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  機関紙「全運輸」2000年12月20日号(932号)

要求で団結し、職場に真の労働組合をつくろう
国民のための行政を確立しよう




行政チェック運動で官民共同のとりくみを! 2001年春闘方針を意志統一
2000年を振り返って 北から南から
   あらたな気持ちで21世紀へはばたく我ら全運輸!
車検、支局のあり方とともに積極的見直し論議を開始 支局問題では当局に強く申し入れ
   第二回運輸部門委員会 東京サニーサイドホテル
基地をなくして平和な未来を築こう
明日の港湾を考える 港湾シンポ横浜港
次世代航空保安システム 具体的議論を開始



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行政チェック運動で
官民共同のとりくみを!
 ―2001年春闘方針を意志統一―

 全運輸は、第一回支部代表者会議を、十二月十一日、「東京サニーサイドホテル」で開催し、二〇〇一年春闘の当面するとりくみの具体化について、意志統一しました。また、二〇〇〇年度組織財政検討委員会の構成と諮問事項について確認するとともに、三月五〜七日に開催予定の第四一回中央委員会で決定する全運輸規約の制定・改正(案)について討議を行いました。

行研活動の強化で民主的な行政を

 来春闘の重点課題は、(1)民主的な行財政・司法の確立をめざした行革闘争の展開、(2)公務員賃金闘争の前進、(3)悪政に反対する国民的運動の展開です。国公労連は、十二月七〜八日の春闘討論集会(全運輸二十三名参加)で、国民生活重視の民主的な行財政を確立するために省庁再編もふまえた行政と職場の変化を「点検・公開」するとりくみとして、「行政チェック運動」を提起しています。
 全運輸は、国土交通政策や定削による行政体制の問題点を職場からの行政研究活動で明らかにし、国公労連の行政シンポジウムや運輸・航空ふぉーらむ等をとおして政策提言活動を行います。
 また、規制緩和反対や安全確保のための行政体制確立など共通する課題で、交運共闘や航空安全会議を通じて交通運輸の民間労組と共同闘争を中央・地方で発展させます。
 さらに、春闘期の官民共同のとりくみを通じて、支部所在地に地方交運共闘が結成できるよう関係労働組合との協議を具体的にすすめます。

独法の労働条件低下は許さない

 春闘期の最大の課題は、総人件費抑制や効率化追求の観点からの独立行政法人の労働条件改悪を許さないたたかいです。
 独立行政法人に移行する組合員の雇用・身分の確保、労働条件を維持するために、運輸省当局の中期目標、中期計画、就業規則の策定について、引き続き当局交渉を強化します。また、移行前に組合員による民主的な労働協約事項の決定をはかり、労働条件の維持・向上をめざした労働協約締結にむけ、とりくみを強化します。

熊谷金道氏を中央労働委員会委員に

 さらに、独立行政法人設立にともない、あらたな労働条件決定システムのもとでの労働基本権の「代償機能」である中央労働委員会労働者側委員の不公正な任命を許さないとりくみを強化することが重要です。
 全労連・国公労連が推薦する全労連副議長の熊谷金道氏の任命をかちとるために全力をあげます。
 また、独立行政法人化にともなう全運輸の組織整備については、第四一回中央委員会で規約の制定・改正を決定するとともに、中央委員会後に該当する支部の規約整備や独立行政法人労働組合の立ち上げをはかります。

賃金要求で政府・人事院交渉の強化

 賃金闘争では、二年連続の年収切り下げのもとでの国公労働者の生活実態を反映したアンケート結果を最大限尊重した大幅賃上げ要求をかかげ、それに対する使用者・政府の「誠意ある回答」をねばりづよく追求します。
 また、大幅賃上げ要求をもとに、機械的な民間準拠に固執し「マイナス勧告もありうる」とする人事院の姿勢を追及するとりくみをつよめます。
 さらに、(1)解雇規制、(2)現行最低賃金の引き上げ、(3)労働時間の短縮(不払い・サービス残業の根絶)を実現するため、全労連の「働くルールの確立署名」にとりくみます。


やくどう
 八月に噴火活動を開始した三宅島は、火山ガスの発生により、人を寄せ付けない無人島となっている。三宅島で生活をしていた島民は、避難生活が四カ月に及んでいる▼避難生活の長期化は、島民の「こころ」を徐々に蝕み始めている。小・中・高の生徒は、平日は集団生活をし、土・日を家族と過ごす生活と聞いている。子供達は、親と離れた生活に馴染めず、泣く子が増えていると聞く。親は親で、マンションなどの都会生活に馴染めず、家に閉じこもりがちの生活の様である。親と子の結びつきの強さを感じる反面、未来を担う子供達の「こころ」は痛み始めている▼先日、国会で少年法改正案が僅かな審議時間で成立した。少年法の「こころ」を正しく導き、癒しにつながるだろうか。第二次森内閣の閣僚は、異口同音に「国や国民の為に」を強調した▼永田町では「駕篭に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人」に至るまで、同じというが船頭の多い内閣、未来の扉を開けきらず、リップサービスを演じて終演では困る。(漫)



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  2000年を振り返って 北から南から
  あらたな気持ちで
  21世紀へはばたく我ら全運輸!

 人事院の調整手当見直しで小樽市の指定が解除されたことは、非常に残念でしたが、札幌の指定解除を押し返したことは、私たちの運動の大きな成果です。予断を許さない状況は変わらず、来年以降もしっかり監視していかなければなりません。
 この他にも、商業港小樽に米空母「キティホーク」が入港したこと、差額がもらえなかった人事院勧告など、組合的にはうれしくない話題ばかりの一年だったように思います。
 しかし個人的には、八月にめでたく結婚し、十二月には新車を購入するなど、いいことずくめの一年でした。これ以上の幸せは望みませんが、家族が増えたので、来年こそは年収アップ、懐が暖かい一年となるようがんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
北海支部 加茂聖和通信員

 二〇〇〇年と聞いて真っ先に思い出されるのは、大騒ぎした例のY2K問題である。
 全国的な対応状況は定かでないが、管理職中心の対応であったためか、組合的にはそれほど大問題にならなかったように記憶している。
 大晦日の晩に、Y2Kの待機組の激励と称し、職場で新年のカウントダウンをしたことは、二度とないだろう良い思い出である。
 昨年あれだけ大騒ぎしたのに、と言うかむしろ今年こそが今世紀最後の年であるにも関わらず、今ひとつ盛り上がりに欠けるのは何故なんでしよう?
 我々にとって大きな節目である省庁再編の年が目の前に迫ってきているのですぞ!
 今年の大晦日は、運輸省最後のカウントダウンをしようではありませんか。 (結局、年末家に居たくないのか俺は?)
東北支部 岡野雅昭通信員

 今年は、二〇〇〇年間題に始まり、恐怖の大王も降ってこなかった。(ホッ!)
 世紀末現象などと世の中殺伐とした出来事もありましたが、二一世紀を迎えるにあたり、無くなった(失った)ものも多くありました。
 その中でも、「まんぷく食堂」が店を閉めるという出来事は、大きなことでした。戦後から秋田駅前にあって、格安料金で酒が飲めるという手軽さで、仕事帰り、また組合活動の場?としても、諸先輩方の時代からお世話になった所です。決して小綺麗とは言いがたい所でしたが、イロイロな事を言い合える場の一つでもありました。
 時代の流れとは言え、無くなると聞いてとても寂しいものがありました。
 わたし自身としても、秋田としても大きな出来事の一つでした。
新潟支部秋田陸運分会 山崎晋也さん

 新潟空港に赴任して、はや四度目の新年を迎えようとしています。七月にスタートした現在の執行部ですが、その中で私は教宣の担当となりました。これが私にとっては初めての執行委員としての仕事だったわけですが各種署名、アンケートの集計など考えていた以上にたくさんの仕事があり最初は大変に感じたこともありましたが、最近ではそれもようやく落ち着いて参りました。
 組合としては、二年連続の賃金引き下げとなる人事院勧告、国家公務員の定員削減の問題、そして宿舎の改善、昇格・待遇改善に関する要求などについて盛んに職場集会、空港長交渉を行って参りました。
 二一世紀を迎え、省庁再編をはじめ変革の時代が続きますが、こういった奮闘が何らかの形となって現れるよう、さらに来年も健康に留意してがんばっていきたいと思います。
東北航空支部 永田博章通信員

 信濃川河口の新潟西港には、日本海の荒波を防ぐための離岸提「新潟西港新々突堤」がある。ここは黒鯛の宝庫として多数のFISHERが訪れる。この日は勤務終了後、釣りバカ数人で渡船し、日本海に沈む夕日を見ながらの千夜釣行である。睡魔に襲われはじめた夜中の三時過ぎ異変が発生した。「ガタン」という音とともに竿が海に引きずり込まれる。レジャー保険の適用を受けない流失事故の一歩手前で竿を海から救う。時価数万円?の損失を未然に防ぐことができた。竿を握りしめた瞬間、強烈な引きが頭の天辺から爪先まで伝わる。白熱した格闘そして鮮やかな師匠のたも網さばきにより真鯛を釣りあげることができた。時計を見た。午前三時十分、今日は七月二十日。だから今日は海の記念日。
新潟支部新潟陸運分会 忠  好さん

 今年一年を振返って見ると、Y2K、嘉手納ラプコン返還、沖縄サミットなどがありました。その中でもラプコン返還が最も印象に残っています。それは昨年十月に嘉手納基地内で工事業者によるケーブル切断事故が起き、沖縄アプローチに使用しているレーダー施設が二日間使用できなくなり、那覇空港への離着陸便に遅延、ダイバートなどの多大な影響が出て、約三万人の乗客に影響を与えました。それを新聞マスコミが大きく報道し、県内の労働団体も急きょ県庁へラプコン返還要請の申し入れを行った結果、ようやく政府が重い腰を上げ米国側が今年三月に返還を決めました。今まで三十年近くラプコン返還の運動をやってきて、ほとんど前進がありませんでした。それが今回の事故をきっかけに返還が決まったため、ほとんどの人が信じられないという感じでした。しかし、これからの詰めが大変だと思っています。米軍は訓練を最優先に考えるため、条件面で厳しい提案を出してくることが予想されますから、それに対していかに民間機優先の条件に持っていけるかが大事になると思っています。今後とも基地返還闘争を粘り強く続けていくことによって近い将来大部分の基地が返還されると思っています。
近畿航空支部 古謝文男さん

 支部としては、機関紙コンクールでの、「みちしお」のダブル受賞が、一番うれしい出来事でした。
 「ビジュアルに訴える」を基本に六人という少数の編集体制でありながら、それぞれが自分の担当をきっちりとこなし、また、組合員のみなさまにもたくさん投稿していただいたおかげで受賞できたと思っています。
 六人のうち編集委員長、事務局長を支部役員ではなく組合員に担ってもらい、支部と組合員とのパイプ役的存在だったことも大きいかったと思います。事務局長として活躍した方が、今年から支部役員となり、教宣の担当として引き続き活躍されています。今後も頑張っていただきたいものです。で、その時の事務局長は誰だって? 実は私です。
神戸海運支部 熊澤哲也通信員

 二〇〇〇年を振り返ってということだが、私自身にとって一番大きな出来事はやはり「うどんの国・香川」に転勤してきたことだろうか。三十年近い人生の中で今一番うどんを食しているのではないかと思う。もともと麺類は大好きなのでよい所に転勤してきたとしみじみ思う毎日である。
 今期から支部の執行委員となり、機関紙の編集をまかされている。まだ発行するのが精一杯という感じで内容を充実させるところまで手が回っていないが、咋期までこれを一人でやってこられた前任の方には本当に頭が下がる。今期は二人体制でやっているので、段々とよいものにしていけたらと思う。
 十一月十四日に給与法の改悪が成立し、二年連続で私達の年収ダウンが確定してしまった。来年こそは自分達の小遣いアップのためにも、賃金改善が図られるよう皆さん頑張りましょう。
四国航空支部 渡辺憲幸通信員

 私が通信員になったのは、昨年七月です。バイク好きな私は仙台空港を職場とした、仙台空港事務所、航空保安大学校岩沼分校、仙台航空測候所のバイク乗りに声をかけ、ツーリングを企画することになり、今年は、九月と十一月の二回開催しました。来年はもう少し、メンバー、回数を増やし、ライダーを中心とした組合員の交流を図り、さらに、若い職員(ライダーは五十才過ぎても若い!)同士の他職種、関連事務所との懇親を深める一端となればと考えています。その他、米軍海兵隊の王城寺原(宮城県内)演習反対運動に参加するために仙台空港発の機動部隊として、皆で走りに行ければ面白いかな?とも思います。
 ぜひ、ライダーの方で仙台にお越しの方は声をかけてください。仙台管内でのトラブルでしたらレスキューにも向かいます!
東北航空支部 深尾裕之通信員

 今年はコンピューター二〇〇〇年問題で幕があけたが、管制機器等に何ら影響はなく無事に経過し、ほっと安堵のため息をついた夜勤であった。
 先期は職場委員、そしてまた今期は執行委員に出世(?)することになり、微力ながら日夜組合活動にとりくんでいる毎日なのである。
 さて、航空管制支部は創立四十周年を迎え、各種記念行事を開催した。
 九月九日には飯能市でのハイキングとバーベキューを行い、晴天の下、多数の組合員とその家族が参加して盛会裏に終わった。大自然の中で気分を解放して、組合員同士の親睦を深めることができた。
 十月二十日の四十周年記念式典とレセプションパーティーは、多数の来賓の列席、組合員の参加により盛大に執り行われた。
 本原稿を書きながら、一年を回顧する年末である。
航空管制支部 鈴木正男通信員

 今年の最大(とは少し大袈裟であるが)の出来事と言えば、関東運輸局への転勤だろう。
 我々、公務員にとって、転勤は当たり前のことであり、「何を今さら」と思われるかもしれないが、昭和四八年、東京都陸運事務所(現在の東京陸運支局)に採用されて以来、約二七年間に十数回辞令をもらい、いろいろな部署を経験してきたが、運輸局勤務は初めての勤務である。
 転勤当初は、運輸本省、陸運支局、更には、関係部署などとの連絡、指示、調整にまごつくことばかり。そのうえ、支部の副委員長まで、仰せつかって。
 今のポジションは平均すると毎週二〜三日は出張という業務で、あまり運輸局には出勤してないが、組合活動についても、まあ、それなりにがんばっていこうと考えています。
関東支部 春原俊男通信員

 今年は、小学生になった兄に代わって、娘(美穂)の労働運動デビューの年となりました。
 この写真は11・18国民大集会参加のもので、会場に着くまでは意気込んでいたものの、大勢の大人に囲まれ、話すことも歩くことも出来ず、父親にしがみついていた娘。
 おかげで父親は、3kmのデモコースを11kgを抱いたまま、腰が痛いのも我慢して、歩きつづけるはめとなりました。
 しかし、娘は、父と二人きりになった帰り道。大きな声で「がんばろー」と叫び「楽しかったね」と言った。
 もう腰なんか痛くない。
 「来年も娘と一緒にがんばるぞー」
羽田航空支部 樋口 賢通信員

 二〇〇〇年を振り返って、私にとっての出来事は、やはり「東海豪雨」であります。九月十一日午後から東海地方を襲った豪雨は年間降水量の三分の一が降るという記録的なものでした、私の自宅も決壊した新川から一キロメートルぐらいの所、町では床上浸水が約一四〇〇戸にのぼり、友人の住宅や車への浸水など多くの被害が出でました。
 当日、私はその日からの本部の定期大会の真っ直中、自宅から連絡が入り、「早く帰ってこい!!」と言われても、「どうしようもない」、隣の町内に避難勧告が出ているとの事、はっきりいいまして会議は上の空、早退して大会にご迷惑をおかけしました。
 何とか八時間かけて自宅にたどり着き、私の家は浸水を免れほっとしたものの、支部内の仲間では被害者が多数あり、見舞金を送ることができ、少しは役立てて頂けたと思っております。また全国の仲間からも募金を頂きありがとうございました。
中部支部 山田 勇さん

 初めて、支部の役員となり、教宣担当になったのですが、機関紙もかろうじて発行している状態です。今のところは無事発行をしていますが、自転車操業で全然ゆとりがありません。執行委員会や交渉をしていくうちに、少しずつではありますが、職場の実態や環境が分かり、様々な問題を抱えていることが分かりました。しかし、要求はなかなか通らないですが、根気よく、組合員全員が団結することによって、改善されていくということが分かってきました。執行委員をやっていてよかったと思えるのは、普段では交流のない方と知り合えることだと思います。
 執行委員としてもまだまだ未熟者なのに、そのような自分が記事を書いているとは今でも想像ができないくらいです。そして、記事を書くことの難しさを身をもって実感しているところです。こういう者が機関紙を書いておりますが、分かりやすい機関紙をめざしておりますので、今後ともよろしくお願いします。
中部航空支部 山口博昭通信員

 私は、何年ぶりか、久しぶりに支部の役員に選任されました。
 当支部も、海陸統一されて丸二年になりますが、庁舎が別(約二キロ)なので執行委員会等を行うとなれば、その都度行かなければならないなど、不便に感じています。
 今回私は、教宣担当になった訳ですが、当然のことながら、組合の機関紙「かけはし」の発行を行わなければならず、パソコンの苦手な私としてはパソコン相手に四苦八苦している現状であります。
 また、新聞のレイアウトについても、読みやすく読者を引きつけるようにと自分なりに考えがんばっているつもりですが、なかなか上手くいかない。こういうことは、その人のセンスなのかと思ったりするが、そのうち少しはましになるだろう思い、気にせずにやっていこうと思っています。
四国支部 合田一夫通信員

 年もおしせまってまいりました今日このごろ、みなさん、いかがお過ごしですか。ここ常夏の国?(自分は赴任して来るまでそう信じていました)沖縄でも、日中の暑さも多少は和らいで、なんとなく降ったり止んだりする雨を見ていると季節のうつろいを感じずにはいられません(ほんとかよ!)。
 長くなってしまいましたが、とりあえず今年一年ふりかえって何か書け、というお達しが参りましたのでありがたくちょっとだけ書かせていただきます。
 沖縄、という地域性、特殊性、はたまたローテーション官署ということもあり人事、昇格、さらなる待遇改善にむけて様々な問題が山積みされています。ひとつひとつ解決できるよう努力してまいりましたが、いまだ実を結ぶには至らないものもありました。来年はがんばるぞー、と軽く結んで、よいお年を!
沖縄航空支部 パブロフ吉田さん



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第二回運輸部門委員会
 東京サニーサイドホテル
車検、支局のあり方とともに積極的見直し論議を開始
支局問題では当局に強く申し入れ

 第二回運輸部門委員会は、十二月十二〜十三日、四二名の参加で開催され、自動車検査の独立行政法人化、海運支局の再編整備を中心に議論をすすめ、二日目には自動車交通局、海上交通局、海上技術安全局と交渉を行いました。

車検現場の要員確保 当局案では無理

 会議では、当局が示した検査関係要員配置案について、職場実態をふまえると、当局案では現状の業務体制の維持が困難なことから、国と独法間での人的協力体制が必要不可欠であること、ブロック内の要員再配置も検討する必要があること、また、職場からの速やかな上申闘争の徹底を意志統一しました。
 海運支局の再編整備では、総務庁に対する運輸省の報告期限が来年四月と迫る中で、国民へのサービスを基本に抜本的な組織の見直しも含めて検討することを意志統一しました。
 また、船員労務官の業務見直しでは、本来の責務を踏まえ抜本的見直しの議論開始と検討会を設置して、職場討議資料を基に検討を深めていくことを確認しました。

今回の配置案は最終案ではない

 自動車交通局交渉では、「今回の配置案は議論の出発点だ。行政サービスの低下を招かないことを基本としたい。業務協力体制も工夫して考えたい。来年三月末までには配置案をまとめ、二〇〇二年度予算に反映させたい」と回答しました。

本省が再編基準を示し、判断は地方局

 海上交通局・海上技術安全局交渉では、海運支局の再編整備について当局は、「画一的な基準を盾に地域事情無視ではない。本省は客観的基準を示し、地方局に具体的検討をお願いしたい。組織要求に反映させるリミットを考えると来年三月頃には基準を明示したい」と回答しました。
 これに対し全運輸は、「三月では遅すぎる」として、早急な提案を求め、交渉を終えました。


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基地をなくして平和な未来を築こう


 二〇〇〇年日本平和大会が、十一月三十〜十二月四日にかけて沖縄で開催され、全運輸は、十二月一日〜三日の大会に十一名が参加しました。

日米軍事同盟打破基地撤去

 一日、那覇市民会館で行われた開会集会は、日米軍事同盟打破、基地撤去をメインスローガンに、全国から一五〇〇人の参加ではじまりました。
 集会では、日本平和委員会からの基調報告があり、「新ガイドライン(戦争法)の具体化や新基地建設計画は、アジアの平和の流れに逆行する」と批判し、「最新鋭基地建設を阻止するため、沖縄内外との連帯行動を大規模に盛り上げ、国際的な世論と運動を起こしていこう」と呼びかけました。
 また、全国で米軍基地を抱え、基地問題に奮闘している団体からの呼びかけがありました。

基地よりも自然が大事

 二日には、二十数台のバスに分乗し、決められたコース毎に分かれてキャンプ・ハンセン、ブルー・ビーチ、キャンプ・シュワブ、辺野古弾薬庫などの基地施設の調査をしました。また、新基地の建設予定地である辺野古の海岸は、自然がいっぱいでこの海に基地はいらないと感じました。

平和は地域運動から

 三日には、十一の分科会が開催され、第五分科会では、「戦争法の発動を許すな」をテーマに討論を行い、地域における若年層に対する学習と平和活動家の育成が大切であることが確認されました。
 最後に、那覇市民会館で閉会集会が行われ、この三日間に見聞きしたことを地域の運動に生かし、基地、軍事同盟のない沖縄・日本をつくろうと意思を固めました。
 来年五月からスタートする平和行進を成功させ、地方から日本平和の世論を盛り上げていきましょう。

要求で一致団結

 
    おかげさまで10周年
  10周年記念ロゴ・マーク
を募集中

 組合員のみなさんから国公共済会の10周年記念キャンペーンのロゴ・マークおよびキャッチフレーズを公募します。ふるって応募してください。
お詫び
 十一月五日号の「躍動」で、青森の三内丸山遺跡が旧石器時代の遺跡であるかのように表現しましたが、縄文時代の遺跡であり、ねつ造問題とは無関係です。お詫びいたします。 (A生)





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  明日の港湾を考える
  港湾シンポ横浜港

港湾にもITの波

 今年で二三回目を迎えた港湾シンポジウム横浜港は、「IT時代のグローバル社会・港湾の明日を考える」をスローガンに、十一月二五〜二七日の三日間、パシフィコ横浜とポートコミュニティ万国橋で開催され、全国から述べ三七〇名(全運輸からは支部・本部あわせて二八名)が参加しました。
 初日は、三人のパネリストによるディスカッションが行われ、横浜港運協会の松橋常務理事から、「港湾相互の機能分担、海上ネットワークの形成、臨海再開発地での物流集配の環境整備が必要」と発言がありました。
 また、全国港湾の中尾事務局長は、労働組合の立場から、「過度のダンピング問題にどうとりくみ、港湾労働秩序の確保をどうすすめるのか、議論から実践の段階に入った」との問題提起がありました。

港湾物流の明日は

 二日目は、日通総合研究所の小梶主任研究員から、物流をめぐる環境の変化と新しい潮流について、「企業間でのIT網の形成、情報の共有化が図られ、物流の効率化が図られていく」と発言しました。
 最終日の冒頭、交運研(関西)港湾に派遣している加藤幹事(全運輸神戸海運支部)が、「海上コンテナ安全運送法」の制定にむけて、「国民の安全、ターミナル作業の安全確保、港湾の職域拡大の観点からとりくみ強化が必要」との提起がありました。
 また、各分散会および全体のまとめと、来年の開催港である東京から決意表明があり、シンポジウムは終了しました。



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  次世代航空保安システム
  具体的議論を開始

 十二月十二〜十三日の二日間、第二〇〇〇―一回航空支部代表者会議と第二〇〇〇―二回航空部門委員会が開催されました。
 推し進められている次世代航空保安システムの導入に際し、どういった観点でとりくみを横築すべきかを議論の焦点にしたうえで、航空支部代表者会議を情勢把握の場とし、航空部門委員会を具体的な討論をする場と位置付け、活発な議論が展開されました。

ローテで再度議論 今期内に結論を

 本部・支部代表あわせて三八名が参加した航空支部代表者会議では、第十次定員削減計画の策定状況や来年四月に施行される情報公開法をめぐる動きについて報告を行うとともに、これまでとりくんできたローテーション問題について、再度議論を深めました。
 特に、ローテーション問題については、ブロックや基幹官署のつくりなど具体的な討議を職種中心に議論をすすめ、定期大会併設の部門委員会までに結論が出せるようとりくみを強めることが確認されました。

「次世代」議論は今 進めねばならない

 百五名の参加者となった航空部門委員会では、本部より七件の報告を行った後、「次世代航空保安業務実施体制」に集中して討議がすすめられました。
 各職種において様々な次世代計画が具体化されているなか、それらを航空全体としてどのように捉え、どのような要求にとりまとめていくのかを、政策提言を中心に参加者全体で検討したものの、非常に大きな課題であるため結論づけには至ってはいません。
 「次世代」とはいうものの、直近の課題となっており、時間的な余裕はありません。手戻りの議論とならないよう、各支部で討議を深めることとし、会議を終了しました。