走れ! き・じ・か・く☆89号

五島市議会でも「福江測候所の機能
充実強化を求める意見書」が採択
昨年より要請団体を広げ、署名2500筆集約
【九州地本福江分会】
 福江分会では、11月段階で今年も測候所の分担解除が強行されるおそれがあったことから、気象事業整備拡充の国会請願署名とあわせて「厳原・福江両測候所の機能拡充を求める請願署名」にとりくむことになりました。
 前回と同様に2名1組を基本とし、前年度の担当者と今年度の転入者がペアを組みました。これにより、毎年署名をお願いしている団体へは、場所に迷うこともなく足を運ぶことができました。さらに相手の機関(例えば、防災機関とか、漁業関係)によっては防災情報の利用の扱い方が異なるため、前任者が訪問することにより、うまく対応もできるという面がありました。また、団体訪問は昨年、反応がよくないところは避けましたが、新たに要請団体を増やしつつ、取り組みをすすめてきました。
 署名活動にあたっての説明では「対馬地方および五島地方の防災情報を厳原測候所および福江測候所でなく、長崎海洋気象台が発表することになると、細分地域がこれまでの6地域から11地域(エリアも南北で約260キロ、東西で約130キロという大きさに広がる)になることから、05年7月末に発生したような大雨(この時、土砂災害情報を福江測候所から発表)に対してうまく対応できないのではないか」などの危惧についての話をおこないました。先日、測候所にかかってきた電話の中でも「私は上五島で釣具店を経営しているが、署名が回ってきた。五島列島は日本の西端に位置することからも重要な測候所だし、署名の中に書いているように今までどおり、福江測候所で情報を出してほしい」との励ましの電話もありました。また、団体要請をした時の相手方の反応は、「また、署名ですか」との声も一部ありましたが、それでもすぐ後には「測候所の気象情報はよく利用していますし、必要です」との声が上がってきました。署名の取り組みは12月にはいってからで遅くなり、署名目標達成まではまだまだですが、徐々に郵送での返送分の回収が進んでいます。
 2つの署名の取り組みとあわせて分会では、「福江測候所の機能充実強化を求める請願書」を分会名で昨年、市町村合併となった五島市議会へ提出しました。提出にあたっては紹介議員を日本共産党の議員に依頼しました。前回(02年)にも同様の請願をおこなっているため、議会事務局および紹介議員へのコンタクトおよび話はスムーズに進みました。これも前回、請願にとりくみ、採択を勝ち取った成果の一つでとりくみを継続することの必要性を感じました。なお、請願の採決は市議会の最終日の12月22日におこなわれ、同趣旨の意見書が採択されました。
 国会署名については、まだ訪問できていないところもありますので、引き続き、とりくみを続けて、実態(予報権廃止の動き)を住民や利用者に大きく知らせていきたいと思います。

2006年気事拡運動に戻る