ZEN-UN-YU 全運輸労働組合
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機関紙  「全運輸」
  2002年 
 1月5日(953号)
要求で団結し 職場に真の労働組合をつくろう

国民のための行政を確立しよう
新 春
国土交通・運輸共闘 共同デスク(2〜6面)
□1面 躍動
■2・3面 国民に目を向けた国土交通行政をめざして
  全国各地でガンバル国土交通・運輸共闘のなかま
■4・5面 新春企画
  人生の満喫をめざそう

  どうにかなるじゃ寂しいじゃない?
  どうにかしようよ職場と社会の未来!!
□6面 新春インタビュー
  自信を持って戦い、そして勝つ
  サッカー日本代表 柳沢 敦選手
「全運輸」 1面
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 機関紙「全運輸」は、今年も全国のなかまのみなさんとともにはばたけるよう、より良い紙面をめざします。
 組合員の顔が見える機関紙「全運輸」を、今年もよろしくお願いします。
                          「全運輸教宣部一同」

躍動 まの耳に念仏。馬耳東風ともいう。もっとも、馬の耳は人間の2倍程の音域までカバーできる高感度、耳の筋肉も強くてレーダー並の働きをするという。野生時代の猛獣から身を守る術の名残か。家畜になって退化したのかどうかまでは定かではない。が、人間様がかつてにつけた「汚名」でさぞ迷惑しているには違いない。この間の、自衛隊派兵法(テロ対策特別措置法)審議で思った。小泉首相の態度には、この言葉がふさわしい。
 
 んまと騙されているような気がする。自分に都合のいい話には得意満面だが、都合の悪いことには黙んまりを決めこむ。普通なら、こんな傲慢な態度は反感を呼ぶところだが、そうでもないらしい。この自信満々さこそが以外にうけているらしいのだ。ちょっと不可解な7割を超える内閣支持率を解くカギは、どうもこの辺にありそうだ。「聖域なき構造改革」に反対する抵抗勢力に敢然と立ち向かう怪傑ライオン首相。

 うもおかしいぞ。構造改革反対といっても色々あるはず。「小泉改革」対「抵抗勢力」というマスコミがつくった単純な構図が問題。国民を煙に巻く見事な演出というほかない。旧来の自民党政治の「改革」を看板に颯爽と登場した小泉氏。そして、ドラマチックな総裁選での圧勝。それが、古い自民党政治に愛想をつかした国民の大喝采をあびた。「この現状を何とかしてくれ」という悲鳴にも似た感情にフィットした結果だ。
 
 かし、何をどう改革するかこそがポイント。旧来の自民党政治も小泉政治も構造改革推進では同じ穴の狢。「小泉人気」の陰で自衛隊海外派兵、医療改悪、着々と日本破綻の道がすすめられている。小泉構造改革にストップをかけて、「雇用、暮らし、いのち」をキーワードに日本経済の民主的再建をめざす第3の道こそ、「真の抵抗勢力」が進む道。天をはばたく馬を駆って、列島の隅々に「国民総ぐるみ」の春闘へ。(A生)

「全運輸」 2・3面
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チームワークを大切に
全運輸近畿航空支部神戸衛星分会

 二〇〇二年、明けましておめでとうございます。全運輸・近畿航空支部神戸衛星分会から、年始のあいさつをお届けします。
 私たちがはたらく「神戸衛星センター」は、神戸市の北西にある新興住宅地と、サイエンスパークと呼ばれるハイテク産業に囲まれた一角にあります。
 今年は、サッカーのワールドカップが開催され、神戸でも三試合が行われる予定になっています。
 神戸衛星センターに隣接する「いぶきの森」公園には、Jリーグ「ヴィッセル神戸」の練習グランドがあり、「カズ」こと三浦知良選手や、サントス選手などのJリーガーが、練習に励んでいます。そのグランドが、ワールドカップの公認練習場に決まり、全世界からサッカーファンが押し寄せてきそうです。
 スポーツニュースなどで、神戸衛星センターのパラボラアンテナが写るかもしれません。
 また、車で一〇分程走ったところには、イチローがいなくなり少し寂しくなりましたが、「オリックス神戸」を本拠地とするグリーンスタジアムがあり、スポーツ観戦を楽しむには絶好のロケーションです。
 神戸衛星分会も、交流とチームワークを大切に、各種スポーツ大会に参加しています。
 昨年は、大阪国公の反核平和駅伝で第三位、全運輸近航支部のソフトボール大会準優勝など、若さと団結を生かした職場づくりをめざして頑張っています。
 組合活動でも、民主的な職場づくりをめざして頑張っており、「一一・三〇中央行動」には組合員の一割を越える上京団を組織し、能力・業績主義反対のとりくみを強化しています。


組合要求が新造船に反映
全港建新潟港支部

 北陸地方整備局新潟港湾空港工事事務所所属の「白山丸」は、日本一の大河、信濃川河口の新潟西港を浚渫(しゅんせつ)している海事職適用の浚渫船です。
 現在三三名の職員が乗り込み、月曜日から金曜日までを基本に三交代二四時間体制で船舶が輻輳する港内や、海峡の狭い航路で自航しながら航路内の流下・堆積土砂を浚渫しています。
 浚渫方式は「ドラクサクション式」といい、簡単にいうと掃除機の柄と吸込口(ドラグアームとドラグヘッド)の大きなものを海底に下ろして土砂を海水と一緒に吸い込み、船腹に溜め、満杯になったら土砂処分場に捨てにいく作業を行っています。
 全港建はドラク三船のあり方として、従来から油回収兼浚渫船の三船体制を要求してきました。
 新造船「白山」は今年一〇月に就航する予定ですが、重油流出事故の実態や国民的要求をふまえ、長年の要望である油回収機能が装備されます。
 引き続きまだ決着していない要員問題や、油回収の実施体制確立の問題を含めて、乗組員の要求と、国民の負託の実現のために年明け早々から全力をあげて奮闘する決意です。


要求実現へ一層がんばります
全建労筑波地本国総研支部

 明けましておめでとうございます。全建労筑波地本国総研支部より新年のあいさつを申し上げます。
 国総研支部は、茨城県つくば市にある、国土技術政策総合研究所に働く職員で組織しています。
 新年早々、浮かれた気分にはなれない感じがします。
 昨年の後半に起きた新宿火災と、米国でのテロは、新しい世紀から負の遺産を見せられたような感じがして残念です。
 私たちの職場も昨年の四月に、土木研究所と建築研究所の二つが独立行政法人化され、新たに国土技術政策総合研究所が設置されました。
 九カ月が過ぎましたが、先が見えない苛立ちを多くの職員は抱いています。特に分割・独法前の説明と違い、ほとんど仕事の内容を示さず、ビジョンのない幹部に振り回されています。
 本当に国民のためになる研究所であれば、なおさら明るい展望を示さないと存続の危機に面していることを、旧建設省から来た幹部は分からないでいます。
 こんな時こそ労働組合ががんばって、働く仲間の要求が実現できる組織になって、今年は、一層活動を強化したいと組合員一同考えています。
 今年は、サッカーワールドカップもあるので、「日本ガンバレ」と早くいいたいと思います。


運輸共闘に大いに期待
全海員学校職員組合連合会

 私たちの働いてる国立海上技術学校は、中学校卒業者を対象に、船員の養成を目的として、小樽・宮古・館山・唐津・口之津・沖縄と全国に六校あります。
 また、国立海上技術短期大学校は、高等学校卒業者を対象として、全国に二校、清水と波方にあり、内航船員養成の国立学校として共に多くの船員を輩出しております。
 私たちの抱えている問題点は、独立行政法人本部との団体交渉など、慣れないことが多く、また全国に職場が点在しており、意思統一に時間がかかることです。
 運輸共闘に期待することは、独法になり本省人事課などとの関係が希薄になる中で、海員学校に関する情報と、運輸共闘としての独法に関する情報に、大いに期待しております。
 内航船員を取り巻く環境は、近年とりわけ厳しくなっております。
 今後ともご支援の程よろしくお願いいたします。


美しい瀬戸内海に分会の産声
海技大学校職員組合児島分会

 青い海と空、多島美を誇り四季折々の風情を楽しませてくれる瀬戸内海。その静かな海に瀬戸大橋が堂々と架かり、その本州側に海上実歴のある船員に、再教育を行なう海技大学校の児島分校があります。
 内航船員の需要に対応するため「五級海技士課程」、「船舶基礎講習課程」、「限定救命艇手講習」などの教育を行っています。
 これまで組合は組織されておらず、独立行政法人移行を目前にひかえた二〇〇〇年度に海技大学校職員組合に加入し、二〇〇一年度より児島分会として産声をあげました。
 分校長以下九名の小さな職場なので全員で力を合わせて頑張っていますが、労働基準法の制約もあり、逆に拘束時間が長くなるなど戸惑うこともしばしばです。
 そんな状況下、運輸共闘の存在は大変心強く感じています。私たちも、共闘の一員として頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。


洋上はるか南で気象観測
全気象沖縄地本南大東島分会

 新年あけましておめでとうございます。全気象沖縄地本南大東島分会より新年のごあいさつをいたします。
 私たちは南の島で日夜、交替勤務で天気予報・地上気象観測・高層気象観測と気象事業の第一線で働いています。
 二〇〇一年四月から、ここ南大東島地方気象台には、広域の人事交流により三名の職員が他管区から異動してきて、職員はみんなこれまでにない楽しい雰囲気で仕事をしています。
 また、地元のお祭りや球技大会、陸上競技などのイベントに職場全体で率先的に参加して、良い評価・成績をおさめています。(特にお祭りでは、函館から来たT氏による「ヨサコイ踊り」が大好評)
 しかし、私たちの職場をめぐる情勢は日を追って悪化してきています。当台では、今年一月から技術課の地上班が二シートから変則一シートにされ、二〇〇二年度には高層課も一シートに削減されるという労働強化が行われます。
 これではせっかく私たち全気象が切り開いてきた人事交流の将来も危ぶまれます。さらに、公務員制度「改革」という波が私たちの回りから押し寄せてくるでしょう。
 しかし、私たちが携わる「気象業務」は「能力・業績主義、効率化」をめざしている公務員制度「改革」には相いれません。
 私たち南大東島分会では、全国の全気象の仲間と一致団結し、断固としてこの制度改悪に反対していきたいと思います。

「全運輸」 4・5面
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新春企画

人生の満喫をめざそう
どうにかなるじゃ寂しいじゃない?
どうにかしようよ職場と社会の未来!!

 全運輸、全建労、全気象、全港建の国土交通省内4単組で組織する国土交通省労働組合共闘会議(略称‥国土交通共闘)は、昨年たった3人の組合員でもあきらめず、勇気を持ってたたかえば前進するという確信を与えてくれた、白木屋分会有働分会長と荒木書記長を迎え、新春座談会を企画しました。
 座談会には、国土交通共闘加盟4単組の青年・女性組合員に参加してもらい、これからの運動の展望について大いに語り合ってもらいました。
 また、司会は、国公労連青年協議長後藤勇二さん(出身単組 全建労)にお願いしました。

 司会 白木屋分会のたった3人でもたたかえば勝てるという教訓と秘訣を聞きながら今後の、国土交通共闘の青年・女性運動をどのようにしたら発展していけるか、参考にしていけたらいいと思います。灰皿を投げ合う以外なにをしても構わないですので思いきりやっていただければと思います。(笑い)
 まず皆さんの職場の紹介をお願いします。
 苑田 仕事は、航空局の航空管制官をしています。組合は、旧運輸省の運輸局と航空局に働く職員で組織している全運輸です。
 仕事の内容は、航空機の離発着の指示と航空機の安全航行ができるような指示を出して、航空機の安全な運行に努めています。
 水越 私の職場は、国土地理院です。国土地理院は、一言で言うと地図を作っているところです。等高線データを使ってどんな斜面が崩れやすいかという研究しています。組合は、旧建設省に働く職員で組織している全建労です。
 山田 気象庁で働いています。全気象は、気象庁の労働組合です。気象庁というと天気予報を出しているところというイメージですが、火山や地震の観測などもやっています。職場は日本全国にあります。船に乗っている人、南鳥島、富士山などにも職員がいます。
 内山 全港建は、港湾建設局に働く職員の労働組合です。港湾建設局は、簡単に言うと空港を含めた港の建設・整備です。私は関東なので羽田空港を含めて、港は、茨城から神奈川までの各港の整備をしている職場です。公共事業土木官庁です。

組合結成から組合攻撃

 司会 それでは、白木屋分会の皆さんからなぜ組合を作り立ち上がろうとしたのか話してもらえますか。
 有働 私たちが労働組合を作ろうと思ったのは、労働条件が悪い中で働いたからです。
 きっかけになったのは回覧が回ってきてそれだけでいきなり2万円の賃下げになって、その2〜3ケ月後になって同じ内容でもう1万円賃下げがあって、3、4ケ月のうちに3万円も引き下げられたことがきっかけでした。このままでは、この先どうなるかわからないということで、みんなで一緒にいろいろ相談したり、労働基準局に相談したりしていました。しかし「相談には乗れるが労働条件の改善には手を貸せない」ということを言われて、労働組合事務所に相談したら「組合を作って会社と交渉すれば、会社の労働条件を改善できるよ」って言われて、じゃ組合を作ろうじゃないかということになりました。
 司会 組合のないところに新しく組合を作るのは、大変だと思いますがどのように組織して行ったのか話してもらえますか。
 有働 職場の中で「会社はおかしい」というふうに、片っ端から声をかけて反応がありそうな人にはちょっとずつ組合が出来るんだよと話を持ちかけました。会社に漏れないように社員に声をかけて組合を結成したという経過です。
 組合が出来るってことに関しては、会社側に組合が結成する前に嗅ぎつけられて、潰されたりしたら困るので声をかける人を慎重に選びました。
 初期の分会長、書記長がいたんですが、そ人たちが、結構いろいろと活動・行動的な人たちだったので、私たちは、誘われた側なんですけど、会社の中ではあまり堂々とは出来なかったです。本社の女性社員が約120人いて20人弱くらいで組合を結成しました。
 その後一番多いときには70名くらいに増えましたが、どういう組合なのかと聞かれたり、組合がやろうとしていることが見えてこないので少し様子を見させてという意見もいっぱいありました。しかし、組合が出来て良かったといって、すぐに入ってくれた人もいましたよ。
 司会 結成当時と途中の変化はあると思いますが、最初の気持ちは覚えていますか。労働組合に、首つっこみたくないなあという感覚はありませんでしたか。
 有働 めちゃくちゃありました。面倒くさいし、あんまり良く分からなかったので不安な部分がありました。でも会社にいる間はやるだけやろうかなという開き直りですね。やってみたらみんなが怒りの固まりで、みんなが同じ気持ちだったからやってこれたんです。
 98年5月に結成して、初めて春闘と団交をやって少し労働条件が変わって「良かったね」といっていたら、会社側から攻撃が始まりました。例えば、座席表に組合員だとマーカーで色を塗ったり、その紙を管理職の席に貼ったり、1人1人、管理職に呼ばれ「あなたは組合に入ってるんですか」とかフロアーにいけばみんながいる前で「組合に入ってる人は手を挙げて」などの圧力をかけられて、フロアーごとに所長のやり方で差別的な仕事の割り振りが起こってしまいました。
 苑田 それで嫌になって組合をやめたりする人もいたんですか。
 有働 一気に辞める人が多くなりました。
 一番私たちが痛い思いをしたのは、配置転換でした。私たちは、事務職員として本社にいますから、明日から店舗へという配置転換を組合役員を中心にやられました。店舗だけじゃなく支社もあるのでそういうところにばんばん飛ばされバラバラにされて、一般組合員の人は、「次は自分かもしれない」とビクビクしてたりする人もいました。
 会社そのものの定着率が良くないので会社をやめていった人も沢山いました。しかし、組合を脱退して会社に残るケースも少なくありませんでしたね。
 内山 いろいろ資料を見ると組合に対する不当配転とか、不当解雇のようなものがあったような感じですか。
 有働 解雇はなかったです。今日来てない兎子尾さんは、配転拒否をしたんですよ。会社に配転の辞令を返して、「私は店舗で働けないから本社で働かしてください」ということで。でも、会社側は、「あなたの職場はもうお店だから、お店に行ってください」と言われて、「本社にはあなたの働くところはない」ということで、結局、会社に行っても働かしてくれないという状況で、会社側に就業拒否をされている状態で、会社に行かないで勝利するまで闘いました。
 荒木 不当解雇はなかったです。不当解雇をすると会社側が不利になりますから宙ぶらりんの状態にさせ、お金も払わないし会社からも籍を外さない。解雇はなかったけど配転することによって自主的に退職するようにしたんです。

オルグは非常に重要

 司会 3人で無期限ストライキを掲げてたたかった訳ですが、収入はなかったわけですから、西部一般労組などの援助をうけながら勝つまであきらめず女性3人でたたかってきたのはすごいですよね。各地方にオルグもしたと聞いていますが。
 有働 店舗にオルグに行っても大変でした。興味津々に聞く人もいれば、門前払いをする人もいました。しかし店舗を廻ったことで、本社はまだ良い方と思いました。
 店舗は、14時間以上拘束されていて休憩も取れないという厳しい状況でした。不満があっても相談する場所もなかった訳ですから。なんとか力になろうと思い全店舗にFAXを定期的に流すようにしました。そのうち電話が来るようになって「私も請求します」という人たちが増えていきました。
 オルグに廻って感じたことは、実際に会って話すことは、電話だけ、紙だけとは全然違うことを感じました。大変だったけどオルグの必要性は感じましたね。

各職場の状況は深刻

 苑田 私は、1年半前に分会書記長をしていました。その頃は、行政改革があって民間委託の始まってる職場もあって、航空管制も民営化していくという動きもあって非常にきびしかったんです。それでも国家公務員はなかなか危機感がわかないんです。
 私たちの職場も航空需要が伸びている中で、24時間体制で勤務しています。しかし行革で人が減らされています。常時夜間でも飛行機が飛んでくるようになったら、頭がボーとした中で管制を行うようになってしまいます。公務員だからなんとかなるでしょうと思われていますが実際現場は大変なんです。
 山田 本庁と地方で違いはあると思いますが、本庁は、残業をやっても手当が出ないし、何日も泊まっている人もいると聞いています。地方も、人員削減で、人も減ってきていますし仕事が複雑になってきています。地方気象台は、だいたい少なくされて25人くらいです。その中で観測や予報をやっている人は13人くらいです。その人数で観測や予報等を出して、夜勤をしているので職員の負担が大きいです。これ以上減らすところはないと思うくらいです。
 水越 役所は、単年度予算だから地図作る場所だったら、年度で何面作るか決めますが、最近火災が多いでよね。そうすると災害の仕事が入ってくる。
 災害派遣なんかも最近、テレビで競い合ってどこが先に行くのかとやっているように思うんです。そんなすぐに行かなくても何日か経ってから調査すればいいような所まで、今、すぐに行ってこいといわれたりしています。その上人員が削減されていますから今後、予算削減、公務員削減で減らされたら、やっていけるのか疑問です。しかも、災害は増えてますよね。そこら辺が不安です。
 内山 私たちのところも、定員削減と超勤がリンクしちゃっています。10次にわたる定員削減があって、私が前いた二建というところは、昔は1300〜1400人いたんですが、今だと、800人くらいになっています。職場自体も、昔は、係長がいて係員がいっぱいいたんですけど、今は、係長と係員1人、ひどいところは係長しかいないところもあります。
 しかし仕事が変わらないので超過勤務につながっていくんです。人によっては、月平均100時間。超過勤務にも予算があるので、100時間やったから100時間払ってくれるかというと、払ってもらえないし、みんなあきらめ状態で、結局、サービス残業になっていくんですね。

国民の生活を守るため宣伝を

 司会 労働組合、青年・女性運動の実態から、青年部・女性部の必要性と役割はどこでしょうか。
 苑田 まず、今回のように他の職場を知ることは重要なことと思います。他を見てから自分の職場を見ると、いいところが見えてくると思います。また、悪いところで改善しなければならないところも出てきますから色々な職場と交流して話を聞くことは大切です。
 水越 行動などでも、やる人とやらない人の差が出てしまいます。上京団についても色々な人が交替で出れば偏りがなくなると思いますね。でもそれが出来ないから同じ人が何回も出ることになるんですね。
 内山 若い人の組合離れが進んでます。どうして入ってくれないのかと思います。入らない人は、「組合の人は何をやってるんですか?」っていう人もいますよ。事実、組合が頑張ったけどボーナスがカットされていますから厳しいですよ。でも中には、「どれだけ力になれるか分からないけど入ります。」って入ってくれる人も結構いますよ。
 荒木 今回、話を聞くまで公務員って多いと思ってました。でも今日話を聞いて、人が減らせれると私たちの生活が危険になることを知りました。もっと宣伝して安定した状態で仕事をして欲しいと思います。
 有働 公務員の職場がどなっているかみんな知らないと思います。私は、今日聞いた話を機会があれは色々な人に話していきたいですね。
 みんな公務員の問題と思っているから自分に関係ないと思っているんですよ。

やっぱり組合が必要だ!

 内山 ハッキリ言って、組合活動とかも仕事が押しちゃって、夜になったり、幹部が集まって、みんな周知するんだけどなかなかわかってくれない。とりあえず、そこを変えてかないといけないんじゃないのかぁと思います。やっぱり自分の時間がないからなんですよ。それを変えてくには、組合活動が必要なんだすよね。それも仕事に押されてる。なんか悪循環んですよね。でもやっていくしかないです。
 山田 僕ら、人間として生まれてきたのですから自分の楽しみを満喫できるような社会に持っていけたらいいなと思いますけど。
 欧米は、1カ月、3カ月という単位で休みを取ってバカンスを楽しみますね。自分の人生を満喫できる社会がいいですね。
 僕らは、公務員で、組合活動をしても首になるということはないですけど、白木屋分会の話や民間で働いている友達の話を聞くと、自分のいいたいことを言ったら弾圧をされてしまう。そういう社会じゃいけないと思うので、普通に楽しいことが言える社会になっていったらいいなと思います。
 水越 今回話を直接聞いて色々ためになりました。上部機関から降りてくる署名等も色々方法を考えて行動しないとダメなのかな。何かお願いするにしてもFAX、電話だけの行動だけではダメなことが話を聞いていて改めて感じました。これからも色々考えながらやっていきたいです。
 苑田 人間らしい生活。仕事に追われる社会、世の中はおかしいと思う。人生長いし、これから何をすれば良いかわからないが、とても今日はいい話が聞けて良かったと思います。
 司会 今日聞いた勝利までのたたかいの教訓と頑張りを聞き、この教訓を皆さんも、職場に帰り活かしてこれから青年・女性運動のみではなくみんなが住みやすい社会にしていきましょう。今日はありがとうございました。

「全運輸」 6面
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新春インタビュー

自信を持って戦い、そして勝つ
サッカー日本代表 柳沢 敦選手

 ワールドカップを初めて見たのは九〇年のイタリア大会。中学一年生のときでした。個人的にはスピーディーな攻撃をするブラジル代表に注目していたんですが、決勝トーナメントの一回戦でマラドーナのいるアルゼンチン代表に負けてしまいましたね。もう少し見たいなあと思っていたので残念でした。そのときのブラジル代表メンバーの一人だったビスマルクと今チームメイトなのだから驚きです(笑)。

プラスαの個性を

 十月にヨーロッパ遠征し、ワールドカップ出場を決めているセネガルとナイジェリアと対戦しました。フィリップ・トルシエ監督から、「チームのベース作りは終わった。これからはもっと個性を出してほしい」というような話があったんです。実は、ミーティング以外でも一人呼ばれて、「まさに君のことだ」といわれました(苦笑)。トルシエ監督の要求はよく理解できるし、納得しているので、プラスアルファを出せるように自分なりに心がけてやっていこうと思っています。

勝つチャンスはある

 本大会でもアフリカ勢との戦いは予想されますから、事前にテストマッチができた意義は大きいですね。セネガルには0―2で負け、ナイジェリアには2―2の引き分けでしたが、いろいろな面で収穫がありました。
 日本はアフリカのような身体能力の高いチームを苦手にしているとよくいわれます。でも、僕自身はそう思いません。相手を必要以上に恐れず、自信を持って戦えば、十分に勝つチャンスはあります。アフリカのチームだからといって萎縮せず、立ち向かっていくことが肝心でしょう。

W杯を最高の喜びの場に

 ワールドカップが近づいていますが、個人的にはまだ気持ちの高ぶりなどはないですね。今から気張っても仕方がないし、あえて考えないようにしているというところもありますけど。大会の直前になって、最終的に代表メンバーが決まって……実際にはそれからでしょうね。
 ただ、ふと、あの舞台に自分がいることを思い浮かべたり、ワールドカップに出たらこうしよう、ああしようなどと考えたりすると自然に鳥肌が立ってきます。日本のサポーターで埋め尽くされたスタジアムでプレーできたら選手として最高の喜びですね。


 やなぎさわ・あつし 一九七七年五月二十七日生まれ、富山県出身。身長百七十七センチ、体重七十五キロ。九六年に富山一高から鹿島アントラーズ入り。質の高い動きと正確な技術、スピードを持ち味とする万能型ストライカー。代表デビューは九八年二月十五日のオーストラリア戦。代表キャップ21、得点9

 

 

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