ZEN-UN-YU 全運輸労働組合
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機関紙「全運輸」
2004年
09月05日
(1012号)
要求で団結し 職場に真の労働組合をつくろう

国民のための行政を確立しよう

■1面

あらゆる課題と結合して憲法が活きる社会をつくろう!
 国公労連第50回定期大会

躍動

■2面

建交労ILO要請団
 ヨーロッパ随行記 最終回

凄いやつらがいた!
 映画 草の乱


「全運輸」 1面
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あらゆる課題と結合して憲法が活きる社会をつくろう!

国公労連第50回定期大会

 国公労連第50回定期大会は8月25〜27日、東京都港区「虎ノ門パストラル」において255名の参加者のもと開催されました。全運輸からは代議員・オブザーバー、県・ブロック国公代表者を含め24名が出席しました。
 大会では、憲法改悪、「公務リストラ」、「公共サービスの商品化」阻止、民主的公務員制度の確立、賃金制度の改悪阻止を中心に活発な議論が行われ、2004年運動方針と2004年度秋季年末闘争方針が全会一致で決定されました。

職場と地域に憲法を活かそう

 憲法改悪反対の課題では、「いまこそ憲法が輝く社会を、国民のなかへ国民とともに」のスローガンを基本として、あらゆる課題と結合して憲法が活きる社会をめざし、地域からの運動を展開することを意志統一しました。
 そのため、04年度は、職場・地域での憲法学習の徹底と、憲法改悪反対の圧倒的な職場世論の形成をめざし、「すべての職場で憲法学習を」の呼びかけと、「憲法の語り部」登録の運動にとりくむことが確認されました。

公務リストラを許すな

 また、「公務サービスの商品化」、「公務リストラ」に反対する課題では、「骨太の方針2004」の具体化に反対し、公務労働者としての専門性を発揮し、国民のいのちと暮らしをまもる公務労働にふさわしい役割を果たすことが意志統一されました。政府の公務員制度「改革」や人事院の給与制度「改革」による労働条件改悪に反対し、民主的公務員制度の確立と国際労働基準にそった公務の「働くルール確立」をめざすとりくみ強化が確認されました。
 全運輸からは、政府が行革をすすめようとしているなかで、「人勧制度の矛盾、公務員制度改悪の動き、組織強化の観点から、労働基本権回復を前面に掲げた運動を展開すべきである」と発言しました。
 さらに、公務員賃金制度の改悪に反対するたたかいでは、地方に勤務する公務員の賃下げ、地域経済の破壊を加速するブロック毎の俸給表策定など、地域間格差の拡大をはかる給与の見直しに反対するたたかいを全国で展開することが確認され、公務員制度改悪とも結合して給与制度改革の学習を強めることが確認されました。

学習をすすめよう

 また、民主的公務員制度の確立を求めるとりくみでは、「国家公務員の労働基本権回復にむけた当面の構想(案)」が出され、職場段階で情勢や闘争課題に関わる学習をすすめることが確認されました。
 また、組織課題では、国公労連組織拡大4カ年計画「チャレンジ30」と、2年目に入った全労連の「組織拡大推進基金」のとりくみをすすめることが確認されました。
 討論の最後には、全運輸から、907便事故裁判について報告し、「裁判の公正審理を求める署名」活動等へのとりくみについて、各単組の協力と支援を訴えました。

先水さんお疲れさまでした

 役員選挙では、全運輸出身として4期にわたり奮闘した先水中執が退任されました。また、阿部中執が再任されるとともに、7月の全労連大会で事務局次長に信任された宮垣前副委員長が中執として満票で信任されました。
 今後のご活躍を期待します。


躍動 史上最多の国・地域が参加したアテネ五輪が閉幕した▼日本が獲得したメダルは、金16個を含み過去最高の37個。テレビに映し出される日本選手の活躍に多くの人が感動させられた▼しかし、こうした感動を生むオリンピックが、過去に政治や極端なナショナリズムの発揚に利用されたことも忘れてはならない▼第二次世界大戦が始まる3年前に開催された第11回ベルリン大会では、ヒトラーが大会組織委員会総裁に就任、国威発揚に利用した。第20回ミュンヘン大会ではパレスチナゲリラによるテロが発生、17人が死亡した。第22回モスクワ大会では、アフガン戦争で日本も含む西側諸国がボイコット。報復として次の第23回ロスアンゼルス大会をソ連や東欧諸国などがボイコットした▼平和の祭典は平和な国にこそ似つかわしい。平和憲法を投げ捨て、海外派兵でテロの標的になる国には似合わない▼アテネの次は2008年第29回北京大会。次も平和憲法を抱く平和な国として参加したい。(くらりん)

「全運輸」 2面
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建交労ILO要請団

ヨーロッパ随行記 最終回

委員長 福田昭生

アンデルセンの人魚姫の街へ

パリを後にして、最後の訪問地、アンデルセンの人魚姫で有名なコペンハーゲンへ向かう。 コペンハーゲンはバルト海の入り口にある、北欧の空の玄関である。
 幅中執と一緒に「人魚姫」を探しに街を散策した。クリスチャンボー宮殿を中心とする旧市街は世界最古の王国の趣がある。道路の両端には自転車専用道がある。ここは環境先進国、自転車が市民の足なのだろう。かの人魚姫は、海辺の石の上にひっそり座っていた。人魚のはずなのに足がみえる。作者によるとモデルになった妻の足が美しくて、鱗で覆うのが忍びなかったからとか。

デンマークの国鉄も民営化の波

コペンハーゲンでは、デンマーク鉄道労組を訪ねた。郊外の閑静な住宅地に大きな邸宅風の構えのその事務所があった。
 鉄道労組の組合員は5400人、組織率はほぼ100%とのこと。年金や保養所など組合員むけ共済事業を手広くやっており、事務所の運営費はこの収入で賄っている。
 マーデンス副委員長によれば、デンマークの鉄道も民営化の波が押し寄せている。部分民営化で国鉄として残ってはいるが、イギリスの企業が15%を買い取っていて、「デンマークに入ってくるなら労組と協約を結べ、結ばなければ入れさせない」とたたかっているとのこと。
 デンマークは高福祉高負担の国。直接税は57%、消費税も25%。私は北欧の社会システムに興味があったので、その実情をじっくり聞きたかったのだが、時間切れで残念。

アクアビットはすごい

 昼食は近くのレストランへ案内された。酢漬けのにしんにアクアビット。アクアビットとはジャガイモでつくった北欧の焼酎、何とアルコール度数70度、グッと飲んだらカッと燃えて、気を失いそうになった。これ以来、酒豪の幅中執はきつい酒にはまっているらしいが。

(おわり)

※6月18日、ILOは日本政府に対し「多数の労働者に引き起こした深刻な影響を考慮して、政治的・人道的配慮の精神で関係者と話し合いを追求する」よう6度目の勧告を行った。


凄いやつらがいた!

映画 草の乱

 「秩父困民党事件」から今年は120周年になる。それを記念して作られたのが映画「草の乱」である。
 秩父事件とは、1884年(明治17年)11月、秩父の農民たちが困民党を結成して、悪徳高利貸しや明治政府の悪政を批判し、貧民の救済を訴えて起こした日本近代史上最大の農民蜂起である。
 当時、明治政府は中央集権、富国強兵を急ぎ、デフレ・増税策を推進した。世界的な不況による生糸価格暴落もあって養蚕農民は悪徳高利貸しによって田畑を取り上げられ破産に追い込まれた。秩父では自由民権運動とも結びついて、政府打倒を意識した空前の武装蜂起が起こる。決起した農民は8千人とも1万人ともいわれている。蜂起は軍と警察によって9日後に鎮圧され、指導者12名が死刑、3千名余が処罰されて敗北する。
 悲惨な結果にもかかわらず、秩父事件が今なお光を失わないのは、憲法も議会もない時代に、命をかけて巨大な権力と立ち向かった名もない人々の勇気とロマンがあふれているからだと思う。
 人には闘わねばならぬ時がある。家族のために、仲間のために、そして未来のために。
 映画「草の乱」は、自主製作・自主上映による作品である。製作費4億3千万円は大衆的な出資とカンパ、出演者も8千人のエキストラが手弁当で参加している。
 デフレ不況に海外派兵と秩父事件当時と酷似した今の時代にあって、一人でも多くの人に観てもらいたい映画である。
 9月4日から有楽町スバル座で先行ロードショー、以降、全国で自主上映。

 製作上映協力券1300円。
 問合わせは、「映画『草の乱』製作と上映を支援する会」 TEL03―3505―1874


 

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