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機関紙「全運輸」2000年4月5日号(918号)

要求で団結し、職場に真の労働組合をつくろう 国民のための行政を確立しよう


2000年春闘ヤマ場 安心してくらしたい!働きたい!!
大幅賃上げ・調手改悪阻止で大臣交渉!


 運輸共闘は、三月二一日、運輸共闘統一要求書を提出し、運輸大臣交渉を実施、要求実現を迫りました。
 また、国公労連は、三月二三日に全国一斉早朝時間外職場集会を背景に、政府・人事院と春闘ヤマ場における最終交渉を実施しましたが、「人勧尊重」(政府)、「民間準拠」「調整手当見直しの成案を得る」(人事院)など従来回答を一歩もでない、極めて不満な回答となっています。


 調手改悪阻止、 二五%定削反対迫る

 運輸共闘は、大臣交渉で、賃金要求については、(1)二七、〇〇〇円(七・二%)の賃上げ、(2)一時金支給月数の切り下げ断固阻止、(3)調整手当切り下げ改悪断固阻止を強く迫りました。また、行革課題については、(1)第九次定員削減計画の中止、総定員法の廃止、一〇年間で二五%の定員削減強行反対、(2)国民のための交通・港湾政策、気象事業の拡充と行政サービスの向上、(3)独立行政法人の導入にあたっては、国の行政との一体性を確保し、労働条件の低下をきたさないこと、などを求めました。

 大臣「安全強化と 生活安定は大切」

 これに対し、二階運輸大臣は、交渉で次のように回答しました。
 「運輸・交通の行政は、国民の期待が大きく責任も重大だ。現場の皆さんが第一線でがんばっていることに感謝している。
 行革・財政再建は避けて通れないのが流れだ。定員削減も大変だというのはわかるが、運輸省だけが反対というわけにはいかない。しかし、安全行政は従来以上に強化すべきという認識は一致するので、他の閣僚とも意見交換したい。できるだけ影響が少ないようにやっていきたい。
 賃上げについては、生活がきちんとできなければ、当然いい仕事ができないと思う。生活の安定は大切だ。
 沖縄の米軍空域返還については、アメリカに、日本の管制官は優秀なので立派にやれると主張している。返還してよかったといえるように実績を積もう。安全確保に大いにがんがってほしい」

 極めて不満な政府・ 人事院の春闘回答

 三月二三日の国公労連に対する政府・人事院の回答は、「人事院勧告制度を維持尊重することが基本姿勢」(政府)、「官民格差にもとづく適正な給与水準の確保という基本姿勢に変わりはない」「調整手当の見直しについては成案を得るよう努める」(人事院)という極めて不満な内容です。
 これらの回答は、リストラ・賃下げ攻撃をつよめている財界・大企業に迎合し、組合員と家族の切実な生活改善要求に背をむけるものです。そればかりか、調整手当改悪や「二年連続」の一時金切り下げなどで、年収ベースでの賃下げを強いることを「宣言」したに等しい受入れがたい回答です。

 調手改悪許さず、 二五%定削阻止を

 調整手当改悪反対の課題では、人事院が、四月下旬以降「指定解除地域、切り下げ対象地域」の提案をあくまで強行しようとしていることから、これを許さず、跳ね返すたたかいの展開が重要です。
 また、三月一四日に閣議決定された「総定員法改正法案」の国会審議も目前に迫っており、これに反対するとともに、「一〇年間・一〇%」のあらたな定員削減計画や国立大学などあらたな独立行政法人化を含む「二五%公務員削減」の強行に反対するたたかいも重要な段階を迎えます。
 さらに、二〇〇〇年勧告にむけては、一時金切り下げや、「マイナス勧告」などによる賃金引き下げ阻止をめざす運動の展開が必要となっています。
 低ベアのもとでつよまっている能力・実績反映の賃金制度への「転換」を許さないたたかいでも、能力評価や俸給表構造「見直し」などの具体的課題にかかわる政府・人事院への追及の大きな節目を迎えます。
 自民・公明・保守三党による悪政の転換を求める国民的な運動と一体で、当面する要求課題でのたたかいに、みんなの力を合わせ一丸となって奮闘しましょう。



やくどう
 桜咲く四月は行事も多く、何かと気ぜわしい。年度始めで、退職や転勤、赴任など―特に人事異動は悲喜こもごもだろう▼この間のオルグでも人事問題がけっこう出た。要するに、航空の全国異動(ローテーシヨン人事)についての不満と不安である。聞けば、ある離島職場で転勤希望が多く、四十人以上も順番待ちしているとのこと(不謹慎だがまるで便秘みたい)▼人事の大規模な全国展開そのものが他省庁に例をみない異常なことだが、「人気官署や不人気官署」が飛び交う中で円滑な人事がすすむのだろうか。むしろ不公平感や歪みが拡大するのでは▼離島・僻地をふくむ広域異動は、単身赴任、将来の生活設計など常に不安の種となる。しかし、空港は社会的存在だから公務の維持が不可欠。さて、解決方策はやはり公平なローテ人事ルールと民主的な運用、離島僻地勤務の環境条件整備が基本になろう▼大事なことは、組合員が合意する要求の確立が先決だ。安定的な公務を構築し、国民生活に資するために。(S・T)


新人のみなさん!ようこそ全運輸へ

お待ちしてました
 新しく運輸省に入省されたみなさん、全運輸は心から歓迎します。期待と希望をふくらませて入った職場の印象はいかがでしようか。希望と同時に、多少の不安もあると思います。そんなみなさんの強い味方が全運輸です。全運輸は正式には、全運輸省労働組合といいます。

全運輸とは
 全運輸は、運輸省の本省、地方運輸局、地方航空局、航空交通管制部、船舶技術研究所などの研究所に、勤務する職員一万一千余名で組織し、全国の職場に二三支部、二七四分会あります。全運輸は、結成以来「要求で団結し職場に真の労働組合をつくろう」をスローガンに、組合員の労働条件を改善し、その経済的、政治的、社会的、文化的地位の向上を図り、行政の民主化を推進し、日本の平和と民主主義を大切にしています。
 また、「みんなで話し合い、みんなで決め、みんなで行動する」ことを基本に、職場を基礎とした運動をすすめています。

青年部と女性協議会
 若い仲間を中心に青年部、青年と女性を組織している青年婦人部、女性組合員で組織する女性協議会などがつくられている職場があります。青年部や青年婦人部では、青年特有の要求、例えば社会人として自立できる賃金がほしい、満足できる独身寮などの要求を掲げて運動をすすめています。女性協議会は、女性が働きがいをもって、健康で働き続けられる職場をめざす運動を女性自らすすめています。

相談することは大事
 職場で分からないことや嫌なことがたくさんあると思います。その時は、ひとりで悩まずにあなたの身の回りにいる先輩に相談をしてください。みんなで考えれば解決のヒントも見えてきます。労働組合とはそんなところです。さあ、あなたも、全運輸に加入して一緒に豊かな未来と明るい職場を築きましよう!!

チャレンジ精神!!
 青年部(青年婦人部)は、三十歳以下の青年・女性で組織しています。しかし、相次ぐ定員削減によって新規採用者の抑制など、職場から青年層が減少しています。青年部では、いままでに全運輸青年部主催の青年交流集会の開催や国公労連(日本国家公務員労働組合連合会)青年協議会主催の「エキサイト」などに参加してきました。これらはいずれも、若い仲間が一同に結集して交流と連帯を深める目的で行われてきました。こういった経験は、今後、社会人としてのさまざまな活動への糧につながっていくことでしょう。
 したがって、若い人たちが一度や二度の失敗を恐れずにさまざまな経験をし、チャレンジ精神を忘れないでがんばることが、人生最大の楽しみにもなります。
 ぜひ、何事にもチャレンジを!

 年一度の労働者の祭典 第71回メーデー にみんなでいこう! 
悪政を断ち切ろう

 二〇〇〇年メーデーは、日本では第七一回を迎えますが、年金改悪に見られるような小渕前政権における悪政、「数の力」による横暴、そして、戦後最大の不況の中での厳しいリストラが横行している状況において、労働者個人個人が、あらためて共同行動の意義とたたかう意欲を切り開く重要なとりくみの一つです。

起源は労働時間短縮

 「カローシ」という日本語が国際的にも通用するとまで言われている、日本の長時間過密労働の実態からすれば、国際メーデーが一日八時間の労働時間という時短要求から始まったことは、忘れてはならない重要な歴史的意義でしょう。
 国際メーデーは、今から百年以上前の一八八六年五月一日、米国のシカゴを中心として約三五万人の労働者が、労働時間短縮を求めてゼネストを実施し、その後一八九〇年五月一日、同じく八時間労働を要求して、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ラテン・アメリカなど世界の労働者が団結してデモとストライキに立ち上がったのが始まりです。

国民生活の実態は いまや緊急事態

 今年のメーデーは、年金改悪、労働法制改悪、有事立法等の憲法をめぐる状況など、労働者・国民に犠牲を強いる数々の悪政を打破するため、国会解散・総選挙を実現し、国民の審判を突きつけることで、国政の民主的転換の実現が中心的なテーマとなります。
 同時に、私たち国公労働者としては、国民サービス切り捨ての国家公務員の二五%定員削減を許さないたたかいの重要な時期でもあります。そういう意味で、今回のメーデーの機会は、国民犠牲の「行革」の本質を、広く地域住民にもっと知らせる絶好のチャンスでもあります。メーデー会場で大々的にアピールして参加者に理解を深めてもらうよう、多彩に行動しようではありませんか。

さあ!メーデーに 行こう!

 メーデーは、日本のその時々のたたかいを反映して、労働者・国民の総決起の場として、国際連帯の高揚を図る場としてとりくまれています。集会は、都道府県各地で行われます。是非とも、家族や近隣のみなさんと連れだって、労働者の祭典に参加しましょう。
 

「組合差別」みとめながら不当判決
   全動労採用差別事件判決報告集会

 三月二九日夜、同日夕刻に出された東京地裁における全動労採用差別事件の不当判決を受け、報告集会が弁護士会館で開催されました。この集会には、全国の数多くの団体・労働組合の支援者が結集し、総勢三〇〇名を越える参加者が会場を埋め尽くしました。
 本事件は、八九年旧国鉄が分割民営化された当時、全動労(全国鉄動力車労働組合)の組合員が、分割民営化への反対闘争を展開したことを理由に、分割民営化への移行時に全動労組合員を意図的に排除したことを不当労働行為として訴え、この件に関し、九四年中央労働委員会の発した救済命令を、JR側が命令の取り消しを求めていた行政訴訟です。

不可解極まりない 不当判決

 判決については、JR及び旧国鉄が組合差別的取り扱いをおこなった事実を認めながらも、「全動労の組合員にとって、募集条件を付加されたものとして受け止められたことを示す事実も見出しがたし」とする、不可解極まりなく、まさに許し難い内容となっています。
 判決報告をおこなった弁護団の加藤氏は、涙ながちに今回の判決内容の不当性を訴えました。さらに、今回の判決内容をより詳細に分析し、中央労働委員会と調整の上、控訴することも明らかにしました。
 続く連帯の挨拶では、交運共闘代表として全運輸田中委員長が、「公共交通の、安全性と信頼性を確保するため、ILO勧告も指摘しているように、政府・JRが責任をもって早期解決し、交通労働者が安心して働く、環境を実現すべきである。国鉄闘争が国鉄労働組合や多くの国民とも固く共同する中で大きく前進し、交運共闘も引き続き奮闘する」との決意表明を述べました。

勝利判決を確信し 最後までたたかおう

 支援団体による激励の言葉を受けて、全動労争議団の家族を代表して挨拶に立った佐藤エツ子さんは、「今回の不当判決に強い憤りを感じたものの、全国の多くの仲間に支えられていることに心より感謝し、今後もひきつづき奮闘していく主人を支えていきたい」と語りました。
 最後に、主催者側が「すべての大衆運動につながるたたかいを展開し、今回の判決に屈することなくがんばりたい」と表明し、「ガンバロー」を参加者全員で熱唱して集会を閉じました。




平和への一歩を踏みしめよう!
〜二〇〇〇年国民平和大行進日程が明らかに〜
2000年平和大行進/日程・コース(案)

 大きな広がりを見せる平和運動
 国民平和大行進は、全国二千をこえる自治体でとりくまれ、一〇万人以上が参加する、草の根の反核運動として定着し、核兵器廃絶の国民的共同をひろげてきました。
 昨年八月に新ガイドライン関連法が施行され、地方自治体や民間の戦争参加・協力の具体化や有事法制の検討がささやかれる等、危険な方向に向いています。
 新ガイドライン法を発動させない国民運動の重要性を明らかにするために、「陸・海・空・港湾労組二〇団体」が、立場の違いを乗り越え、戦争協力を拒否し有事立法に反対する、労働組合の共同行動を実現するために、シンポジウムを開催するなど運動をすすめています。

原水禁世界大会を 大きく成功させよう
 こうしたもと、二五%定削、調整手当改悪、年金制度改悪を許さないたたかいとともに、核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者保護・連帯の基本目標を掲げ、その一致点で思想・信条の違いをこえて共同するという国民平和大行進、八月に広島で開催される原水爆禁止世界大会を、大きく成功させることが重要です。
 憲法遵守義務を負い、国民本位の行政を求める公務労働者として、この運動を大きく発展させ、成功の一翼を担うことが求められています。
 今年は全国コースを制覇し、一人でも多くの参加をめざして、各地区協、支部・分会においてとりくみをすすめましょう。

寒風ついて奮闘! −国公労連第3次中央行動−

 二〇〇〇年春闘もヤマ場を迎えた三月二二日、強い北風が身につく天候の下、国公労連第三次中央行動がとりくまれ、全体で九百名が参加、全運輸からは在京支部を中心に五七名が結集しました。また、中部航空支部や近畿航空支部からの上京団もかけつけました。

政府・人事院は職場 の声に耳を傾けろ!

 総務庁前行動では、六四五兆円にものぼる国・地方の借金を労働者・国民に押しつける自自公の悪政に審判を下し、国民本位の政治をめざすため、職場・地域での奮闘を確認しました。
 引き続く人事院前行動では、調整手当改悪の不当性を追及する発言が相次ぎました。地方からの参加者から、「人事院は、我々の要求には一切答えず、根拠も示さないまま『見直し』に固執しており許せない」「地域経済を一層冷え込ませる調整手当改悪は絶対反対」などの決意表明があり、改悪阻止にむけてさらにたたかいをつよめることを意志統一しました。

国民的課題との結合 で春闘勝利しよう

 日比谷野外音楽堂での中央総決起集会では、参議院での年金改悪法案強行採決を糾弾し、幅広い国民とともに廃案めざしてたたかう決意と、調整手当改悪阻止など公務産別要求を国民的課題と結合させて奮闘することを意志統一しました。
 この後参加者は、自自公政治の打破、総定員法改悪反対、調整手当改悪阻止、平和憲法の擁護、国会解散・総選挙実現など、力強いシュプレヒコールをあげながら国会請願デモを行い、行動を終了しました。

団体署名目標貫徹で 政府を動かそう!

 調整手当改悪に関しては、依然厳しい状況が続いています。しかし、当局による人事院への調整手当「見直し」中止の要請など、一定程度とりくみが反映されてきています。引き続き改悪阻止までたたかいを継続強化することが必要です。
 また、二五%定員削減阻止の課題では、団体署名の目標貫徹をめざして、職場から外に出た精力的なとりくみがカギを握っています。引き続き奮闘しましょう。


波しぶきをあげて全運輸旗がなびく 二〇〇〇年海上デモ
 東京の港湾地区に春闘のヤマ場を告げる「東京港海上デモ」。毎年、東京港湾労協の主催で行われるもので、今年は三月十七日「行革・規制緩和反対!国会解散総選挙勝利!不況打開二〇〇〇年怒りの春闘勝利!東京港総行動」の一環として行われました。
 当日は北風が厳しかったものの晴天で、港湾で働く仲間約百五十名の参加者が九隻の船舶に分乗し出港しました。船団は、レインボー・ブリッジをくぐり抜け、お台場のパレット・タウンを海上から望み、旅客船、貨物船、コンテナ船や荷役作業中の仲間に対して春闘勝利へ向けての連帯を呼びかけました。
 強い風と波しぶき、「ウーッ、寒かったぁ!」 関東支部東京分会 久世 真さん
働く仲間でつくる
組合員のための自主共済制度

国公共済会

4月〜6月は加入拡大月間です

航空安全会議第二五回臨時総会開催


総合安全要求を確認
 三月十八日、航空安全推進連絡会議(航空安全会議)第二五回臨時総会が、幹事・代議員・オブザーバーなど、八八名の参加で開催されました。
 総会では、代議員から安全に関する職場実態の報告など三〇件の発言と活発な質疑応答の後、主議題である「二〇〇〇年総合安全要求」を参加者全体で確認、決定しました。

官民共同で航空の 安全をたかめよう
 「空域・航空管制」の分野では、軍事空域の削減・撤廃や航空交通流制御方式の機能向上などに関して議論があり、航空安全会議として全運輸とともにとりくみを強化することが確認されました。
 また、「法規・行政」「運航乗務員」の分野では重大インシデントの報告など「改正」航空法が施行されたこととに関連して、滑走路誤着陸やオーバーランなどの事例が多発していることを受け、原因究明・再発防止に向けた事故調査のあり方について議論がありました。
 現状は、事故調査や重大インシデントの報告・調査機関が運輸省から完全に独立していないことから、独立機関・組織とするよう要求行動を強めることなどを確認しました。
 今回の臨時総会で決定された「二〇〇〇年総合安全要求」は関係省庁との交渉に生かされ、航空の安全確保にむけた行政体制の強化を求めるとりくみが展開されます。
 「航空の安全」という命題に官・民が一体となってとりくむ航空安全会議の意義は、ますます重要となっています。


全運輸の要
宮垣書記長ガンバレ! −近畿地協がエール−

 宮垣書記長は、四月一日から離籍専従として活躍されることになりました。今、私たち国公職場は、行政改革の攻撃のまっただ中にいます。こうした時期に全運輸本部に送り出すことは、近畿支部にとって大変な損失になりますが、今や全運輸の要として大活躍されており、全運輸になくてはならない存在です。
 近畿地協は三月六日、宮垣書記長激励会を百名の参加で盛大に開催し、職場の仲間をはじめ、近畿支部の歴代の支部三役など懐かしい方々もご出席いただきました。
 全国の皆さん、宮垣書記長は、行革の荒波を越えていく労働運動の牽引者としてもっともふさわしいバイタリティを持った人物です。
 是非、よろしくお願い申しあげます。
 近畿支部長 滝口敬介さん



シリーズ

ともちゃん・やっちゃんの公務員の権利 どこへやら!(その7)

:官も民もリストラの嵐が吹き荒れて、「労働組合」の意義も問われているいま、労働者の権利を勝ちとるたたかいは、とても重要なのね!
:そうなんだよ!
 たたかわない組合では、何も勝ちとれないし、要求も前進しないよ。
 そういえば、日経連の奥田会長が、「人間の顔をした市場主義」をキャッチフレーズにしていて、連合の鷲尾会長も「そうあってほしい」とエールを送っていたね。
:「人間の顔をした市場主義」って何?
:奥田会長は「一生懸命やった人がたくさんもらえる方が人間的だろう」と言っている。
 連合は「人間の顔」の部分に情を抱いたんだろうが、そうあまくはなかった訳だ。
 今春闘の焦点は、「賃上げ幅」ではなく、「年功型賃金の廃止」と「成果主義の導入」だ。
 また、日経連は今春闘方針で「雇用ポートフォリオ」を提唱した。正社員や派遣、臨時職員など多様な雇用形態を最適に組み合わせる構想で、終身雇用の数を減らし、賃金は成果主義を徹底すると言っているんだよ。
:使いやすいように労働者を振り回している。
:そうなんだ!
 民間労働者の権利がないがしろにされ、これに公務員労働者も追随する総務庁や人事院の姿勢。だからILO一五一号条約批准のたたかいは、労働者にとって重要な課題なんだよ。

(おわり) 




名画の地から管制を見つめる
第39回IFATCA年次総会

「カサブランカ」の 地に世界から集合
 三月六〜十日の五日間、アフリカ大陸北西端に位置するモロッコの中核都市マラケシュにて、第三九回IFATCA(国際航空管制官協会連盟)年次総会が開催され、加盟百十三ヶ国中、六九ヶ国・地域から同行者を含め七百名以上(日本からは総勢十五名)が参加、管制官に関連する様々な課題について、活発な討議が行われました。
 開催国モロッコは、映画「カサブランカ」の舞台として広く知られている国で、最近では日本人観光ツアーも多く見られるようになっているようです。

管制の「民営化」 で実態調査実施
 総会は、全体会議の後、A(組織・財政等)、B(技術面)、C(労働・職場環境等)の各分科会に分かれて討議されました。
 C分科会では、国際的に管制業務の「民営化」が進行しているなか、すでに「民営化」された国の管制官の職場環境や労働条件などに関して実態調査を行い、データベース化したうえで、加盟国にフィードバックすることが確認されました。
 我が国においても、今後とも、国際的な動向を監視すると同時に、安全確保を最大の柱にした管制業務実施体制を維持・拡充するためのとりくみを、重視することが必要です。
 最終日の全体会議では、各分科会での討議結果を全体で確認するとともに、二〇〇二年総会の開催地をメキシコに決定しました。参加者は、来年のスイス(ジュネーブ)総会での再会を約束し、それぞれ帰国の途につきました。



 あなたの母性を守るために
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 10月・11月は母性保護月間です
 
 若者よ! グループ保険にも来たれ! 
 4月から新しく全運輸に加入された新人のみなさん、全運輸独自の団体生命保険「グループ保険」への加入を募集しています。募集期間は4月28日までです。
 他の民間保険と比べても格安な保険料で充実した内容となっています。詳細は、所属分会の担当者にお問い合わせください。
 多くの若い皆さんの加入をまっています!