走れ! き・じ・か・く☆  9号


三島測候所の廃止反対運動
1月18日、三島市内で街頭宣伝行動とりくむ   2時間たらずの行動で反対署名200筆以上集約
 「バーチャル測候所」の名で業務実験がおこなわれている三島測候所は、今年3月に廃止されようとしています。業務実験の開始から1年以上立った今でも機器のトラブルが多く、このような状態で測候所廃止となれば、地域住民を気象災害の危険にさらすことになりかねません。また東海地震の観測強化地域では初めての廃止であり、今後、網代・石廊崎・河口湖の廃止につながっていくことが懸念され、東海地震対策上でも問題です。静岡分会と静岡分会三島班では、「防災部門の行政のスリム化反対」「これでは地域の防災が守れない」として廃止反対運動に立ちあがっています。
      静岡分会中心に17名が三島に集結
           丹羽(静岡分会)さんの訴えが三島市内に響
 1月18日には、静岡分会が中心となって三島市本町(市内の繁華街)で宣伝行動が行われました。行動には静岡分会から9名、関中地本4名、全気象本部4名のあわせて17名が参加しました。
 宣伝行動は、12時過ぎから2時間程度の予定で始めました。
 静岡分会の丹羽さんがマイクを使って「三島測候所が3月で廃止されようとしています。私たちは測候所の廃止に反対しています。ビラを読んでください。署名に協力してください」などと通行人や買い物客に訴えました。その他の参加者は、通行人にビラを配って話しかけたり、署名への協力を訴えてました。また、2〜3人づつ班をつくって商店を1軒1軒訪問して署名への協力を訴えました。



   ・通りかかりの人も商店街の店員さんも好意的だった

 署名は、三島測候所の廃止反対署名(長官宛の個人署名)と気事拡署名の両方を用意し、通行人やお店の店員などにお願いしました。反応は好意的で多くの人が署名に応じてくれ、2時間あまりの間に200筆以上を集めることができました。
 ある通行人は「測候所の廃止はこまる。廃止反対運動をやっている所があるんですね」と言って署名に協力してくれました。また、停留所でバスを待っていたおばあちゃんは「機械がやった方が正確だから廃止されても大丈夫だと聞いた。けど機械も壊れる。やっぱ人が必要だね」と最後には署名に協力してくれました。商店街の人も「測候所廃止の話は知っている。行革だだからと言って測候所をなくすことはない。他に効率化や減らすところはいっぱいある。保健所も統廃合で三島からなくなった」と今の政府や自治体の方針に反対や不満を漏らしていました。

   ・久しぶりにがんばった。今日のビールはうまかった

 参加した静岡分会長は、「記憶に無いくらい久しぶりの署名活動だった。いまさら署名?という声も多々あり、また行動が遅いのも否めませんでしたが、元々組合活動は地道なもの。官側の『言いなりにはならないぞ!』の抑止力のつもりで参加しました。実際街頭署名は場所の選定等むずかしいもので、こわもてのお兄さんは避けてもっぱら人生の先輩に署名をお願いしました。三島の廃止は地方新聞への掲載もあって、比較的知っている人が多く、『もう決まりなのだろう』の苦言や『寒いのにご苦労さんだね』の言葉もありました。久しぶりの緊張感と若干の疲労感を覚えビールの喉ごしが心地よかった1日でした」との感想が寄せられました。

   ・400枚ものビラが配れてびっくり! OBに励まし受ける

 また参加したある予報官は、「私は通行人など不特定多数を狙わず、地元の商店のしかも老舗と思われる店をターゲットに署名をお願いしたことが功を奏した。こうした店はさすがに測候所の存在も無人化になることも知っており、署名には協力的でした。ただ『寂しくなるわね』という感情論が多く、測候所が必要との強い意見は聞こえてきませんでした。しかし、わずか2時間あまりで、しかも地方の都市、通行人も少ない中400枚ものビラを配れたことは、すごいことだと思います。また、かつて気象庁に勤めていたOBの実家が2軒あり、思い出話とともに励ましを受けたことは、思いがけない掘り出し物でした。最後に本部・地本のご協力に感謝します」と話していました。

 大勢で行動すると元気がでるものですね。久しぶりに元気をもらって帰ることができました。行動の後は、近くのお店で懇親を深め、その後、測候所の見学や三島大社のお参りをして解散しました。予定されていた東京新聞の取材は、記者が風邪をひいて来なかったことが悔やまれます。残念!

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