天気予報・注意報・警報等の気象情報について

天気予報・注意報・警報等の気象情報について - 目次
Q2. 貴社・貴団体の業務は、天気・気象現象にどのくらい影響を受けますか。
影響は非常に大きい:47.8%,影響される:31.4%,あまり影響されない:17.1%,まったく影響されない:2.7%,わからない:1.1%
回答団体数:3037
  1. 「影響は非常に大きい」,「影響される」の回答が79.2%で,気象と密接に関っていることを示しています。気象業務の重要性があらためて認識されます。
  2. 前回調査と比較して,「非常に大きく影響される」が,農林業は75.3%から80.8%に,水産漁業は82.4%から86.2%に増えています。
Q3. 利用している情報は、次のどれでしょうか。
観測データ:27.3%,今日・今夜の予報:57.6%,明日・明後日の予報:70.6%,週間予報:56.9%,1か月予報:14.9%,3か月予報11.4%,注意報・警報:47.8%,気候監視情報:7.3%,解析図・予想図:18.4%,統計資料:11.8%,その他:5.9%
回答数:9925
  1. 今日,明日などの短期予報が利用される割合がもっとも高く、次いで、週間予報、注意報・警報の順となっています。
  2. 短期予報は前回調査と比べ,農林業以外の業種で利用率が減少しています。一方、週間予報については,すべての業種で飛躍的に増えています。
  3. 1か月予報と3か月予報については、農林業、観光レジャー,報道機関が前回調査と比べて大幅に増えています。
  4. 観測データや統計資料などがあまり利用されていない結果になりました。入手方法や利用法などについて、調査が必要であると考えます。
Q4. 業務に影響をおよぼす気象要素は、次のどれでしょうか。(複数回答)
天気:38.7%,雨:71.5%,雪:48.8%,風:50.2%,気温33.4%,湿度:13.2%,気圧:9.9%,雷:23.4%,霜:15.0%,日照・日射:16.0%,凍結:25.8%,波浪:21.4%,視程:14.5%,その他:5.6%
回答数:11691
  1. 「降水(雨・雪)」と「風」が業務におよぼす2大要素であることがわかります。
  2. 前回調査と比べると、「雷」が11%増加しています。これはコンピューターなど電子機器の飛躍的な普及や,屋外でのレジャーなどを考慮したものと思われます。
Q5. 天気予報,注意報・警報、季節予報などの気象情報は、どこから入手されますか。(複数回答)
気象庁から:37.1%,気象庁以外の官庁から:13.8%,民間気象事業者から:8.9%,NTTの177から:29.9%,所属または同業の団体組合から:5.8%,テレビ・ラジオから:73.7%,衛星放送から:8.1%,インターネットから:24.2%,その他:7.1%
回答数:6257
  1. 情報の入手方法について、前回の調査にはなかった「衛星放送」と「インターネット」を新しく加えました。
  2. 前回調査では、「テレビ・ラジオ」が全体の8割近くを占めていましたが、メディアが多様化しているなかで、今回はやや減少しているのが特徴です。
  3. NTTの「177」(お天気ダイヤル)からの入手は29.9%と第3位であり、依然として需要が根強いことを示しています。
  4. インターネットによる情報入手が24.2%に達しています。これはインターネットが、リアルタイムで情報を収集する手段として位置付けられていることを裏付けるものです。
  5. 「民間気象事業者から」は、前回調査の1.2%から8.9%に増えましたが、一方で、気象庁(気象台・測候所)からの情報入手も前回の14.9%から37.1%と大幅に増えています。
  6. 今回の調査では「携帯電話」を選択項目に入れませんでしたが、気象情報の入手方法として需要が高まっていると聞きます。
Q6. 入手した気象情報はどのように利用・処理していますか。
そのまま利用する:49.9%,必要なものを選択する:39.2%,担当者の意見や判断をつける:9.6%,その他:1.3%
回答団体数:2958

前回調査と比べて、「そのまま利用する」が10.7%増え、「必要なものを選択する」が8.1%減っています。これは、メディアの発達とともに、あらかじめ必要な情報だけを得られるようにするなど、情報の受け手のニーズに応えられる基盤整備がすすんでいることも反映していると思われます。

Q7. 天気予報の質(的中率・精度)は向上したと思いますか。
向上したと思う:57.0%,少し向上したと思う:30.8%,変わらない:7.2%,悪くなったと思う:1.9%,わからない:3.0%
回答団体数:3008
  1. 「向上したと思う」と「少し向上したと思う」をあわせると,87.8%に達しています。これは、前回調査より6.8%上がっています。
  2. 産業別にみると,「向上した」が41.0%の交通・運輸がやや厳しい見方をしているほかは、特段の違いはありません。
Q8. 天気予報のうち,特に充実を望む予報はどれですか。(複数回答)
今日・明日などの短期予報:64.3%,週間予報:68.1%,1か月予報:16.0%,3か月予報:9.2%,暖・寒候期予報:15.4%,その他:4.9%
回答数:5342
  1. 前回の調査で圧倒的な高率(62.0%)で1位だった「短期予報」を抑え、「週間予報」が全体で68.1%と、1位になりました。これは近年,週間予報を利用する機会が増えていることと、短期予報の精度が向上した反面,週間予報の精度があまり良くないことが反映していると思われます。
  2. 「1ヶ月・3か月予報」、「暖・寒候期予報」も、前回調査よりも上がっています。
  3. 産業別にみると,農林業は相対的に長期予報の充実を望む割合が高くなっています。
Q9. Q8で選択された予報について、具体的にどういう点を充実してほしいのかをお聞かせください。
  1. 「精度をよくしてほしい」、「時間や地域をもっと細分してほしい」という意見が大半を占めていました。
  2. 「週間予報,長期予報の精度を上げてほしい」という意見もありました。
Q10. 貴社・貴団体が特に必要とする注意報または警報はどれですか(複数回答可)
大雨:72.8%,大雪:43.0%,強風(暴風):63.3%,風雪(暴風雪):27.8%,雷:22.8%,濃霧:16.3%,乾燥:8.7%,霜:12.1%,低温:15.5%,洪水:24.7%,なだれ:4.9%,着雪:7.7%,高潮:15.7%,波浪:18.8%
回答数:10673
  1. 前回調査と同様、「降水現象(大雨・大雪)」と「強風(暴風)」に関する注意報・警報に関心が高くなっています。とりわけ,「強風(暴風)」は前回調査より19%増えて、63.3%に達しています。
  2. 業種別では、農林業で「霜」や「低温」が高順位になっています。水産漁業では「強風(暴風)」と「波浪」に関する注意報・警報の必要性が圧倒的に高くなっています。
Q11. 注意報・警報は適時、適切に発表されていると思いますか。
そう思う:29.9%,大体そう思う:61.6%,そうは思わない:5.8%,わからない:2.7%
回答数団体:2960
  1. 「そう思う」、「大体そう思う」をあわせると、91.5%に達しています。
  2. 業種別に見ても,大きな差は見られません。
Q12. 注意報・警報について、どのような点を改善すればよいとお考えでしょうか。
  1. Q11の回答傾向とは裏腹に,改善を望む意見が多数寄せられています。
  2. 「時間・地域をもっと細かくしてほしい」という意見が大半を占めていました。その他、「いつも注意報が出ている気がする」、「警報が出ているのに雨が降らない」、「警報が出ると雨が止む」、「注意報・警報を長く出し過ぎ」などの意見もありました。

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