「瞳は、精神よりあざむかれることが少ない」レオナルド・ダ・ヴィンチ
第2回東北国土交通共闘行政研究集会
【東北地本発】7月5日、仙台市戦災復興記念館で第2回東北国土交通行政研究集会が開かれました。今年のテーマは「日本国憲法と国土交通行政」。国土交通共闘会議 加藤桂一副議長による基調講演「地方分権の目的とねらい」の後、各単組(全建労、全建労地理、全運輸東北、全運輸航空、全港建、全気象)から研究発表と意見交換が行われました。
 各単組織の研究発表題目は、@交通運輸と地方分権そして日本国憲法(全運輸東北支部)、A海事産業と国土交通行政(全運輸東北支部)、B民間委託と国際ライセンス化に向けて(全運輸東北航空支部)、C航空の安全と刑法(全運輸東北航空支部)、D今後の気象衛星観測について 気象庁における民間活力の導入(全気象東北地本)、E地方分権で直轄国土はどうなる?得するのは誰?(全建労東北地本)、F直轄区間の河川管理について(全建労東北地本)、G岩手・宮城内陸地震対応と地方分権(全建労東北地本)、H国民の財産を守る測量・地図事業(全建労地理支部東北分会)、I地方分権と港湾行政(全港建東北地本)、でした。
 国民の移動する権利の実態や中小海運業者の現状、航空機事故にかかわる人為的ミスの問題、航空管制を支える技術の民間委託化のはらむ危険性に関する緻密な全運輸のお話、道路と橋梁、河川、港湾を作り上げ管理するスケールの大きな全建労・全港建のお話、そのなかにあって全気象の「気象衛星観測が続けられないかもしれない」という内容は、全建労地理の国土を正確に測る仕事の困難さとともに参加者の印象に残ったようです。研究会後の懇親会では「気象衛星ひまわりを国土交通共闘で打ち上げよう!」と一部で小さくこぶしを(心の中で)突き上げました。
 全気象の掲げる国民とともに歩む気象事業は、世界を解釈し変えていく行政の一歩手前で、事実をありのまま受け止める冷静な「瞳」であるべきかなと思いました。

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