気象業務への期待は大きい
航空安全会議が気象庁へ要請
 5月19日、航空安全会議による気象庁要請が行われ、安全会議から中沢議長ら6人、全気象から2人の計8人が参加し、気象庁側は隈航空気象管理官他3人が対応しました。
 遠隔予報について、安全会議からの「精度が低下していないか」、「修正が遅くなっていないか」などの指摘に対し、管理官は「今夏に予報の評価結果を発表するので、具体的なデータが出てから話をした方が良い」と述べるに留まり、検証結果を安全会議にも提供するよう求めました。
 現在TAFを出していない空港にもTAFを発表することについては、「要望は承っており、今年、チャーター便の便数が多いところにも発表するようにした」との回答がありました。
 空域悪天予想図の改善について、「6時間ごとの発表を3時間ごとにすれば、実況からの変化を理解しやすい」、「3時間の時間スケールできめ細かく予報して欲しい」、などの訴えがあり、管理官は、「期待の大きいことはよく分かったが、技術との兼ね合いで考えたい」と答えました。
 仙台と那覇の高層観測廃止について、「ジェット気流や前線帯などで重要な観測点だった」、「細かな逆転層の高さなども活用してきたが、解析図では判断できない」、「復活させることはできないか。また、この他にも廃止を考えているのか」と追及したのに対し、「検証の結果、なくても影響が少ないと判断した。今後については計画はないが、常に全体を見直している」と述べました。
 委託空港について管理官は、「要望があれば臨時観測を行う体制にある。基地官署でも監視しており、必要があれば臨時観測も行う」、「緊急時には、空港に要請があれば気象庁にも連絡が来るようになっている」と、特に問題はないとの認識を示し、安全会議から「夜間でも臨時観測を行うのか」と追及したのに対しても、「契約に時間は区切っていない」と回答しました。
 最後に、安全会議から、「気象業務への期待は大きい。今回のような話し合いの機会を利用し、改善を図っていただきたい」と述べ、要請をしめくりました。

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