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声明・談話

ユニフォーム購入における不適切な支出報道について 〜書記長談話〜

2005年6月24日付朝刊を皮切りに「国土交通省でレクリエーション用ユニフォーム不正購入」の内容で新聞・テレビ等報道が行われた。
国土交通大臣は閣議後の記者会見で「不適切で極めて遺憾」と見解を述べた。その後、国土交通省は全国6地方整備局22事務所で不適正な支出があったことを明らかにした。2005年1月に中部地方整備局での「ユニフォーム偽装購入」報道の後で省内の実態をつぶさに調査し、各地方整備局における不適正な支出を承知していたにもかかわらず事実を国民に知らせず半年間も公表しなかった事は許されないことである。
全建労は一貫して「国民本位の公共事業推進」「建設行政の民主化」を掲げて運動を進めてきた。不正・腐敗、違法行為は一掃すべきであると考え、今回の「不適正な支出」報道に関しては国土交通省に対して是正を求める。報道によれば国土交通省は「不正処理に関与した職員の処分をする」とされているが、全建労は単に職員の処分をすることで「徹底した原因究明」がおろそかにされ、「根本的な問題解決」が遅れてしまうことをむしろ懸念している。むしろ真実を全て明らかにして今後かかる不適正な支出が起こりえないような行政システムを構築することを求めたい。

ところで、全建労は職員の健康増進の一環で心身共にリフレッシュして行政効率を向上させることは必要なことであり、職員福利厚生の一つの方法として「レクリエーションを行うこと」そのものはむしろ充実させる必要があると考えている。今回の不適正な支出に対する報道機関の指摘を機会に今後「レクリエーションの用具を行政機関が用意すること」「勤務時間外に職員がレクリエーションを行うことを控える」ようなことはないように強く求める。また、福利厚生費は必要な予算が確保されておらず、心神を病む職員が多発しているのに職員の健康診断や非常勤職員の健康診断すら満足に出来ていない実態があり、必要な予算確保がはかられることを強く求める。
あわせて、ユニフォーム購入にかかる不適正な支出以外にも、予算の支出に関しては本来使途すべき事業が事情によって進められない場合などに予算の流用を行い、年度末の予算管理では未だに「使い切り」をするために無理な経理上の処理をしている。全建労は予算の流用や年度末の無理な処理のために職員が様々苦労し、そのための長時間勤務に及んでいることを是正するよう求めてきている。今回の報道を機会に、国民の血税を適切に有効活用すると共に、職員の健康を害するような不適切な行為の一掃と無理な予算執行の是正を改めて強く求めるものである。
全建労は国土交通省に働く全ての職員に対して、上司からの職務上の命に無批判に従うのではなく、最高法規である日本国憲法の求めに忠実に従い納税者の気持ちを十分に配慮した事業執行を行うよう呼びかける。
2005年6月27日
国土交通省全建設労働組合
【書記長】三浦 文次
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