台風災害の悲劇を繰り返すな
9・26伊勢湾台風50年を考える集い開催
【関中地本名古屋分会発】50年前に台風が東海地方に甚大な災害を及ぼした9月26日、愛労連港地区労働組合協議会など6団体で構成する「伊勢湾台風50年実行委員会」による「9・26伊勢湾台風50年を考える集い」が開催され、名古屋分会から3名が参加しました。
 この集いには会場定員60名を上回る73名が参加し、名古屋分会の橋本副分会長が「第二の伊勢湾台風に備える」と題した記念講演を行い、そのなかで、最新技術による台風の進路予報は、大型で非常に強い台風の場合は24時間先で平均70kmと小さく、高潮もかなりの精度で予報できるとの説明とともに、50年に一、二回の大規模で非常に強い台風が来る予想なら、早めの避難が最善であることを呼びかけました。
 また、女性からの被災体験談では、となり近所が助け合うことが重要、共産党市議会議員からは、伊勢湾台風50年パネル展で当時の高校生の「自衛隊の救援は有難かったが、自衛隊に使う予算を防災に回して」という記載に感銘したという話がありました。
 午後は、くつ塚、高潮防波堤、日光川口排水機場、庄内川決壊箇所、防潮壁と0m地帯を見学しました。くつ塚は、高潮のため周辺で300人余が亡くなり、水が引いたあと犠牲者のくつが積み上げられたところです。伊勢湾台風の教訓をもとに伊勢湾台風クラスの高潮を想定した堤防が整備されましたが、伊勢湾台風を上回る規模の台風では、被害のおそれが十分にあります。正確な気象情報を発信することで避難行動を促し、二度と伊勢湾台風の悲劇を起こしてはならないと心に誓った一日でした。

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