に通すことができました。今後はこのとりくみをきっかけとし、中央・地方での街頭行動などの共通のとりくみには共闘単位で結集し、運動をさらに広げていきましょう。


 

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